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葛西・西葛西に住む~海、緑、陽射し。譲れなかった条件で選んだ...

2019年05月21日

アチュー・ワークス

葛西・西葛西に住む~海、緑、陽射し。譲れなかった条件で選んだエリア

憧れのライフスタイルから街選び

葛西・西葛西に住む~海、緑、陽射し。譲れなかった条件で選んだエリア

人気の街ランキング。それだけを頼りにして住む場所を決める。果たしてそれは、あなたにとって本当に幸せなくらしができる場所選びなのでしょうか。あなたのくらし方に合う素敵な街は、意外なところにあるのかもしれません。話題先行ではないから、または人気でも少し視点を変えれば家賃も間取りも狙い目が多くなる、そんなエリアでのくらしぶりを見てみました。


日本ワインを専門に飲食店卸やインターネットでの販売を行う『ヴァインツリー』という会社にお勤めの上條遼子さん。ワイナリーへの営業、普段のリレーションから、自社で運営する日本ワインの文化や話題を伝えるウェブマガジン『Vinetree MAGAZINE』では、広報、レポーターなどの業務を手掛けています。


遼子さん:前職は車のディーラー勤務。がらりと違う世界ですが、最近、日本ワインの人気も高まってきていますし、やりがいのある仕事です。何より、私はお酒好きなので(笑)楽しいです」


全国のワイナリーへ営業や取材で出かける遼子さん。「実際に造っている方にお会いすると、背景にいろいろな物語があって、ますますそのワインに興味がわいてきます。多くの皆さんにそれを伝えて、日本ワインのファンになっていただけるようにしていきたいです」


さて、遼子さんが葛西・西葛西周辺を選んだ理由ですが、きっかけは結婚でした。


遼子さん:通信機器・サービスの会社に勤務する主人と昨年結婚しました。お互い別の場所に住んでいたので一緒に住む場所を探す必要が出てきて、お互いの条件を出してこの場所に決めました。

海、緑、陽射し。譲れなかった健やかな環境

まずはお互いの勤務地。遼子さんは馬喰町・東日本橋・馬喰横山に加えて浅草橋駅も使える東京の東側のエリア。ご主人の雅俊さんは、代々木・新宿方面。いろいろな候補の中で、遼子さんは通勤の距離が近く、雅俊さんは乗り換えが少ないということで葛西・西葛西に候補を絞りました。その利便性だけではなく二人が譲れなかった条件がありました。


遼子さんが通勤で利用するのは葛西駅。家からの通り道は専門学校のある落ち着いた雰囲気と駅前の盛り場の2つの表情。変化もまた楽しい。


遼子さん:それは「海に近い」ということでした。私は千葉市の海に近い場所で生まれ育ち、祖母の実家も船大工なので、海に縁があるなあ、と思っていました。主人も新潟の海の近く出身で、二人とも海に近いところに住みたいという希望があったんです。今の住まいから30分も歩けば、葛西臨海公園があって、海風を感じることができます。お互い散歩が好きなので、30分という時間・距離は大変ではなく、とても楽しい時間です。


海が好き、散歩が好き。そんな二人にちょうどいい場所が葛西・西葛西。さらに二人にとって好都合だったのは、公園とテニスコートがあること。


遼子さん:このエリアって大小、本当に公園が多いんです。公園が多いと、やっぱり解放感や癒やしがありますよね。駅前は商業施設も密集しているし、マンションに囲まれている感じですけど、少し歩けば一軒家と公園があって、散歩していてもほっとできるんです。


観覧車、水族館などもあり都内屈指のレジャースポットでもある葛西臨海公園。休日は多くの人でにぎわう。海風を感じる場所としてお二人のお気に入り。


確かに葛西臨海公園と上條さんのお宅の間を歩いていると、2階建ての一軒家が多く、空がとても広く見えます。そしてあちらこちらに公園が。特に新左近川親水公園周辺には大きな公園がいくつも集まり、たくさんの緑と水がつながっています。そして、土地が広いことからかテニスコートもちらほら。これも二人の決め手でした。雅俊さんは高校でテニス部に所属。新潟県代表として国体に出場するほどの実力。 


広々としたテニスコートは葛西防災公園に隣接。1時間1面410円と格安で、国体出場経験者の雅俊さん、見ているとやはりうずうずするようです。 


遼子さん:主人は本格的な活動はもうしていませんが、今でも月に1度は遠出してプレイしています。でも江戸川区はテニスをする環境が充実しているので、これからは近くでも練習場所が確保できそう。新生活が落ち着いてきたこともあり、また、テニスを楽しむ時間を増やして地域の大会に出場すると話しています。このエリアを選んでよかったと思うことのひとつですね。


それでは部屋にご案内いただきましょう。内見をした際、遼子さんは、一目ぼれだったといいます。


遼子さん:とにかく日当たりが良かったんです! これで決めちゃったというぐらい好印象でした。引っ越してカーテンを買おうと思ったら規格サイズじゃなくてそこはよけいな出費になってしまいましたけれど、それでもいいやって。住んでみて日当たりの良さってここまでくらしに影響するんだなあ、と実感します。


単純に南向きだから日当たりがいいというものではありませんし、生活の時間によっては強すぎる陽射しでリズムを崩すということもあります。いずれにしても日当たりは生活のリズムやすごしやすさに影響があるもの。この部屋で休日を過ごすと、日当たりが開放感や癒やしを与えてくれるそうです。


広いLDが印象的な部屋。三角形のため相場より若干安めだったとのこと。取材時の午後、日当たりは良好。それも突き刺すような陽射しではなく光が柔らかい。築年数は古いがリフォームされてモダンな雰囲気に。

遼子さんのお気に入りポイントのひとつが出窓。広い奥行きを生かして趣味のディスプレイスペースに。きれいにまとまっています。 


遼子さん:それから大家さんがとても親切。内見の際に、くらしのイメージがわかるように、テーブルとイスが置いてありました。いい感じだなあと見ていたら、必要ならどうぞ、と言ってくださって、それをそのまま使っています。あと、子供が生まれてもそのまま住んでいて大丈夫だよって言ってくださったのは安心感がありました。他のフロアでは結構長年にわたって住まわれている方もいらっしゃるんですけど、そういう住み心地の良さもあるんじゃないかと思います。


出窓とカフェテーブルで、どこかの店にいるようにも見えるスペースは、お二人が心地よくお酒を飲む場所。遼子さんが取材時に購入した希少ワインを飲む時は雅俊さんのコメントが記事や販売のヒントに。

忙しい二人だからこそ、二人を楽しむ

葛西・西葛西エリアの良さとして、遼子さんがまず挙げたのが「海に近い」「公園やテニスコートがある」開放的な雰囲気でしたが、その一方で「ちゃんと繁華街がある」ことも大きなポイントでした。


遼子さん:地元密着のスーパーがあって便利なことなど、いろいろありますが、こだわりの飲食店が多いことはとても嬉しいです。日本ワインを扱う仕事柄もありますが、それ以上にお酒を楽しむ時間が大好き。お互いに情報交換をしながらいい店を探しています。


雅俊さんもお酒が好きなんですか? と聞くとご本人は「新潟ですからね」と笑顔。さすがに日本有数の酒どころのご出身。そんな二人のアンテナにひっかかったのが「居酒屋 京(けい)」。最初に見つけたのは遼子さん。


遼子さん:会社帰りにたまたま見つけましたが、その時はまだ看板もなくて暖簾だけ。それでもなんだか気になっちゃったんです。何度か見てみるとお昼の定食のメニューが外に出ていて、値段も安いし、私たちの好きなものが並んでいました。なにより、お昼から通し営業。昼でも午後でも飲めちゃうというのがうれしくて(笑)。それで入ってみたら…大正解でした! 


お店は店主の浅野さん一人で切り盛り。カウンターのみの小さな店だが、だからこその距離感。浅野さんとの会話、仕事ぶりがよく見えるということで、お二人は自分たちのベストポジションを決めているとのこと。


「嬉しいお言葉ですね。それにまだ数少ない常連さんですから」と店主の浅野さんも笑顔。そう、遼子さんがお店を見つけたのはまだ開店したばかりのころ。この取材の2か月前でした。看板も間に合っていないころの出会い。浅野さんも、遼子さん、雅俊さんと同様、もともと葛西・西葛西に縁があったわけではなかったので、この出会いは、お互い不思議なものと感じられているようです。遼子さん、雅俊さんは家でも一緒にお酒と会話を楽しんでいますが、お気に入りの店ではまた一味違うと言います。


お二人が必食というのが鳥のから揚げ。懐かしさもある衣が多めのタイプ。サイズは大きめで迫力あり。でもじわじわと優しい旨みが広がり、つい、もう1個。甘酢あんかけバージョンも人気とのこと。 


遼子さん:家も居心地はいいんですが、居心地が良すぎるというか、だらだらとしすぎちゃうんですよね。ちゃんとしたことを話していても、もうその話、どうでもよくない? みたいな感じでグダグダになってしまう(苦笑)。でも外だとちょっとだけ緊張感があるといいますか、少し背筋が伸びる。京さんは、美味しいお酒と食事があるだけでなく、器もしつらえも綺麗。でも庶民的な価格で、ほっとする味。ちょうどよい緩さと「ちゃんとした感」があるんです。きれいなカウンターに二人で並んで話していると、すごくいい時間を過ごせているな、って思います。


杯を重ねていくごとに笑顔もどんどん輝いていくお二人。外で一緒に飲むことの楽しさ。それが地元にあるという幸せを堪能。 


二人で一緒に趣味の時間を過ごす。散歩や公園でのんびりする、お酒を飲むという共通の趣味に加えて、遼子さんの趣味のダンスに雅俊さんが挑戦したり、遼子さんが雅俊さんのテニスを応援したり。お互い仕事で忙しい日々。遼子さんは地方のワイナリーへの営業や取材で家を空けることもありますし、雅俊さんも仕事の関係でどうしても遅くなる日があります。お互いが仕事に取り組むことをリスペクトしながら、二人で過ごせる時間を大切にする。葛西・西葛西エリアは、二人にとってちょうど良い場所のようです。


取材・文/岩瀬大二 撮影/中川文作



【取材協力】

最終更新日:2019年05月22日

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