ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
代々木公園・参宮橋に住む~おいしいコーヒーとパンでゆっくり過...

2019年03月05日

アチュー・ワークス

代々木公園・参宮橋に住む~おいしいコーヒーとパンでゆっくり過ごす朝の時間

憧れのライフスタイルから街選び

代々木公園・参宮橋に住む~おいしいコーヒーとパンでゆっくり過ごす朝の時間

人気の街ランキング。それだけを頼りにして住む場所を決める。果たしてそれは、あなたにとって本当に幸せなくらしができる場所選びなのでしょうか。あなたのくらし方に合う素敵な街は、意外なところにあるのかもしれません。話題先行ではないから、または人気でも少し視点を変えれば家賃も間取りも狙い目が多くなる、そんなエリアでのくらしぶりを見てみました。


美容関係の会社でヘアサロン向けの仕事をしているヒラオカミキさん。展示会周り、現地での事業開拓、その際に通訳などで頻繁に海外出張をこなす忙しい日々を過ごしています。アメリカに留学して英語を学んだこともあり、海外で活動することは楽しいものですが、仕事ですから単なる旅行と比べれば心身ともに負担が大きいのは当然。英語圏ばかりが出張先ではなく、イタリアやベトナムといった文化の違う国でのビジネスもあり気苦労も多いようです。その際に癒やしと元気をもらえるものがあるとヒラオカさんは言います。「朝の習慣です。朝ちゃんと起きてロケーションのよいところを散策して、しっかり朝ごはんを食べるこの朝の習慣をしていると元気に仕事ができるんです」。その良い習慣を普段の日々でも取り入れる。そのために選んだのが代々木公園、参宮橋駅エリアでした。


代々木公園駅は、目の前が代々木公園という出口と、小田急線・代々木八幡駅に隣接する商店街への出口と好対照な2つの出口がある。こちらは公園側。

この店があるから。そんな理由でもいい

ヒラオカさんが勤める会社千代田線沿線。1本でアクセスできるという利便性はありますが、それは代々木公園駅の近くを選んだ理由の順位付けとしては低いものでした。


ヒラオカさん:まず、一番大きかったのは、代々木公園があったこと。緑豊かな場所が近くにあるところに住みたかったんです。ここに来る前は品川区の上大崎。その前は東麻布。港区女子…、私にはあまり合わなかったかな。もちろんキラキラしたものやことも嫌いではないですけど、今は、もうちょっと落ち着きたいなと。これも朝の良い習慣が大切だと感じてからの変化だと思います。


落ち着いた環境にいることで、健やかに日々を過ごすことができる。もともと体を動かすことが好きということも影響しているようです。



「代々木公園を歩いていると四季の表情がダイレクトに伝わる」とヒラオカさん。ジョギングで元気を、散策で癒やしをここからいただく。


ヒラオカさん:朝、代々木公園をジョギングで回ってから会社に行ったり、会社と自転車で往復したりもしますね。スポーツジムにも通ってヨガなどのレッスンを受けているんですけど、ここも代々木公園が借景のようになっていて、眺めがとてもいいんです。緑も四季によって変化があるし、春は桜がとてもきれい。この眺めのために通っているのかなというぐらい。多いときは月の半分は出張で海外に行って、あまり通えないこともあるのですが、心と体にとっていい投資だと思っています。


ジョギングも散歩も風景も。にぎやかな繁華街の中での時期もあっていい。でも、今は代々木公園の近くという環境がヒラオカさんにとって必要なものなのでしょう。そしてもうひとつのキーワードが「朝ごはん」。


ヒラオカさん:やっぱり朝ごはんの時間をちゃんと取るというのはいいものだなって。私もそうですが働いている人にとってランチとディナーは当たり前のようにある時間。でも忙しい毎日の中で、朝ごはんの時間ってなにか、いい非日常感があるように思うんです。特に休日にちゃんとした朝ごはんを取ると、キックスタート! という感じがして1日がとても充実します。


「実はごろごろと過ごす休日も好きなんです」と苦笑するヒラオカさん。だからこそ海外で経験した朝ごはんの時間を楽しく過ごす習慣で、1日を健やかに充実させたい。それが無理なくできるのが代々木公園周辺。それに気づいたのは1軒のお店との出会い。


このエリアを選ぶきっかけとなった「FUGLEN COFFEE ROASTERS」でコーヒーをテイクアウト。外国人客も多く、店内に入るとそれだけで旅行気分。「朝はもちろん夜のカクテルもおススメです」(ヒラオカさん)。


ヒラオカさん:「FUGLEN COFFEE ROASTERS」というカフェが代々木公園近くにあって、一度来てみてすっかり気に入ってしまいました。この店があるからこのエリアに決めたっていうぐらい。それで、こういうところで朝ごはんの時間を過ごせたら素敵だなと思って、この周辺を歩いてみたら、朝ごはんの時間を素敵に過ごせる店がたくさんあることがわかったんです。


休日の朝、ヒラオカさんに案内していただくと、確かにこのエリアには朝ごはん、ブランチを楽しめるベーカリーやカフェがたくさんあります。そしてどの店も多くの人がゆっくりと過ごしています。ヒラオカさんのお気に入りのひとつであるビストロ、ベーカリーカフェでもある「PATH」も開店時間の朝8時にすぐに席が埋まってしまうとのこと。


お気に入りの1軒「PATH」。夜はビストロ。名店でキャリアを積んだシェフとパティシエの腕が朝ごはんでも堪能できるということで、休日の朝は開店の8時から行列ができる。


朝ごはんのお店のイチオシはクロワッサン。店内のオーブントースターで焼きあがった瞬間、カウンターにたまらない香りが漂う。


ヒラオカさんが「最初に食べたとき…感動的でした!」という「ダッチパンケーキ」。上に生ハム、中にトロっとしたチーズが入ったパンケーキにメイプルシロップをかけていただく。甘じょっぱい風味とサクふわの食感が楽しい。


地元の人、遠方の人、海外から旅行で来られた人。おひとり、家族、年配の男性、女子2人組などいろいろな層の人が朝の時間を思い思いに過ごす。その中にいることもヒラオカさんにとっては癒やしと刺激の時間。


感性の合う店だから、そこで生き生きと働くスタッフさんとも感性は合う。何気ないおしゃべりも心地がいい。


地元の人はもちろん、朝のこのエリアの空気感を求めて様々なところから訪れる人…。代々木公園エリアには充実した朝の時間を求める人が集まり、その声に応える店がますます増えていく。代々木公園に向かって自転車を走らせる親子、ジョギングを楽しむ老夫婦、犬の散歩をする人など素敵な朝の風景が広がっています。

背筋がすっと伸び、笑顔が自然にこぼれるように

このエリアで過ごすうちにヒラオカさんはあることに気づきました。


ヒラオカさん:朝、ゆっくり過ごしていると、季節もダイレクトに感じられるんですよ。例えば公園の葉の色の移り変わり。ふとしたときに毎日表情が違うことがわかる。それにこだわりや感性が自分と近い店が多いことに気づきました。心にじんわり来るような丁寧な仕事のお店が多いんです。自然もあって、楽しい朝があって、そして感性が合う店がある。そうすると自分のいろいろな感覚、特に第六感のようなものが刺激されていくんですね。


第六感の不思議を感じるエピソードとして、 Facebookに自分の趣味である生け花の写真を公開したときのことを話してくれました。同じような画像なのに、心が乱れている時の作品より、すっと肩の力が抜けたときの作品に多くの「いいね!」がついたりするのだそうです。


ヒラオカさん:花を生けるときの気構えとして、3つの力が必要だと先生に教えていただきました。「想像力」「構成力」「決断力」。その必要性がこのエリアに住んで自然にわかってきた気がします。ちょっと不思議な気分。


ヒラオカさんが感性の合うお店の一つに挙げるフラワー&プランツショップ「葉花(HABANA)」。3人のオーナーがそれぞれの個性やスタイルで草花を提案。スカルのフラワーベースや野性味あふれるエキゾチックな植物から、可憐な花まで多彩。


花を選んでいる時のヒラオカさんは、笑顔と真剣さが入り混じる。この瞬間にも華道の先生に教えられた「想像力」「構成力」が脳裏に浮かんでいるよう。「後は決断力なんですけど…なかなか決められない(笑)」。


自分の良い「気」も誰かに伝わるような感覚。感性の合う店や雰囲気に囲まれ、自然もたっぷりある。華やかな繁華街での忙しい日常で失いかけていた感覚を取り戻せる場所。


ヒラオカさん:海外に友人が多いんですが、その中で最近は東京が流行っています。彼らが東京に来るといろいろ案内しますが、みんなこのあたりを気に入ってくれます。それも嬉しいですね。


このエリアを案内することは自分の感性を紹介しているようなものなのかもしれません。忙しくて、つらくてという時、活動的には見えるけれども、性格的に弱気になって、気が小さくなってしまうことが多いというヒラオカさんですが、四季を感じられる自然、充実した朝ごはんの時間や、感性に合うお店があることで、ずいぶん前向きになれたそうです。


白を基調としたスタジオタイプの部屋。右手の上部がガラスになっている壁の向こうにバスルーム。窓は多くはないものの、白い壁の効果もありとても明るく、健康的な雰囲気。


自然光がたっぷり入るヒラオカさんの部屋。白と緑のシンプルなお花の構成が光に映える。代々木公園から参宮橋に向かって坂をあがった閑静な住宅街。静けさと陽光、どちらも部屋の中にいても感じられる。


ヒラオカさん:今年の目標は「猫背をやめて、笑顔で過ごす」こと! たぶんできると思います。


代々木公園駅も隣接の代々木八幡駅も参宮橋駅も。急行電車が停車するわけでもなく、大きな商業施設があるわけでもありません。その分、急ぎ過ぎない丁寧なくらしがある。1杯の朝のコーヒーが幸せに感じられる。そんな場所もまた、良い物件選びの選択肢でしょう。


取材・文/岩瀬大二 撮影/片山よしお



【取材協力】

最終更新日:2019年03月05日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。