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オーガニックで優しい世界感が心を和ませてくれると、家具や雑貨でもすでに人気の北欧デザイン。今回は一歩進んだ使い方として、壁紙での使い方に注目。北欧を代表するテキスタイルデザイナーTeija Bruhn(テイヤ・ブルーン)がデザインする「Och(オック)」の壁紙を使って、北欧の街並みや自然界に見る色を住まいに採り入れてみましょう。
家具や雑貨とカラーをリンク
壁紙のビギナーさんにおすすめなのが、スペース内で使う色を合わせるテクニック。キッチンならキッチン、ワークスペースならワークスペースと、テーマカラーを決め、その色を壁紙でも採り入れることで、すっきりとカラーマネジメントが整った空間になります。北欧デザインの壁紙なら、人気の北欧インテリアにもスムーズにマッチします。
使用壁紙:Sade
こなれ感を演出する2柄使い
インテリア上級者の雰囲気を醸し出すなら、2柄使いにも挑戦したいところ。手軽に採り入れるなら、キッチンカウンターや柱など、比較的面積が小さなところが狙い目です。2柄のうちひとつはインパクトの強いもの、もうひとつにおだやかな色柄を選ぶことで、2柄がケンカすることなく、空間全体がしっくりとまとまるでしょう。また、住まいに関連する柄が多いのも北欧デザインの特徴のひとつ。キッチンにフルーツや野菜、ツール柄など、スペースの役割と関連のある柄を選ぶのも遊び心の見せどころ。
使用壁紙:(左)Pilkku/(右)Onni
大きな面積には、単色と柄の組み合わせ
お気に入りの柄を見つけたけれど、一面全てに貼り込むと圧迫感があるかも…そんな時は、柄の中からピックアップした1色を単色使いで組み合わせてみて。さらにその色をインテリア小物や家具として散りばめることで、空間全体にゆるやかな統一感をもたらしつつ、お気に入りの壁紙が主役になるコーディネイトが完成します。
使用壁紙:Koti
賃貸でもあきらめない! 壁紙活用のテクニック
壁紙でイメージチェンジをしたいけど、解約時の現状復帰が心配で……という賃貸マンションにお住まいの方に朗報です。近ごろでは手軽に壁紙を楽しむ方法も増えました。壁紙を貼る際に使用する糊の種類によって、元の壁紙に重ねて貼ることができ、しかも簡単に剥がせて糊のあとが残らない優れものも登場しています。とは言え、家具を動かしてまで壁紙を貼るのもなんだかな…という面倒くさがり屋さんには、壁そのものに貼らなくても、壁紙をインテリアのアクセントにする方法をご紹介します。
カットした木の板や段ボールに壁紙を貼り込んで、立てかける。ただそれだけです。バックが白いことで壁紙の柄も映えやすく、賃貸でよく見かける白い壁がメリットとして活かされます。ごちゃごちゃした印象にならないポイントは、思い切って大きなサイズにすること。雑貨以上、家具未満の存在感を目指して。両面に貼れば、空間をゆるく仕切るパーティションの役割も担ってくれそうですね。
使用壁紙:(左)Puu/(右)Pilkku
ホームパーティーや家族のバースデーなど、ちょっとスペシャルな時には、壁紙をテーブルランナーに。ダイニングテーブルは住まいの中でも比較的大きな面積を占める家具。ダイニングテーブルに柄が加わることで、空間の印象はぐっと変わってきます。
使用壁紙:(下)Pilkku/(上)Onni
たった一面を張り替えるだけでも、空間の雰囲気がガラッと変身。貼り方や柄次第で仕上がりの印象が変わるというのも、壁紙を使ったDIYのおもしろいところです。まずはお気に入りの柄を探してみてください。
(取材・文:宮下菜歩/soretona)
取材協力
最終更新日:2018年08月30日
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