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間取り図だけでもこんなに分かる。引っ越し時の内見チェックポイ...

2019年02月25日

アチュー・ワークス

間取り図だけでもこんなに分かる。引っ越し時の内見チェックポイント

気持ちいい変化をよぶお引っ越し

間取り図だけでもこんなに分かる。引っ越し時の内見チェックポイント

前回「引っ越しで住まいを変える、自分を変える。引っ越し準備、最初の一歩」では、引っ越し先のエリアと環境選びや、引っ越しのタイミング、気持ちいい部屋に引っ越す意味などについて書きました。第2回目となる今回は、気持ちいいお部屋選びのための間取りの読み方と、内見時のチェックポイントなどをまとめました。引っ越しという環境の変化を味方につけて、気持ちいい日常を手に入れるべく、今の自分にぴったりのお部屋探しの役に立てば幸いです。

検索では分からないスペックを引き出す

引っ越しするぞー! となれば、まずはネットで物件検索。住みたいエリアや、住まいの設備・仕様といった条件の相場を掴むのに手軽な方法です。ネット検索をする際に、おすすめなのが、スペックを度外視してみること。「バス・トイレ別」や「ガスコンロ」「眺望よし」「宅配ボックス有」など、人気の条件をチェック項目から外してみることで、部屋の選択肢が増えるばかりか、家賃をぐっと抑えることができる可能性があるのです。同時に、実はどっちでもよかったのかも…という自分の固定概念に気づくきっかけになることも。

実はこれ、不動産屋さんのできる営業さんもよくやるテクニック。私の今回の引っ越しも、元々望んでいたスペックを笑えるほど満たしていない物件に決めました。が、結果的にとても満足しています。条件よりも、気が合う部屋を見つけたい方におすすめです。ただし、女性なら「3階以上」、既にペットがいる人なら「ペット可」、海外へ行く機会が多い人なら「エレベーター有」(スーツケースを階段で運ぶのは大変!)など、絶対に譲れない条件だけは外さないようにしてください。


また、お部屋探しをはじめる際にあると便利なのが「家具サイズ一覧」。紙に自分が持っている家具のサイズを書いただけのものですが、間取りを見る際にとても役立ちます。実際、自分が持っている家具のサイズをぴったりと把握している人は、ほとんどいないもの。家具のサイズがひと目で分かれば「ここにデスクは置けるかな?」などの検討がつけやすくなります。


私が実際に使っている「家具サイズ一覧」がこちら。手放したものには×印をつけたり、追加購入した家具を描き足したりしながら、何年も使っているのでボロボロです。自分が分かりやすければOKなので、絵が苦手な方はサイズをエクセルにまとめるなどしてもいいでしょう。 

間取り図から、これだけのことが分かる

お部屋のスペックにあたりがついたら、たくさんの間取り図と向き合う時間がはじまります。慣れないうちは、平面化された間取り図のどこを見ればいいの分からず混乱することもあるでしょう。だけど少し慣れれば、瞬時に多くの情報を読み取ることができます。

間取り図を読むコツは、立体で想像することと、リアルな暮らしをイメージすること。間取り図は、部屋を真上からみた平面図で、高さの概念がありませんから、縦軸の空間は、想像するほかないのです。「このカウンターの下はどうなってる?」「お風呂上がりにここで髪を乾かすとして…」など「妄想か!」くらいの勢いで想像力の翼を大いに広げてください(笑)。

もちろん、間取り図だけでは想像の域を超えませんから、条件を満たしていなくても気になった物件は内見候補にリストアップしておきましょう。実際に訪れることで、ときめくお部屋に昇格する可能性も。


いよいよ内見! 内見時におさえておきたいこと

間取り図から理想的なお部屋を見つけたら、申し込みをしていよいよ内見。気持ちいい部屋と巡り逢うためには、ファーストインプレッションが最優先。まだ見ぬ素敵な彼を思うように、ときめき全開で向かいましょう。とは言え、物件を実際に見ることができる内見時は、チェックすべきことがとてもたくさんあります。

間取り図だけでは分からなかった設備や建具の他、共用部などもしっかりチェック! おもなチェック項目を以下に挙げておきます。


●内見時にチェックするポイント

【専有部】

カーテンがつけられるかどうか? つけられない場合は、磨りガラスになっているか? また、全ての窓を開けて、建付と同時に窓の外に何があるかをチェックして。隣の建物との距離があまりにも近かったり、向かいの窓と真正面になる場合は、女性にはあまりおすすめできません。

網戸の有無

古いマンションには、網戸がないことも多くあります。開けた時に虫が入るのを防ぐためにも、低層階では必須。

水道/シャワー/トイレ

必ずひねって確認を。水圧が低いと生活がしにくいのは周知の事実。

携帯電話の電波

都心部でもぽっかりと電波の悪いエリアがあります。自宅で携帯電話の電波が悪いといかに不便かは想像に難くないでしょう。

照明器具

なければ、自分で用意する必要があります。逆に照明器具がついていても好みでない場合、撤去可能かどうかの確認を。

ベランダ

物干し竿を設置できるかどうか? 古い物件では、物干し竿をかける器具がないこともあります。また物件によっては、ベランダに洗濯物を干してはいけないという規則を設けていることも。

洗濯機置き場

古い物件では、洗濯機置き場が小さかったり、蛇口の位置が低かったりで、ななめドラム式洗濯機が置けないパターンも。

冷蔵庫置き場

冷蔵庫の配置は、コンセントの位置やキッチンの配置でだいたい決まってくるもの。今使っている冷蔵庫がそのスペースに収まるか? ドアの開きの向きに不自由はないか? などをチェック。買い換えを検討している場合は、冷蔵庫を置くスペースのサイズや梁などをメモしておきましょう。

コンセント

毎日の充電したいものも、ここ数年で一気に増えました。コンセントの数があまりに少ないと配線が見苦しくなったり、部屋の真ん中をコードが通るようなことになるので注意。

アンペア数

アンペア数が足らないと、たびたびブレーカーが落ちて不便。ひとり暮らしでも最低30Aは必要というのがひとつの目安です。マンションによっては変更できない場合もあるので事前の確認を。


【共用部】

ゴミ置き場

24時間ゴミ捨てOKかどうかをチェック。経験上、ゴミ置き場が整理整頓されている物件は、管理体制がしっかりしているイメージ。逆にあまりにも乱雑なら、管理体制に難ありかも。

エントランス/集合ポスト周辺

ゴミ置き場同様に、管理体制の質がはっきりと見える部分です。掲示板のお知らせがキチンと差し替えられているか? もチェックポイントに。

駐輪場、駐車場

どんな人が住んでいるのか? が見える部分。

すれ違う人

どんな人が同じマンションに住んでいるかは、気になるところ。「住み心地はいかがですか?」など話しかけるのはハードルが高いので、「こんにちは」と挨拶をしてみましょう。マンション全体に挨拶をする雰囲気があると、なんとなく安心します。

管理人

管理人さんが在駐している場合は、「駐輪場を見せていただけませんか?」などと話しかけてみましょう。管理人が在駐していない場合は、防犯カメラが設置されているか?もチェック。

自分サイズの部屋でこそ、気持ちいい暮らしが叶う

内見時のチェックポイントを挙げてきましたが、中でもサイズ感を捉えることは、検討材料のひとつとして大切な要素となります。いくら雰囲気がよくても、圧迫を感じるほど狭い、逆に広すぎてなんだか怖い…という部屋では、気持ちいい暮らしを想像しにくいでしょう。

部屋や物件を気に入ったら、契約するかどうかはさておき、そこでの暮らしを想定して部屋中のサイズを測っておきましょう。部屋のサイズ感を把握することは、新しい暮らしのイメージにリアリティをもたせるための材料にもなります。

また、コンセントの位置やフローリングの色や素材を記録するのに、カメラも活用して、気になるものはどんどん撮影を。ただし、不動産屋さんに尋ねてから撮影するようにしましょう。


 内見時にあると便利なもの

  • 家具サイズ一覧(この辺りにこれ置ける? の確認用に)
  • メジャー(レーザー距離計があると、長距離や天井高を測るのに便利)
  • 方位磁石など方角がわかるもの(風水が気になる人だけでなく、日の当たり方などを確認するにも役立ちます。スマホのアプリでOK)
  • カメラ(スマホのカメラでOK)
  • 筆記用具(間取り図にいろいろ書き込む用に)
  • 間取り図(ほとんどの場合は不動産屋さんが持ってきてくれます)


こちらは、私が内見時に測るサイズのメモを再現したものです。ここに家具を置くかもと思う部分は、片っ端から測ってメモをとります。また、インターホンやお風呂の給湯スイッチ、スイッチプレート、腰窓などは高さを測っておくことで、その下に家具の配置をする際に役立ちます。 

気に入ったお部屋は、二度三度足を運んで

内見での自分審査を経て、気に入ったお部屋が見つかったら、できる限り二度以上の訪問をおすすめします。その狙いは、一度目の内見時と異なる時間帯の周辺環境を見ること。第1回でもお伝えしたとおり、部屋は変えることができても環境を変えることはできませんから、実際に暮らしはじめてから「駅からの夜道が暗くて怖い」と気づいても取り返しがつきません。内見ができればいいのですが、うまく予定が合わない場合でも、帰宅時にマンションの前まで行ってみるくらいなら、会社帰りにもできそうですね。マンションの中には入れませんから周辺を歩いて、食材を購入できるお店は何時まで開いてる? 人通りはどれくらい? などをチェックしましょう。


きびしい審査基準を提案してきましたが、最後の最後は自分の直感です。「部屋に射す光が気持ちよかったから」「窓を抜ける風が心地よかったから」なんて理由が決定打になることだって珍しくはありません。私は風水について詳しくはありませんが、多くの物件を見る限り、「風水」という名前のとおり、通風採光がいい部屋は気の流れがいいように感じます。また、風水を度外視しても、通風採光に優れた部屋は、昔からいい部屋の条件として挙げられてきました。ですから、光が射し風が通ることの気持ちよさはは、理屈よりも感覚として受け容れられてきたのだろうと思うのです。


次回は、お部屋を契約した後の手続きや届け出、家具のレイアウト、引っ越し前のものの手放し方などをお届けします。


宮下菜歩(soretona) 

最終更新日:2019年02月25日

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