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絶対ソンしたくない!「金利」を肌感覚で身につけよう

2017年12月21日

アチュー・ワークス

絶対ソンしたくない!「金利」を肌感覚で身につけよう

知っトク!住宅ローンのツボ#2

絶対ソンしたくない!「金利」を肌感覚で身につけよう

(写真:アフロ)

住宅ローンの明暗をわける「金利タイプ」って何?

「さぁ、家を買おう!」と決めた時から、決めなければならないことがたくさん出てきます。そのひとつが「固定金利」と「変動金利」どちらの金利タイプにすべきか? という問題。住宅ローンの金利タイプには、大きく分けて「固定金利型」「変動金利型」「ミックス型(固定期間選択型)」の3種類があり、住宅ローンを組む時にはまずこの「金利タイプ」を選択しなければなりません。


  • 固定金利型:金利がずっと変わらない
  • 変動金利型:景気や政策などによって金利が定期的に見直される
  • ミックス型:一定期間のみ固定金利に、固定期間終了後は変動か固定かを選べる


「でもいったい、どれを選べばいいの?」


ということで、多くの人はまず、銀行やハウスメーカーの担当者に相談するでしょう。そして、銀行やハウスメーカーが一番に勧めてくるのはおそらく「変動金利型」だと思います。


通常、変動金利は固定金利よりもやや低めに設定されているので、変動金利でシミュレーションしてもらうとトータルの返済金額が少なく算出され「安くておトク」に見えます。これは、金利の変動リスクが反映されていないから。


また、金利が上がった場合、銀行は固定金利だと本来増えるはずの利子が得られないリスクがあるため、変動金利型で貸したほうが有利になることも、変動金利を勧められる理由のひとつです。変動金利型は金利が上がりつづけた場合、返済額が上昇して家計が苦しくなってしまうリスクもあります。「金利が上がるとどれくらい支払い総額が増えるのか」をキチンと知っておけば、リスクに応じた金利タイプを選択できるでしょう。


マネープランをじっくり検討して、大きな買い物を成功させよう!(写真:アフロ)

金利が1%上がると、支払い総額はいくら増えるの?

もしも金利が1%上昇したら――変動金利では、ひょっとすると固定金利よりも支払い総額が増えてしまうリスクが。そんなときに、金利1%でどれくらい返済額が変わってしまうのかを肌感覚で身に着けておけば、「多少支払いが増えても大丈夫!」と自信が持てますし、「リスクは取れないから、やっぱり固定金利にしよう」と決断もできます。


仮に、1000万円を返済期間30年・金利1%で借り入れた場合、もし金利が1%上昇したら支払い総額はいくら増えるのでしょうか。


金利変動支払い総額(利息)は
いくら増える?
1%上昇
(金利:1%→2%)
+173万円
2%上昇
(金利:1%→3%)
+360万円
3%上昇
(金利:1%→4%)
+561万円

※元利均等返済で計算


計算3000万円借りる場合は3倍してみてください。もちろん、「そんなに金利が上がるわけないよ……」「30年、借りた瞬間から金利が上がるなんてありえない」というご意見もあるでしょうけれど、これはあくまで感覚値として身に着けておきたい数字。


金利1%の違いで「100万円単位」で返済額が増える――変動金利を選ぶということは、返済額が増えても家計が耐えられるかという判断でもあります。返済期間が短ければ利息もぐっと減りますので、ご自身の計画に合わせて計算してみるとよいでしょう。

メリット・デメリットを理解して金利タイプを決めよう

目先の金利の安さを優先するか、それとも金利が変わらない安心感を優先するか。また、今後、金利が上昇するか、低金利がつづくか、という予測によっても金利タイプの選び方は変わってきます。「ミックス型」は、固定と変動のいいとこ取りですが、将来の金利予測や支払い余力に自信がなければ、変動金利と同様の金利上昇リスクが待っていますので注意が必要です。


もう一つ、ミックス型を検討する時に頭に入れておきたいことがあります。ミックス型は金利が上がった場合の利息上昇リスクを半減させる代わりに、金利が下がった場合の利息軽減効果も半減してしまいます。リスクを軽減させる代わりに、恩恵も減るというのがミックス型の注意点です。


「まめに住宅ローンのチェックをしたいなら変動金利、めんどうくさい人は固定金利」という考え方も。(写真:アフロ)


先述のように、銀行やハウスメーカーでは変動金利を勧めるケースが多いので注意が必要です。


逆に、ライフプランをきちんと聞いてくれたうえで、全期間固定金利の住宅ローンを勧めてくれたり、今後の金利の見通しやリスクまで説明できた上で、きちんとした計算のもと、変動金利を勧めてくれるようなところは良心的だと言えるでしょう。


人生の中で大きな買い物であるマイホーム。銀行やハウスメーカーのアドバイスはもちろん参考にすべきですが、最後は自分の選択です。ライフプランや自分の性格、考えなどをしっかり考慮して、納得できる住宅ローンを選択しましょう!


▼あなたはどのタイプ?




【監修】

  • 中川優也(理想の家と生活を手に入れるためのコンサルタント)

最終更新日:2017年12月21日


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