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理想的にノスタルジック! 猫の街「谷根千」の商店街

2019年09月03日

アチュー・ワークス

理想的にノスタルジック! 猫の街「谷根千」の商店街

商店街のある街探訪

理想的にノスタルジック! 猫の街「谷根千」の商店街

猫の街として知られる谷根千。「谷中銀座商店街」の軒先にも猫を発見!

今回は台東区の谷中と文京区の根津・千駄木を合わせた「谷根千」エリアの2つの商店街「谷中銀座商店街」と「よみせ通り商店街」をピックアップ!

猫にお寺、小さな路地に商店街……、下町情緒が残る街として人気の谷根千は、今や観光地として大人気。そんな谷根千に「暮らしたら?」と脳内シミュレーションしながら商店街を歩いてみた。


◆谷中銀座商店街

JR山手線・常磐線、日暮里・舎人ライナー、京成本線「日暮里」駅から徒歩5分東京メトロ千代田線「千駄木」駅から徒歩5分

◆よみせ通り商店街

東京メトロ千代田線「千駄木」駅から徒歩2分

――――――――――

・周辺の家賃相場 8.7万円(駅徒歩10分以内、1K/1DK)

※2019年8月20日現在

新しいのに懐かしい! 古き良き商店街の風情が残る「谷中銀座商店街」

日暮里駅と千駄木駅の間に東西にのびる「谷中銀座商店街」は谷根千のランドマーク的な商店街。全長170mとけっして大きくはないが、昔ながらの八百屋や肉屋、酒屋のほか、おしゃれなカフェや雑貨店なども多く、毎日1万人以上が訪れるという。


「谷中銀座商店街」に続く階段「夕焼けだんだん」から見た景色(写真:ペイレスイメージズ/アフロイメージマート)


日暮里駅から谷中霊園の脇を通って商店街にむかうと36段の下り階段に行き当たる。「夕焼けだんだん」と呼ばれるこの階段は夕焼けの名所としても有名。夕暮れ時にこの階段の上から見る商店街の景色は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を彷彿とさせる。この階段を下りたら「谷中銀座商店街」のスタートだ。


下から見た「夕焼けだんだん」。運が良ければ猫に出会えるかも?


30代から40代の比較的若い世代の店主が営む新しい店も多い。レトロな雰囲気を守りつつも変化を恐れない生命感のある商店街だ。


「夕焼けだんだん」の下には2019年4月に落語の演芸場「にっぽり館」がオープン。落語家の林家たけ平さんと三遊亭萬橘(まんきつ)さんが小屋主を努める演芸場で、決められたスケジュールで行われる公演のほか、この時間にやってほしいというリクエストにも応えてくれるというから、落語好きにはたまらない。


4月7日にオープンしたばかりの「にっぽり館」。気軽に落語が聞ける


スイーツの看板につられてこじゃれた白い建物の2階に上がってみると、小さなカフェ「やなか健真堂」を発見。店主の伊藤健さんがIT企業をやめて2016年にオープンさせたお店だ。商店街に面した大きな窓から「夕焼けだんだん」を眺めながらユニークな和スイーツが食べられる。


「やなか健真堂」の外観。左の小さな階段を上ったところにある

「やなか健真堂」の内観。窓の向こうに「夕焼けだんだん」が見える

可愛い和雑貨が所狭しと並ぶ「やなか健真堂」


「やなか健真堂」のある場所には、かつて伊藤さんのおばあさんが暮らしていたそう。「谷中銀座商店街」は子供の頃から慣れ親しんだ場所で、伊藤さんは谷中銀座商店街振興組合の理事も務めている。


「老舗も新しい店も、店主どうし気軽に声をかけ合う昔ながらの人情は今も健在です」と伊藤さん。


商店街の運営には新しい店の店主も加わり、30代後半から40代 の若手が中心となってさまざまな取り組みをしているのだとか。「谷中銀座商店街」に活気を感じるのはこんなところにも理由があるのかも。 


「やなか健真堂」の看板メニュー「みずあんみつ」は暑い夏にぴったり

ユニークな「ちょこだんご スイカ」は見た目も味もしっかりスイカ! 

食べ歩きするなら「田楽わらび餅すいか」。少しずつ解凍されて変わっていく食感が楽しい


一見この街には似つかわしくないようなエスニックな店もモダンなカフェもしっくりと商店街に溶け込み、この街にただよう下町情緒の一部になってしまうから不思議。 


トルコやイランから直輸入した雑貨が並ぶ「zakuro bazar」

7月にオープンしたばかりの発酵おむすび店「HAKKODO(ハッコウドウ)」

元ペット用品店だった空き店舗をリノベーションして誕生した「Things.YANAKA」。

「Things.YANAKA」の2階には「研ぎ陣 谷中銀座店」が。ほかに台湾茶藝館「狐月庵」、古着店の「kilig vintage」も入店している

昼も夜も楽しい! お地蔵様が見守る昭和レトロな「よみせ通り商店街」

「谷中銀座商店街」と垂直に交差し、不忍通りに並行して南北に450mほど続く「よみせ通り商店街」も風情がある。


商店街の下にはかつて藍染川が流れていたそう。大正9年に暗渠工事が完成すると、しだいに人が集まるようになり、夜には多くの露店が並び、大道芸人も現れたとか。そしていつしか「夜店通り」と呼ばれるようになったという。道幅が8mあり、ゆったりとお買い物が楽しめる。


「よみせ通り商店街」の北側の出入り口。シックなゲートの中央に描かれたお地蔵様のイラストは俳優の中尾彬さんによるもの

お地蔵様のモデルはこちらの「延命地蔵尊」。毎月24日には縁日が開かれる


「よみせ通り商店街」もまた「谷中銀座商店街」と同じように老舗と新しい店が共存しながら、バランスよくノスタルジックな雰囲気を醸し出している。


昭和の風格を漂わせる「喫茶 ニト」は実は2018年11月にオープンしたばかり。こんなカフェのある街に住みたいと思わせるステキな店

昭和24年創業の精肉店「コシヅカハム」。おいしいお肉やハム、ソーセージなどがリーズナブル

道幅が広いせいか大店(おおだな)が多いのも「よみせ通り商店街」の特徴。「松屋クリーニング商会」もその一つ。渋い!


「よみせ通り商店街」から不忍通りに抜ける路地には「すずらん通り」なる小さな商店街も。味のある飲み屋が並び、夜はさぞかし賑やかに違いない。


ステキな妖しさに包まれた「すずらん通り」をさらに進むと、土偶と埴輪(はにわ)づくりのワークショップが体験できるアートスペース「谷中ジンジャー」が。東京芸術大学が近いせいか、どことなく文化的な雰囲気が感じられるのも谷根千ならでは。


小さな飲み屋が並ぶ「すずらん通り」

土偶と埴輪づくり体験ができる「谷中ジンジャー」は「ハ二出し坊や」が目印

地元民のおすすめ!

今回、取材で出会った人々から聞いた谷根千のおすすめスポット。

途中で出会った地元買い物客のおすすめ「肉のサトー」。「谷中銀座商店街」には昔ながらの肉屋さん、八百屋さん、魚屋さんなどもあり毎日の買い物にも困らない。

「肉のサトー」の「谷中メンチ」は「谷中銀座商店街」屈指の食べ歩きグルメとしても有名


古い店をそのまま残すだけでなく、新しい店を次々と受け入れて新陳代謝を繰り返しながらもノスタルジックでレトロな雰囲気が保たれているのはさすが。きっとそれは新しい店主たちも、谷根千にあこがれ、惚れ込んでこの街にやって来るから。

谷根千なら縁日や夏祭りなど四季折々の日本の伝統文化を身近に感じつつ、適度に新しい刺激を受けながら暮らせそう。


文/香取ゆき 撮影/鈴木英乙


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参考サイト

最終更新日:2019年09月03日

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