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住宅ローン返済中に離婚したら、家はどうなる?

2018年04月05日

アチュー・ワークス

住宅ローン返済中に離婚したら、家はどうなる?

知っトク!住宅ローンのツボ#13

住宅ローン返済中に離婚したら、家はどうなる?

写真:アフロ

3組に1組は離婚するといわれる時代。今は仲良しの夫婦でも、いつ何時「もう離婚よ!」ということになるかはわからないものです。夫婦で購入した住宅がある場合、離婚したら家やローンはどうなるの? もしもの離婚の時のためにリスク対策を考えておきましょう。

まずは「売るか、売らないか」「誰が住むのか」を決める

離婚した場合の対処法は、住宅ローンの名義人や、離婚後に家を売るか売らないか、誰が返済していくかによって異なってきます。離婚の際にはこういった問題を、話し合わなければなりません。離婚の原因は夫婦によってさまざまですが、価値が大きい財産である住宅の問題ですから、冷静になって慎重に取り決めていくことが大切です。もしも話し合いができるような状態でない場合には、弁護士などの仲介が必要です。


まず、離婚するにあたって、家をどうするかを決める必要があります。つまり、家を売るか売らないか。売らない場合は、誰が住むのか。という問題です。


▼ 家を「売る」場合

家を売却する場合は、売却したお金でローン残高を完済できるか、それとも残債が残ってしまうかによって話が変わってきます。


【1】売却により住宅ローンを完済でき、お金が残る場合

売却によって利益が生じた場合は、売却で得た利益を夫婦で分割する方法が一般的です。


【2】売却しても住宅ローンが残ってしまう場合

この場合、原則的に預貯金で埋め合わせるなどして残債をなくさないと住宅を売却することができません。任意売却という方法を使えば、住宅ローンが残っていても売却することができますが、この場合、売却後もどちらかが住宅ローンを払い続ける必要があります。まずはその差額がいくらあるかを確認して、どのように売却を進めるのかを考える必要があります。


写真:アフロ


▼ 家を「売らない」場合

売却をしない場合、毎月のローンの支払いはだれが負うか、名義を誰のものにするか、家をもらわない配偶者は財産分与としていくら受け取るべきか、保証人の問題など、難しい問題が生じます。売らない場合の対処は夫婦によってさまざまですが、よくあるケースについていくつかご紹介します。


【1】妻が家に住み、夫が住宅ローンを支払う

妻が子どもの親権者になる場合、夫が養育費代わりに住宅ローンを払いつづける家庭も多いです。住宅ローン債務者と居住者が異なるので金融機関の手続きが必要となってきます。ただし、夫はもう住んでいない家に対してローンを支払っていくことになりますので、ともすれば支払いを滞納する可能性も。夫が滞納した場合、妻子は立ち退きを迫られることになります。そのようなことがないように、夫に必ず払ってもらえるよう、公正証書などを交わして条件を明確に決めておく必要があります。公正証書を交わすことにより、養育費の支払いが滞った場合に、夫の給与から強制的に徴収するといったことも可能になります。


【2】妻が家に住み、住宅ローンを夫から引き継ぐ

近頃は女性でもバリバリ働いている方が多いので、離婚後に妻が子どもと住んで夫名義のローンを妻が引き継ぐケースもよく見られます。妻が安定的に、それなりの収入があって住宅ローンの残債に対する審査が通る場合、このケースは成立します。妻が専業主婦だったり、収入が低かったりすると審査が通らないので、名義を引き継ぐことはできません。


【3】夫が家に住む

夫が家に住みつづける場合、家が夫名義であれば、そのまま夫が住みつづけて、住宅ローンの支払いを行っていくとことになります。


離婚のことなんて考えたくないけれど、大事なお金のこと。いざという時のためにリスク対策を考えておきましょう。(写真:アフロ)


このほかにも、賃貸に出して家賃収入でローンを支払いつづけるなどの方法もあります。

妻が連帯保証人になっていて、外れたい場合

妻が連帯保証人になっている場合、たとえ離婚後であっても責任を免れることはできません。離婚後に夫が住宅ローンの支払いを怠った場合、妻に支払の義務が発生することになりますので注意が必要です。

もしも、妻が連帯保証人から外れたいという場合は、金融機関と交渉して了承してもらう必要があります。さらに、新たな保証人も立てることを求められる場合もあります。妻の代わりに夫の両親や兄弟、親類などで一定の収入がある人にお願いして連帯保証人になってもらうのです。


以上のケースだけ見ても、話し合わなければならないこと、手続きも複雑で身が縮む思いですよね。やはり離婚せずに夫婦円満でいるのが一番です。とはいえ、離婚という可能性は誰にとってもゼロではありませんから、マイホームを購入する時にはどちらかに任せっぱなしにせず、名義や契約内容、連帯保証人のことなど、お互いにきちんと把握しておくことがとても大切です。


【監修】

大竹のり子(株式会社エフピーウーマン 代表取締役) 

最終更新日:2018年04月05日

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