ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
リストラ、倒産、失業…残ったローンと家はどうすればいい?

2018年03月22日

アチュー・ワークス

リストラ、倒産、失業…残ったローンと家はどうすればいい?

知っトク!住宅ローンのツボ#12

リストラ、倒産、失業…残ったローンと家はどうすればいい?

(ペイレスイメージズ/アフロ)

住宅ローン返済中に失業してしまったら?

夢のマイホームを考えているみなさんにこんなテーマのお話をするのは酷ですが、実際に住宅ローンを抱えて失業してしまう人って多いんです。特に昨今は、誰もがいつリストラや会社都合の退職を強いられるかわからない時代。失業以外にも減給、病気、ケガなど、さまざまな予期せぬ理由で住宅ローンが払えなくなることだってあります。そういった時、どのように対処したらよいのでしょうか。もしもの時のために、頭の片隅に入れておきましょう。

住宅ローンを返済できなければ、最終的には家を没収される

まず、住宅ローンの返済が滞ったらどうなるか? ということからお話していきましょう。答えはズバリ、「最終的には住む資格がなくなって、マイホームは没収される」です。しかし、支払えなくなったらかといってすぐに追い出されるというわけではありません。実際には3ヶ月から1年ほどの猶予期間があり、その間に(滞っている金額すべてを)返済できれば大丈夫です。


滞納して数ヶ月経った頃から、催告書や督促状が届くようになります。それに加え、金融機関からの電話などもかかってきます。それも無視した場合、「金融事故」の扱いとされ、個人信用情報機関に通告されます。そして最終的には「代位弁済通知書」という通知が届きます。これは“あなたの代わりに保証会社に支払ってもらいます”というもの。これをもって、家の権利は保証会社に移されるので、完全に住む資格がなくなります。その後、裁判所からの現地調査が入り、競売へ。売却が成立しても出ていかない場合は、強制立ち退きが命じられます。

ローンを契約する際に取り交わす「金銭消費貸借契約書」には、支払いが滞った場合の取り決めが明記されています。(ペイレスイメージズ/アフロ)


以上が、住宅ローンが返済できなくなった場合の大まかな流れです。想像しただけでも怖いですよね…。

だからといって、手をこまねいていてはかえって苦しくなります。万が一のときにはどうすればよいでしょうか?

誰にも相談できずに時間だけが過ぎてしまう…だけは避けよう!

失業というショックや恥ずかしさのあまり、誰にも相談できずにいる人がいます。しかし、住宅ローンの返済は毎月やってきます。住宅ローンが支払えない状態になりそうになったらすぐに、その対処法を考えなければなりません。

誰に相談するか?


一番に相談すべきは、金融機関です。よく、金融機関から「住宅ローンの返済が滞っているようですが…」と連絡がくるまで、なにも対処をしない人がいます。その連絡さえ無視する人もいます。それはナンセンス。お金を借りている相手のことを無視すればするだけ、その信用は失われていきます。


まずは契約している金融機関の窓口に相談に行き、失業した旨を正直に伝え、相談してみましょう。銀行の担当者もヒトですので、意外と親身になって相談に乗ってくれます。状況次第では返済年数を延ばしてくれたり、元金の支払いをストップして利息だけを支払うことで月々の返済額を少なくするなど、プランの変更を検討してくれることがあります。


金融機関に相談する一方で、自分自身でもお金の工面ができないかを検討してみましょう。失業という緊急事態とあらば、親や友達などに頼るのも手です。

滞納してからでは信用がなくなるうえ、対策が限られてしまいます。1人で悩まずに、まずは金融機関に相談すること!(写真:アフロ) 

心配な人は「失業保険付き住宅ローン」を選択するのもアリ

急な会社倒産やリストラなども起こりかねない時代。最近は、失業保険付き住宅ローンというプランを設けている金融機関が増えてきました。これは、会社都合で失業してしまった場合に、一定期間、保険金が支払われる保険。


保険会社によって内容は異なり、毎月のローン返済に充当する金額の保険金が支払われるものや、雇用保険の基本手当と働いていた時の給与の差額を保険金として受け取れるものなど、条件はさまざま。失業時だけでなく、病気で入院した場合の入院保障がついているものなどもあります。


就業時のような満額の収入はありませんが、万が一の時にローンの返済遅延のリスクを回避できる救いの手となります。今の会社に不安を感じている人や事業廃業のリスクがある個人事業主、病気になった時のリスクに不安がある人などは特に、住宅購入時に検討しておくことをおすすめします。


ローンが支払えなくなっても「どうにかなるだろう」と思って放置する人がいますが、結果として誰もどうにもしてくれません。住宅購入時から失業などのリスクについても検討しておくことはもちろん、購入後、少しでも返済していくことに危機感を感じ始めたら、放っておかずに対処法を見つけるようにしましょう。


【監修】

  • 中川優也(理想の家と生活を手に入れるためのコンサルタント) 

最終更新日:2018年03月22日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。