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引っ越しで住まいを変える、自分を変える。引っ越し準備、最初の...

2019年02月18日

アチュー・ワークス

引っ越しで住まいを変える、自分を変える。引っ越し準備、最初の一歩

気持ちいい変化をよぶお引っ越し

引っ越しで住まいを変える、自分を変える。引っ越し準備、最初の一歩

引っ越しが多くなる季節といえば春。季節はまだ寒い冬ですが、春の引っ越しを考えるならそろそろ準備を進めておきたいところ。引っ越しという住まいの変化は、日常生活において大きなイベントです。


この企画では、引っ越しを変化のターニングポイントと捉え、スムーズな引っ越しで気持ちいい生活を手に入れるための知識やポイントをお伝えします。第1回となる今回は、気持ちいいお引っ越しの考え方と事前に知っておいた方がいい(かも知れない)ことについて。私自身がたくさんの引っ越しから学んだ、経験をもとにお届けします。

“変化”を生み出す引っ越しが、ハッピーを生み出す

なんとなく日常にふつふつしたものを感じるとき、皆さんはどのような行動をしますか? 私は、引っ越しを企てることが多いです。ひとり暮らしをはじめてから、更新を待たずに引っ越すこともあり、だいたい2年に1度のペースで引っ越しをしている計算になります。もともと住まいに興味があり、いろんなタイプのおうちに住んでみたい、と考えていることも理由のひとつですが、それ以上に「日常生活において、引っ越し以上の気分転換はない」と感覚的に感じているからだと自覚しています。また、ここでいう気分転換とは、変わりたいという変化を望むタイミングということです。

大きめの変化というと、ぱっと思いつくのは、長期休暇を取って海外旅行や転職などですが、なかなか現実的ではないし、他者への影響もそれなりに発生します。だけど、引っ越しなら自分次第で、暮らしのベースである住まいを環境からチェンジすることができるのです。暮らしのベースが変われば、当然、過ごし方や生活が変わります。生活が変われば、考え方や物事の捉え方、行動が変わることは想像に難くないでしょう。

長年同じおうちに暮らしている人は、住まいをぐるっと見渡してみてください。そこに引っ越してきたときには、ぴったりの条件だったかも知れませんが、今のあなたにとって気持ちいい空間でしょうか? なんだか違う気がするな…と感じるようであれば、それは引っ越しのタイミングかもしれません。

幸運というのは、変化するもの、動くものを察知してついてくるのだそうです。引っ越しのついでに断捨離をすれば、すっきりと身軽になって、心のフットワークも軽くなりそう。ここのところ、なんとなく停滞を感じる…という時は、引っ越しを検討してみるのも、ひとつの手と言えそうです。


「気持ちいい」と感じるおうちを探そう

●住まいに求める条件は?

引っ越しを決意したらまず思い描くのは、住まいの条件ではないでしょうか? バス・トイレ別、オープンキッチン、独立洗面台、3階以上、ペット可、24時間ゴミ捨てOK、天高2200mm以上、バルコニー広め、全ての部屋に窓がある、ガスコンロ、お気に入りの大きな冷蔵庫が置けること、駅から10分以内、都心部でありながら静かな住環境など、思いを巡らせるだけで楽しい時間です。同時に、全てを叶える住まいを求めると、予算オーバーという現実が見える少し苦い時間でもあります(上記は、実際に私が求める条件です。もちろん全て叶えると予算の1.5倍ほどになります)。

ここで大切なのは、「自分にとって譲れない条件を見極めること」だと世間一般に言われますが、果たしてそれだけでしょうか? お風呂が何よりの楽しみだという人はバスルームのクオリティ、お料理が好きな人はキッチンの設備仕様は譲れないし、オシャレな人には大きなクローゼットが必須といった具合です。だけど、それだけではなかなか絞り込めない…という場合には、今住んでいる部屋で不自由だと感じているところを探してみましょう。そして、それらに不自由ランキングをつけていきます。見事(?)ワーストワンに選ばれた条件が「今、求めている条件」というわけです。


●不自由でも「気持ちいい」ということ

実際に私が数ヶ月前に引っ越したおうちは、この歳になってまさかの3in1(バス・トイレ・洗面をひとつのスペースにまとめたタイプ)、バルコニーなし、ペット不可、キッチンはIH、さらに、冷蔵庫/冷凍庫、洗濯機がビルトインされていて、お気に入りの冷蔵庫、洗濯機を手放す必要があり、照明は全てブラケットで大好きなペンダントライトを設置する引っかけシーリングが1カ所もない…と、笑いがこみ上げるほど条件を叶えていません。

だけど、この部屋に決めました。理由は単純に、気持ちいいと感じてしまったから。扉や窓など、開口部という開口部が全て大きくて、たっぷりの光が注ぎ込まれた雰囲気が、とても清々しかったのです。もちろん大人ですから、マイナス条件もきちんと考えました。だけど、「この部屋なら、この不自由を工夫することが楽しくなりそうだな」と感じたのです。

実際、暮らしはじめてみると、3in1やIHの使い勝手は、自分が使いやすいようにカスタマイズしたこともあり、すぐに慣れました。バルコニーに関しては、これまでも洗濯物の基本は部屋干しでしたし、憧れていたたくさんの植物を育てることも、よく考えたらそもそも苦手。また、「近い将来ペットを迎えたいから」とペット飼育可能物件を希望していたのですが、「今はそのタイミングではないかも」と考えられるようになりました。結局のところ、この気持ちよさにどうしても敵わなかったのです。


●エリア選びは、環境選び

もうひとつ、住まいを決める上で大切なのが立地。どのエリアに住むか? は、暮らしを大きく左右する要素のひとつです。

都心部は家賃が高いから、と郊外に住んでも、週に何度も深夜タクシーを使うような生活なら、月のタクシー代で都心部のおうちが借りられるかもしれません。その移動に掛かる時間を自分の部屋でゆったりと過ごす時間にあて、自分の時間を増やすことができれば、精神衛生上その方が気持ちいい毎日を送ることができそうです。また、お仕事がハードなら、勤務先と住まいが近い方がいいかもしれませんが、会社員の場合は会社と住まいがあまりにも近いと、オフでも何かと呼び出されたりしてオンオフの切り替えが難しくなるおそれがありますから、やはり2駅くらいは離れていた方がよさそうです。逆に自営業の場合は、住まいと仕事場が近い方が何かと便利といったこともあるでしょう。

いずれにせよ、引っ越しは現況よりもさらに気持ちいい暮らしを手に入れるための儀式みたいなもの。自分のライフスタイルをしっかりと見つめて、どこにどれだけの時間とお金を使っているかを把握することで、どのように暮らすのが理想なのか、それを叶えるには何を選ぶべきか?を導き出してください。

引っ越しのタイミングを見極める

二重家賃のメカニズム

引っ越しの費用を算出するとき、案外忘れがちなのが、現在の住まいと新居の二重家賃です。二重家賃というのは、現在の住まいの契約が終了するよりも前に新居の家賃が発生した際に生まれます。これをなるべく少なくするには、旧居の退去日と新居への入居日のズレをできる限り少なくすることがポイント。賃貸契約には「解約予告期間」というものが設けられており、多くの物件で「退去日の1ヵ月前」と決められていることがほとんどです。一般的には二重家賃を1日もさせないというのは難しく、数日~1週間ほど重複する方が多いようです。


例えば、4月30日に引っ越しをしたいと想定すると、3月31日までに解約の申し出が必要です。しかし、解約の申し出をしたのが4月15日になってしまったとすると(1カ月前までに申し出ることが決められていた場合)、翌月の5月15日まで旧居の家賃が発生し続けることになります。5月1日~5月15日までの間は、住んでいない旧居の家賃を支払い続けることになるのです。さらに4月30日からは新居の家賃も発生していますから、この期間が二重家賃となります。



さらに、ここに更新のタイミングが重なるとどうなるでしょう? 上記の条件に「更新日は5月1日」という条件を追加します。3月31日までに解約の届け出を提出した場合は、上記と同じ扱いとなりますが、解約の申し出が4月15日になってしまうと、解約日は5月15日ということになります。そうすると、更新日を超えてしまうので、住んでもおらず、契約だけが継続している15日間のために更新料も支払うことになります。

更新料といえば1~2ヶ月分が一般的ですから、家賃が15万円だとすると更新料1ヶ月分の15万円が追加になります。気持ちよくお支払いするのはなかなか難しい金額ですね。解約予告までの期間は2ヶ月、3ヶ月、それ以上という物件もありますから、事前に把握しておくようにしてください。


●二重家賃を回避して引っ越すメリットとデメリット

二重家賃を避けるタイミングについてご理解いただけたかと思いますが、二重家賃を回避することでうまれるデメリットも少しあります。

メリットは、いわずもがな費用をおさえられること。デメリットは極々シンプルですが、引っ越しまでの期間がとても忙しくなるということです。ここに住みたいと決めてから引っ越しまでの期間というのは、申請を出して、大家さんの承認をもらったら審査、契約と続き、そのあとは引っ越し業者の手配、電気・水道・ガスの移転手続きなど、案外すべきことが多いというのは周知の事実でしょう(詳細は、次回以降に掲載します)。通常通りの仕事や家事の合間をぬって、その作業をするのですから、そこそこ疲れます。この期間を楽しむ!と決めて取りかかれるのならばOKですが、あまり慌ただしいのは困るな、と感じている場合には、多少の二重家賃も引っ越し費用の一部と割り切ってしまう方が、精神的には楽かもしれません。事前に掃除をしておくことや、割れやすいものを手持ちで運んでおくことを考えると、数日~1週間くらいの重複があったほうが作業がしやすいでしょう。


また、電気・水道・ガスの手続は、極端な表現をすれば数日前の届け出でも何とかなりますが、忘れがちなのが室内 Wi-Fiなどのネット環境です。引っ越し先がコードを挿すだけという状態ならば問題ありませんが、業者さんによる工事を要する場合、工事は順番待ちで、1ヶ月半待ちということも少なくありません。ネット環境が整わない状況では、不自由も多く、自宅で仕事をしている方にとっては、致命傷ともなりかねませんからお気をつけください。


と、ここまで「より気持ちいい新生活のための、気持ちいいお引っ越し」の考え方と事前に知っておいた方がいいことについて記しました。大きなスケジュール感をつかんだら、次回は不動産屋さんへ行って内見をするポイントや家具の配置などについて。みなさまの新居の鍵が、気持ちいい未来のための鍵になりますように。


宮下菜歩(soretona) 

最終更新日:2019年02月18日

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