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「おばあちゃんの原宿」は住みやすい⁉ 働き世代にも魅力的な「...

2019年01月17日

アチュー・ワークス

「おばあちゃんの原宿」は住みやすい⁉ 働き世代にも魅力的な「巣鴨」の商店街

商店街のある街探訪

「おばあちゃんの原宿」は住みやすい⁉ 働き世代にも魅力的な「巣鴨」の商店街

商店街の入り口にある「眞性寺」のお地蔵さんは江戸六地蔵の1つ

「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる「巣鴨地蔵通り商店街」は、江戸時代の五街道の1つである中山道の休憩所として、「江戸六地蔵尊 眞性寺」から「巣鴨庚申塚」までの間に栄えてきた商店街。

現在もその賑わいは健在。JR山手線、都営三田線、東京さくらトラム(都電荒川線)の3路線が使えるアクセスの良さもあって、連日多くのお年寄りが買い物や参拝に訪れる。今回はそんな「巣鴨地蔵通り商店街」の人気の秘密に迫った。


◆巣鴨地蔵通り商店街

・JR山手線「巣鴨」駅から徒歩5分、都営三田線「巣鴨」駅から徒歩2分、東京さくらトラム(都電荒川線)「庚申塚駅」から徒歩2分

――――――――――

・周辺の家賃相場(駅徒歩10分以内、1K/1DK)9.5万円※2018年12月5日現在

「巣鴨地蔵通り商店街」の観光&信仰の場としての魅力

「江戸六地蔵尊 眞性寺」と「巣鴨庚申塚」を結ぶ「巣鴨地蔵通り商店街」の途中には、「とげぬき地蔵尊」として知られる 「高岩寺」もある。

これら3つのパワースポットを擁する「巣鴨地蔵通り商店街」では、毎月4・14・24日に縁日を開催。さらに、それぞれの寺社の祭礼などもあって、一年中お祭りムードが味わえる。


ゆったりと買い物しやすい「巣鴨地蔵通り商店街」。


取材に訪れたこの日は、「江戸六地蔵尊 眞性寺」境内で、「すがも中山道菊まつり」が開催されていた。昔から巣鴨は園芸の里として知られ、江戸時代から「菊まつり」が行われていたのだとか。いったん途絶えたが、再びかつての風情を取り戻そうと、平成5年から開催されるようになったお祭りだ。


菊祭り開催中の「眞性寺」の境内には、こんな菊アートも展示。


商店街の中心部に位置する「とげぬき地蔵尊 高岩寺」は、もともと上野にあったお寺で、明治24年にこの地に移転してきた。境内にある「洗い観音」は、自分の悪いところと同じところを洗うと治るとされ、時には行列ができるほどの人気だ。


ご本尊のとげぬき地蔵尊は秘仏のため拝観できないが、その姿が描かれた「御影」(おみかげ)は本堂で授与されている。痛いところに貼ったり、のどに骨が刺さった時に飲み込だりすると治るといわれている。


「とげぬき地蔵尊 高岩寺」の本堂。「洗い観音」はこの左手にある。


魔法のような「とげぬき地蔵尊 高岩寺」の御影は5枚入って100円。


商店街の入り口には案内所も設置されていて、商店街の見どころなどを教えてくれる。

巣鴨に住んでいるというスタッフの方にこの町の魅力を聞いてみると、

「交通が便利でしょ、駅前には大きなスーパーもあるし商店街もあるしお買い物には不自由しないでしょ、物価も安いでしょ、一つ裏に入れば静かな住宅街で空気も悪くないでしょ、お祭りなども多くていつも活気があるでしょ、下町の人情も残っているでしょ……」と止まらない。

相当暮らしやすく、お気に入りの町ということが伝わってくる。


商店街の案内所では「すがもん」グッズも購入できる。


「巣鴨地蔵通り商店街」の公式キャラクターは鴨の「すがもん」。商店街のあちらこちらに、「すがもん」の姿が見られる。


案内所の裏には白くてふわふわした丸い物体、その名も「すがもんのおしり」なるものが展示されている。さわると恋が実るとか実らないとか……。


さわると恋が実ると噂される「すがもんのおしり」。

 

巣鴨郵便局の前のポストの上にも「すがもん」!

「巣鴨地蔵通り商店街」のお買い物スポットとしての魅力

約780m続く「巣鴨地蔵通り商店街」には、飲食店や洋品店、薬屋さん、お土産屋さんなど約200店舗が軒を連ねている。どちらかというと参拝客や観光客向けのお店が多いが、地域密着型の八百屋さんや肉屋さん、惣菜店なども点在している。


混雑する時間帯(縁日を除く平日は7:30~9:00と15:00~18:00、縁日を除く土・日・祝日は12:00~18:00、縁日の平日は7:30~22:00、縁日の土・日・祝日は9:00~22:00)は車両通行止めになるので、のんびりゆったり安心して買い物ができるのも嬉しいポイントだ。


塩大福発祥の店「みずの」があるのも「巣鴨地蔵通り商店街」 。


「巣鴨地蔵通り商店街」には塩大福をおく和菓子店が多い。それもそのはず、ここが塩大福発祥の地なのだ。

「元祖塩大福みずの」の創業者である水野龍吉さんの「名物をつくり、町おこしをしたい」という思いを継いだ二代目の水野三郎さんが開発したものなのだとか。

そして塩大福は商店街の他の和菓子店でもつくられるようになり、巣鴨名物として定着していったという。各店、甘さや塩加減、餅の味わいなどが微妙に異なるので、食べ比べてみるのも楽しい。


「元祖塩大福みずの」の小笠原の塩を使った「特選 元祖塩大福」


 「とげぬき地蔵尊 高岩寺」の門前にある「地蔵煎餅むさしや」は大正2年創業のおせんべい屋さん。趣のある店舗は戦後間もなく建てられたもので、築70年以上経過しているそう。

看板メニューの「地蔵尊煎餅」はお地蔵さんの形をしていて、巣鴨土産にぴったり。


大正2年創業の老舗煎餅や「地蔵煎餅むさしや」 。


お年寄りが歩きやすいようにバリアフリーに配慮した店が多いのも特徴。「とんかつ一頭揚げ 亀かわ」もそんな店の1つ。広々とした明るい店内で、おいしいとんかつが味わえる。


ここで扱う豚肉は鹿児島県と宮崎県にまたがる亀川農場で育てられた三元豚のブランド「甘熟豚 南国スイート」。パイナップルの粕を配合したこだわりのエサで育てられた肉は柔らかくほんのり甘い。


いろいろな部位を食べ比べできる「亀かわ一頭揚げ定食」 


 「とんかつ一頭揚げ 亀かわ」がオープンしたのは2017年12月。東京進出第一号店として選んだのが、ここ「巣鴨地蔵通り商店街」だった。


「いろいろな場所を検討するなかで、ご縁があってこの商店街にオープンしました。巣鴨はお年寄りの町というイメージがありますが、意外と若いお客様も多いんですよ。観光客も多く、町自体に活気があります」と店長の三矢章人さんは言う。


 「とんかつ一頭揚げ 亀かわ」の三矢章人店長。


商店街の北側の出入り口を過ぎると間もなく、早稲田駅と三ノ輪駅を結ぶ東京さくらトラム(都電荒川線)の「庚申塚駅」が見えてくる。


一両編成の路面電車が走る町は、なんとも牧歌的な雰囲気。「巣鴨地蔵通り商店街」に続く「庚申塚商栄会」に入ると、観光的要素が少なくなり、生活感のある店が増えてくる。近くには仏教系の大正大学もあり、どことなくアカデミックで落ち着いた雰囲気も漂っている。


一両編成のかわいらしい電車、東京さくらトラム(都電荒川線) 。


東京さくらトラム(都電荒川線)の「庚申塚駅」のホームに直接つながる甘味処「いっぷく亭」。


今回、取材で出会った人々から聞いた巣鴨のおすすめスポット。


「巣鴨地蔵通り商店街」案内所のスタッフさんのおすすめは「手打ちそば 菊谷」。ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載されている巣鴨の名店。

 

「とんかつ一頭揚げ 亀かわ」の三矢章人店長のおすすめは「ファイト餃子」。餃子マニアには有名なホワイト餃子の系列店。


おばあちゃんたちに支持されるのには理由がある。交通の便が良くお年寄りが通いやすいということは通勤にも便利なはず。バリアフリーということは、ベビーカーを押すママたちも動きやすいに違いない。しかも、観光地の活気がありつつ、地に足の着いた生活感も漂っている。巣鴨は20代から50代までの働き世代にも魅力的な町といえそうだ。


文/香取ゆき 撮影/鈴木英乙



最終更新日:2019年01月18日

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