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祭りがアイデンティティー! 神仏が身近に感じられる江東区「門...

2019年01月08日

アチュー・ワークス

祭りがアイデンティティー! 神仏が身近に感じられる江東区「門前仲町」の商店街

商店街のある街探訪

祭りがアイデンティティー! 神仏が身近に感じられる江東区「門前仲町」の商店街

2011年に新しい本堂が完成した「成田山 東京別院 深川不動堂」

門前仲町は江戸の昔、「永代寺」の門前町として栄えたことから、この地名がついたのだとか。それから数百年たった現在も、門前仲町は「成田山 東京別院 深川不動堂」(以下、深川不動堂)や「富岡八幡宮」の門前町としてにぎわう、江戸情緒の残る街。今回はそんな門前仲町にある3つの商店街を調査した。


◆人情深川ご利益通り(深川不動尊商店会)

・東京メトロ東西線「門前仲町」駅から徒歩1分、都営大江戸線「門前仲町」駅から徒歩3分

◆深川仲町通り商店街

・東京メトロ東西線「門前仲町」駅・都営大江戸線「門前仲町」駅から徒歩1分

◆牡丹町笑栄会商店街

・東京メトロ東西線「門前仲町」駅から徒歩5分、都営大江戸線「門前仲町」駅から徒歩10分

――――――――――

・周辺の家賃相場 (駅徒歩10分以内、1K/1DK)11万円※2018年12月6日現在

お不動さんへの参道「人情深川ご利益通り」

永代通りから深川不動堂までの参道と仲見世を合わせた150mほどの通りが「人情深川ご利益通り」。お土産にぴったりな漬物屋さんや和菓子屋さん、小物屋さんなどが並び、参拝客でにぎわっている。


「人情深川ご利益通り」と永代通り沿いの「深川仲町通り商店街」では、毎月1、15、28日に縁日が開かれ、一年中お祭り気分が味わえる。なかでもおすすめは28日の縁日。「人情深川ご利益通り」の店舗が声をかけあって、縁日をより盛り上げる取り組みを始めたそう。普段は買えない限定商品も並ぶというから注目だ。


深川不動堂まで続く「人情深川ご利益通り」の入り口


地元の人々が親しみを込めて「お不動さん」と呼ぶ深川不動堂がある場所は、江戸の昔は永代寺だったのだとか。元禄16年に成田山新勝寺の不動明王を永代寺の境内で出開帳したのが、深川不動堂の始まりと言われている。


本堂では毎日9時、11時、13時、15時、17時の5回、御護摩修行が行われている。参拝者の願い事が書かれた護摩木を焼く炎は迫力満点だ。


深川不動堂の新本堂の壁面(向かって左)には、お不動様の真言を表す梵字が並んでいる。


「趣味のお菓子處 深川華」は明治25年創業の老舗お菓子屋さん。4代目の山﨑隆夫さんと潤子さんが店内で焼く「きんつば」は深川名物の一つ。餡のすっきりとした甘さが絶妙だ。

きんつばの他にも、今は生産をストップしたお菓子も。職人さんにお願いして特別に作ってもらっているそうです。他では扱っていない、懐かしいお菓子もここなら見つかるかも?


「趣味のお菓子處 深川華」。こわれ煎餅を「鼓和れ」(こわれ)と表現するところが江戸の粋。


丁寧に手焼きされる「趣味のお菓子處 深川華」のきんつば。


山﨑さんに門前仲町の魅力を聞いてみると、最近は昔ながらの商店がどんどん減ってチェーン店やマンションに変わってしまうと、寂しそうな表情。

ところが、「深川八幡祭り」(富岡八幡宮例祭)の話になると、目の色が変わった。


「深川八幡祭り」は神田明神の「神田祭」と日枝神社の「山王祭」に並ぶ江戸三大祭りの1つ。「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様」という言葉があり、「深川八幡祭り」は神輿が自慢のお祭りだ。

山﨑さんはそんな「深川八幡祭り」の神輿総代を務めている。


「この辺の人は1年がお祭りでまわってるんだよ。最近は新しいマンションが増えて住民も入れ替わっているけど、新しい人たちも祭りに親戚一同を招いて自慢したりしてる。それでいいと思うんだ」と山﨑さんは微笑む。


「趣味のお菓子處 深川華」の4代目、山﨑隆夫さんと潤子さん。


「人情深川ご利益通り」には、参拝帰りに立ち寄りたい、居心地のいいカフェもある。「MONZ CAFE」は建築家であるオーナーが参道に活気を取り戻したいと、人が集まり交流する場として誕生させたカフェ。ニュージーランド発の「オールプレス エスプレッソ」のコーヒーが飲める。


実は28日の縁日を盛り上げようと声を上げたのは「MONZ CAFE」。28日には普段のメニューにはない、升入りの抹茶ティラミスが登場するというから見逃せない。


「門前仲町はカフェの街として人気の清澄白河からも近く、おしゃれなパン屋やカフェも増えています。ローカル感がありながら、クリエイターや外国人、会社経営者など、バラエティーに富んだ人々が暮らしていて、とても面白い町だと思います」とマネージャーの大熊智哉さんは言う。


「MONZ CAFE」。晴れた日には外のベンチ席も気持ちがいい。


「MONZ CAFE」のスイーツは見た目もキュート。


「MONZ CAFE」の大熊智哉マネージャー。

門前仲町のメインストリートに広がる「深川仲町通り商店街」

「深川仲町通り商店街」は永代通りを中心に、門前仲町一丁目、門前仲町二丁目、富岡一丁目一帯に広がる商店街。

地価の上昇とともに賃料が上がり、最近はチェーン店などが増えているが、昔ながらの老舗もいくつか頑張っている。


飲食店や書店、洋品店などが並ぶ「深川仲町通り商店街」。


明治40年創業の「深川 伊勢屋」もその一つ。和菓子店として知られているが、門前仲町にある本店にはレストランが併設され、食事も楽しめる。


また、店の端にはお惣菜コーナーもある。煮物、揚げ物、卵焼きに、ビーフシチューに揚げ物と、和から洋までおいしそうなお惣菜がたくさん並び、毎日の食卓に彩りを添えてくれそう。


「深川 伊勢屋」は「深川仲町通り商店街」と「人情深川ご利益通り」が交差する角にある。


「深川 伊勢屋」のバラエティー豊かなお惣菜。

牡丹が咲き誇る「牡丹町笑栄会商店街」

「牡丹町笑栄会商店街」があるのは、永代通りの南側、江東区牡丹。駅から少し離れた静かな住宅街で、地元の人々に愛される個人商店が町全体に点在している。


牡丹という地名は、このエリアに牡丹を栽培する農家が多かったから。現在も「牡丹町笑栄会商店街」のそばにある「古石場川親水公園」(ふるいしばがわしんすいこうえん)には牡丹園があり、毎年春になると色とりどりの花を咲かせる。


「牡丹町笑栄会商店街」は地域密着型の個人商店が多い。


「古石場川親水公園」は古石場川(ふるいしばがわ)に沿って整備された、約800m続く細長い公園。海水の上がる水路には時々アサリが発生することもあるそう。

「古石場川親水公園」の西側には、広い「牡丹町公園」もある。大きな滑り台やアスレティックなどの遊具が充実していて、お弁当を持って遊びにくる親子連れも多い。


「古石場川親水公園」は憩いの場。近隣のビジネスマンも休憩に来る。

 

遊具が充実している「牡丹町公園」。

地元民のレコメンド!

今回、取材で出会った人々から聞いた門前仲町のおすすめスポット。


「深川 華」の山﨑さんのおすすめは和食店「てら田」。「センスが良くて、何でもおいしいよ!」と山﨑さん。


「MONZ CAFE」の大熊智哉マネージャーのおすすめは、タイ料理店の「ヤムヤム」。屋台風の雑多な雰囲気も魅力的。


神仏がすぐそばにあり、江戸の面影が感じられる門前仲町。もしもこの町に暮らすなら、毎月の縁日を楽しみ、夏には「深川八幡祭り」で神輿を担ごう。東京は人と人とのつながりが希薄というけれど、門前仲町なら祭りを通して、地域との結びつきを感じて暮らせそう。


文/香取ゆき 撮影/鈴木英乙



最終更新日:2019年01月08日

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