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古民家実例。500万円で入手できる400坪超え物件

2017年12月04日

アチュー・ワークス

古民家実例。500万円で入手できる400坪超え物件

田舎暮らしで生まれる物語#3

古民家実例。500万円で入手できる400坪超え物件

遊び心やクリエイティブ欲をくすぐる古民家物件

南砺市(なんとし)には居住可能で、広々とした古民家や中古住宅が多く、いわゆる「田舎暮らし」の最初のハードルともいえる物件には恵まれている地域です。もちろん築50年を超えるような大きな一軒家については相応のリフォームをしなければなりませんが、逆に一から自分好みのプランニングが可能であるという魅力があります。第1回、第2回で紹介した、「BED AND CRAFT TATEGU-YA」や「gonma」も、リフォームができる古民家だからこそ生まれた理想のスペースといえます。

第1回 建具屋をリノベ!感動と癒しの古民家ゲストハウス

第2回 古さこそメリット。わが土地の歩みを生かす空間づくり

「BED AND CRAFT TATEGU-YA」。元の古民家の良さを生かしたからこその素敵な空間(第1回参照)


南砺で暮らしません課のウェブサイトには空き家情報の他に、移住・定住に役立つ情報が掲載されている。


南砺市ではこうした物件を、取り扱い不動産業者と連携して「南砺市空き家バンク」としてウェブサイトにまとめ、市外、県外の方にも一覧してもらえるようにしています。これを見ていると、築50年ながらそれほど手を入れなくてもすぐに住めそうで、新幹線の新高岡駅に通じるJR城端線(じょうはなせん)が生活圏の4K賃貸一軒家が月額3万円で、美しい旧市街に隣接するエリアの、土地231坪、建物約50坪、駐車場3台分付の立派できれいめの2階建てで2300万円の物件など、多彩な物件が掲載されています(2017年10月27日調べ)。


その中からピックアップするのが、この物件。

堂々とした外観。農業でにぎわっていた当時の豊かさが伝わってくる


築70年を超えますが、それだけに土台や梁、屋根などはしっかり造られ、形状も昔の散居村の伝統を残した堂々としたもの。60坪超えの広い建物。現況をみると当時の伝統の中で田舎暮らしの豊かさと進取のおもかげが。歴史的に信仰の篤い地域ということで、陽の当たる一番のメインとなる広間には立派な仏壇を収めていたスペースがあり、一方で玄関を入ってすぐ左には、カーペット敷きでシャンデリアとバーカウンターが設置された昭和の洋風な応接間。当時の新しいライフスタイルが偲ばれます。

縁側に連なる大広間。オープンな客間として使えそう。

昭和な香りが逆に新鮮な洋室。


その内装はもちろん相当な手を入れなければなりませんが、スケルトンとして割り切ってしまえば間取りも自在に変更可能。立派な梁を生かして思い切って屋根までの高さを楽しむ余裕のある空間づくりなども魅力的なプラン。電気、上下水道に加えて井戸もあり、住むだけではなく、多様な目的に使えそうです。

裏庭に面した部屋や廊下も存分に陽が差す。現状の間取りを変更すれば裏庭と前庭まで風も陽も通る空間になる。


多様な目的といえば、この物件には納屋と土蔵も含まれています。納屋は車も収納できる広さですが、スタジオやギャラリーのような使い方もできそうです。土蔵は昔ながらの立派で堅牢な造り。こちらも今だからこその発想で新しい使い道を考えられるスペースでしょう。全体的な敷地面積は約400坪。かなりの広さです。

写真左が納屋、中央奥に見えるのが土蔵。


さらにうれしいのが隣接する33坪の野菜や花を栽培できる畑も格安で借りることができます。自家製の素材を使った自宅レストラン、カフェなどの夢も広がります。ちなみに、クラフトビール業界で評価の高い「城端(じょうはな)麦酒」のブリュワリーが自転車で5分ほどの距離にあります。この地が空気、水、環境の良いエリアという証明ともいえます。

隣接する畑。南砺では野菜だけではなく花の栽培も盛ん。隣の砺波市はチューリップが全国的に著名。ハーブなどにも適した環境。

物件をご紹介いただいた「南砺で暮らしません課」のお二人もしばし仕事を忘れて心地よさそう。


「空いている民家に新たに明かりが灯る。それが街の元気や地域の美しく楽しい風景になるんです」という言葉が沁みる。


縁側や庭から望む砺波(となみ)平野、南砺の田園風景。風、朝日に夕日。ゆったりとした時間を過ごせ、カントリーライフをのんびりでもクリエイティブに没頭することでも楽しめそうなこの物件は土地込みで480万円。リフォームや少しずつ環境を豊かにする費用などをどれくらいとするのか? というハードルはありますが、移住の選択肢のひとつとして、こうしたくらしと趣味や仕事を同時に楽しめる物件もいかがでしょうか。


(取材・文:岩瀬大二/撮影:片山よしお)


取材協力

最終更新日:2018年08月30日

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