おうちダイレクトは2022年6月30日をもってサービスを終了いたします。
詳しくはお知らせをご覧ください。
おうちダイレクトの売り出しページをご自身で充実させるだけでなく、見学前のお掃除もご自身で徹底的に行っていただいたAさま。おうちダイレクトのサービスの特性を深いところまでご理解いただけたAさまが思うおうちダイレクトの良さとは。担当の倉内を交え、この度の売却エピソードを振り返っていただきました。
※ 売却事例内では取材当時の情報で掲載しております。
おうちダイレクトを知ったきっかけはなんですか?
Aさまソニー不動産※やおうちダイレクトを最初に知ったきっかけは、知人から譲り受けた不動産に関する書籍でした。そこには不動産売買における「両手仲介」の弊害と、ソニー不動産※やおうちダイレクトの従来のやり方とは一線を画すビジネスモデルが丁寧に紹介されていました。
「オーナー登録」を完了してから「売り出し」のスタートまで、2年弱の時間がかかったんですね。
Aさま興味を持っていたおうちダイレクトでオーナー登録を進めたのは、売り出しを予定していた自宅マンションに売買実績が少なく、おうちダイレクトが提供するシステム推定価格を売り出し価格の指標として活用できるかもと思ったからです。
そこから実際の売り出しまでに時間がかかったのは、当時売却と並行して進めていた住み替え先のマンション購入の段取りを整えていたのが理由です。
マンションを売却するには、様々な方法があるかと思いますが、今回おうちダイレクトをお試し
いただけたのは、どこに魅力を感じてのことだったのでしょう?
Aさま一番の理由は、売却仲介手数料がかからないこと。これには大きなメリットを感じました。シンプルに高値売却にチャレンジできることと、他の手段で売却をした際には必ず発生する仲介手数料分の割引余地をサービス利用とともに得られるわけですから、使わない手はないと思いました。
加えて、自身が打ち出した売却希望額が、ややこしい計算を経ることなくそのまま自分の手元に入る数字として捉えられる単純さも、意識すべきことが少なくなるのでわたしにはありがたいものでした。また、なんでも人任せにするのが苦手な性分なので、不動産仲介会社に主導権を握られ、この報告やアドバイスは売主にきちんと寄り添ったものか、もっと言うとこの担当者は誠実で正直かといった余計な気を回したくなかったんです。
はじめての不動産売却ということで不安に感じていたことはありますか?
またはコーディネーターに相談、あるいは頼ったことはありますか?
Aさま正直、不安はあまりなかったですね(笑)。さきほど申し上げたように自身の性格上、不動産仲介会社に任せたほうが不安は大きかったのではないかと考えています。
倉内さん不安をそこまでお感じでなかったというのは、ご自身で重ねてこられた分析や、情報収集に確かさをお感じだった裏返しでもあったと、今回Aさまのご担当をさせていただき、色々な面でわたしも改めて勉強させていただきました。
サービス利用の前後でおうちダイレクトへの印象に変化はありましたか?
Aさま新しいサービスの体験では往々にして、思っていたものと違う、フタを開ければ期待はずれだったってことがありますが、おうちダイレクトに関しては、期待していた以上に良かったと思える点が多かったです。
それは具体的にどのようなものでしたか?
Aさままずは、マイページを通して買い手に訴求できる情報の質がユニークだったこと。売り手として、実際に住んでいたからこそ伝えたい、あるいは伝えることのできる情報を訴求しやすい設計思想をサービスに感じました。マイページは、自身のアピールしたいタイトルにあわせて文章を書き込んでいき、複数項目の組み合わせで売り出し物件のアピールを余すことなくできるよう工夫がされていて、これならPCが不得意な方でもそこまで苦労せずに良いページが作れるという印象を持ちました。もちろん、購入希望者とのマッチングからフォローしてくださった倉内さんとの出会いも得難いものでした。
倉内さんありがとうございます。実は、一番最初のやりとりでAさまには、お叱りを頂戴しましたね。その節は大変失礼いたしました。
Aさまああ。そうでした。鍵のやり取りでそんなことがありました(笑)。倉内さんとまだ一度もお会いしていないタイミングで、よろしければ鍵を預かりましょう、というようなご提案をいただいたので、こちらとしては順番がおかしいのではと意見をさせていただきました。倉内さんは倉内さんのお立場で、この部屋をいち早く多くの方々に紹介したいお気持ちだったのだろうと、倉内さんの人となりを信頼している今では、きちんと理解できていますが。
スタートさせたおうちダイレクトでの売却は順調でしたか?
倉内さんはい。とても順調だったと思います。集客を見込める売り出しページをAさまが上手にお作りいただいたことで、ターゲットのニーズを満たすだけでなく、他の競合物件に目移りさせることなくこのお部屋への購買意欲をおつなぎいただけていたように思います。Aさまのお言葉にもあったように、この場所で生活したからこそ分かること、伝えられることをタイムリーに好きなだけ訴求できるというのは、一般的な不動産売却のやり方であれば、不動産仲介会社と相談し、修正内容を決定、修正内容を反映というように、手間と時間がかかるケースも多いので、Aさまのようにご自身で売却プランや戦略を組み立てられる売主さまにはおうちダイレクトはしっかりフィットするサービスだと再認識できた思いです。
また、この度のケースでは、売り出しをスタートさせてからお部屋のお掃除を少しずつ進めていただき、完璧な状態にしてから見学のお申込みを受け付けたことも結果的に良いご縁を引き寄せた大きな要因だったと思います。
Aさま部屋を見学いただいた際に、掃除が行き届いていないことで購買意欲を損なうのは避けたかったのでクリーニングは、専門業者に頼むことなく、自分たちだけで徹底的にやりました。売り出しのロードマップにあるように、初めての内見申し込み直前にモチベーションが下がったのは、満足いくまで掃除をしたら、自分の家ながらとても良い部屋だなと感じてしまい、急に手放すことが惜しまれたからです。
倉内さんそんなご心境の変化があったとは。お察しすることができずに申し訳ございませんでした(笑)。
とはいえ、そのようなAさまの愛着や思いが通じる方にご見学いただき、Aさまもこの方にならお譲りしたいという気持ちが芽生えたご縁に恵まれたのは、こうしてゆっくり振り返ってみると偶然ではないように思えます。
おうちダイレクトの改善点やご要望があれば。
Aさま売却する側と購入する側、双方に互いの属性というか、おぼろげながらでもよいので人となりが知れるコミュニティやインフォメーションがサービス内に用意されていると良かったと思います。オンライン上のマッチングがサービスの肝とは言え、やはり売り買いどちらにとっても相手が見えない不安は少なからずあると思うので、その不安をやわらげる工夫の必要は感じました。
最後に、おうちダイレクトでの売却体験を総括すると?
Aさまいかに今の時代にマッチしたサービスかということを自身の売却体験で実感できたので、今では周囲におうちダイレクトをおすすめしています。オンラインである程度完結する個人売り出しというスタイルに、当初は親をはじめ、主に自分よりも上の世代の方々から心配する声もいただきましたが、わたし自身の感覚を頼りにおうちダイレクトにチャレンジしてみてよかったと強く感じているからです。
おうちダイレクトには、新しい不動産売買のツールとして、今後広く浸透していくことを期待していますし、自身も今後、マンションの売却を検討する際には、「おうちダイレクト」ありきで売却プランを練っていくことになると思います。もちろん、そのタイミングに、「おうちダイレクト」が現在と同様の独自性やメリットを保っていればという大前提での話ではありますが。
※ソニー不動産株式会社は2019年6月1日をもって社名を「SREホールディングス株式会社」に変更いたしましたが、事例内では取材当時の社名で掲載しております。
インテリア計画・販売会社にて、新築マンションのモデルルーム・お住いのコーディネートなどの提案、販売、施工管理業務に従事。2015年1月よりソニー不動産にて売却エージェント、リノベーション&リセール業務を経て現職(購入エージェント、おうちダイレクト担当)。
珈琲の試飲、近所で焚火や昆虫採集、アジ釣り、渓流釣り、網を編むこと。
不動産の売却をされる方・購入をされる方ともに「快適な新生活」を手に入れていただくための、合理性、透明性、公平性に富んだサポートをご提供させていただきます。