ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
私にフィットする住まいの条件は? 譲れる条件と譲れない条件の...

2019年09月20日

アチュー・ワークス

私にフィットする住まいの条件は? 譲れる条件と譲れない条件の考え方

はじめての賃貸お部屋探し

私にフィットする住まいの条件は? 譲れる条件と譲れない条件の考え方

はじめてのひとり暮らし、はじめての賃貸物件探しをする人に向けて、なるべく分かりやすくノウハウを紹介するこの企画。今回は、住まい探しの前に知っておきたい、さまざまな住まいの条件について。暮らしはじめてからの快適のためにも、お部屋の数だけある多くの条件の中から、自分にフィットする条件を見極めておきましょう。

条件を明確にして、自分好みの物件に出会う確率をアップ

インターネットなどで賃貸サイトを見たことがある人ならご存じかと思いますが、賃貸物件にはさまざまな条件があり、その条件からお部屋を検索する方法が主流となっています。その理由は、世の中に存在するお部屋の数があまりにも膨大なので、条件をチェックリストとして検索することで、借主が好みの物件を見つけやすくするため。ネット検索はもちろん、不動産屋さんを訪ねる場合でも「どんなお部屋がいいですか?」「希望の条件は?」は、必ずされる質問です。当然ながら「なんでもいい」では不動産屋さんも困ってしまいます。


ですから、効率よく自分好みの物件に出会うためにも、自分が求める条件を明確にしておくことが必要です。

そこで今回は、代表的な住まいの条件をピックアップして、それぞれどういう人におすすめなのか? どんなメリットがあるのか? などを考えていきます。

自分ランキングを設定して、最低限のラインを認識する

住まいの善し悪しは条件だけで決まるものではないのも事実です。数回の引っ越しを経験すると、絶対に譲れない条件以外はざっくりとさせておいて、あとは実際に内見する時の部屋とのフィーリングや勘を頼りにしながら、自分好みの住まいを見つけることにも慣れてきます。が、はじめてのお部屋探しでは、勘が働きにくいのも当然のこと。はじめての内見にテンションが上がって大失敗…なんてことを避けるためにも、条件の優先順位を明確にし、自分が求める最低限のラインを認識しておくことをおすすめします。


具体的な条件を確認する前に、(1)譲れない条件のほかに、(2)あるといいなという条件、(3)求めていない条件 の3ランクくらいで、ざっくりと優先順位をつけて分類。最低限はしっかりと認識しながら、他はあまり決めつけすぎないことで、柔軟性のあるお部屋探しをしましょう。

フィーリングや勘を頼りにした条件の捉え方については、こちらの記事もご参考にどうぞ(少々、上級者向けです)。

引っ越しで住まいを変える、自分を変える。引っ越し準備、最初の一歩


よく挙げられる条件とその特徴を知っておこう

  • 築年数

建設中~竣工後1年未満で未入居の物件を「新築」、築5年以内の物件を「築浅」と呼びます。

新しい物件は人気も高く、家賃相場も高めに設定されていることがほとんど。逆に言うと、この条件を外すことで選択肢が一気に増えることも。

また、築年数が長い物件は、リフォームやリノベーションで内装がきれいに整えられていることもあるので、最初から「新築オンリー」と決めつけてしまうのはもったいない! というのが個人的な見解です。


  • 専有面積

ざっくりいうと、住戸の玄関ドアを開けた内側の面積(自分の部屋となる空間の面積)です。基本的には(他が同じ条件として)広くなるほど家賃も高額になります。

ちなみに、「バルコニーは、部屋の広さに含まれるの?」という疑問を持たれる方も多いのですが、答えはNO。含まれません。ただし、賃貸業界ではこの辺りが少々あいまいなことも。気になるようなら、念には念を入れて不動産屋さんに確認を。


  • 階数

賃貸・分譲を問わず、見晴らしのよさから人気が高い最上階。ですが、構造によっては、屋上からの熱で夏の暑さが厳しい場合も。

防犯面を考えると、3階以上がおすすめです。ただし、1階なら下の階に音が響く心配もなく安心ということも。


  • エレベーターの有無

出張などによりスーツケースなど重い荷物を持って移動することが多い人、ハイヒール愛用者にはエレベーターは必須。

個人的な経験から言うと、毎日のことだから3階以上でエレベーターなしはなかなか厳しいかと。また、通信販売を多く利用する方や、ウォーターサーバーの宅配を利用する方は、階段オンリーだと宅配業者さんに申し訳ない気分になるかもしれません。


  • 家具・家電付き

はじめてのひとり暮らしで、初期費用を抑えたい場合には有効。

逆に、既に愛用の家具がある人ならば、それらの家具を撤去してもらえるかどうか事前の確認を。撤去不可の場合は、手持ちの家具・家電を処分することを考える必要が出てきます。


  • ペット可

既にペットがいる人にとっては最重要事項。こっそり飼うなどの行為は、モラルとして許されないばかりか、罰金や強制退去などのルールが設けられていることがほとんどです。


  • バス・トイレ別、独立洗面台

人気の条件の代表格。さらに、はじめてのひとり暮らしサイズのお部屋(~35㎡を想定)だと、3 in 1(バス・トイレ・洗面がひとつの空間にまとまっているスタイル)が多いので、この条件を外すことで、家賃を抑えられる可能性は非常に高くなります。

マイナスイメージ強めの3 in 1ですが、掃除が楽(ざーっとシャワーを掛けて一気に水洗いできる)、サニタリースペースの面積がコンパクトな分、居住スペースが広くなるなどのメリットも。


  • ガスキッチン

料理好きさんに人気の条件。「料理にこだわるならやっぱりガスでしょ!」という意見がある一方で、最近のIHは性能もアップしているので一概にそうとも限りません。

土鍋など使えない素材があることもデメリットとしてよく挙げられますが、これは既に調理器具が揃っている人の「お気に入りの鍋が使えなくなっちゃうー」という場合。調理器具もこれから揃えるはじめてのひとり暮らしなら、IH対応のものを購入すればいいので問題なし。

また、さっと拭くだけとお掃除も楽なので、面倒くさがりの人にはむしろおすすめです。


  • エアコン

夏の暑さ、冬の寒さをしのぐだけでなく、熱中症対策や風邪をひかないためにも、あって欲しい設備条件。エアコンがない場合は、自己負担で設置してもいいか? 構造的に設置できるか? の確認を。

また、エアコンがある場合でも、それが設備として挙げられていない時は、過去の居住者の残置物(前の人が置いていったものだけど、よかったら使って~というニュアンスのもの)という可能性もあるので注意が必要です。残置物の場合、大家さんに修理の義務はありませんから、入居期間中に故障したら、自費での修理や買い換えをすることになります。


  • オートロック

集合住宅のエントランス扉の自動施錠システム。不審者や訪問販売などが入館しにくくなるので、セキュリティを重視するなら必須条件に。モニター付きインターホンがあれば、さらに安心です。


  • 宅配ボックス

不在時に宅配便などのお届けがあった場合、一時的に荷物を保管しておくロッカーのこと。通信販売を多く利用する方にはおすすめの設備です。

ただし、住戸数に対して宅配ロッカーがあまりにも少なく、空きロッカーがない場合は、「宅配ボックスの空きがないため持ち帰ります」という不在通知対応になることも知っておきましょう。


  • ゴミ捨て場

ほとんどの場合、地域の集合ゴミ捨て場を利用するか、マンション自体にゴミ捨て場があるかのどちらか。前者の場合、ゴミを出すことができるのは決められた日時のみですから、生活時間が不規則な人にとって、マンション内ゴミ捨て場は重要な条件かもしれません。

後者の場合も、決められた時間以外はカギが掛かっているということもありますから、24時間利用可能かどうか? も確認しておきましょう。


  • フローリング/畳

同じ間取りの場合、和室よりもフローリングの方が高めの家賃に設定されていることがほとんど。家賃にも影響しやすい人気の条件です。

畳の上に市販のフローリングシートを敷けば、フローリングと同じように生活することもできるので、家賃を抑えたい人は和室の部屋を選ぶのもおすすめ。また、床での暮らしが落ち着く、と和室を選ぶ人も。あえての和室で和モダンなインテリアも素敵です。


  • リフォーム/リノベーション済み

築年数が経っている物件の内装をきれいにした物件。建物外観と内装のイメージが大きく異なることに抵抗がなければ、狙い目。

水道の配管など、見えない部分は古いままであることがほとんどなので、内見時には水廻りのチェックをしておきましょう。


  • 室内洗濯機置き場

ドラム式洗濯機を使用する人にはマストの条件。最近の物件ではほとんどの場合、室内に洗濯機置き場がありますが、古い物件ではバルコニーや浴室に洗濯機置き場があることも。

水回りの変更は、住み始めてからではまず難しい部分。妥協しないように。


  • 駐輪場

部屋に入れたらいいしーと思っていても、マンションの規約で「エレベーターに自転車やバイクを乗せてはいけない」というルールが設定されていることもあります。自転車やバイクに乗る人は、必ず空き状況の確認を。


  • ロフト

1Rや1Kのお部屋に多く見られるロフト。季節外の洋服、扇風機やスキー用品など年中使わないものを収納しておくのもよし、来客時にものをさっと隠すにもよし、ベッド代わりに使うのもよし、ひとり暮らしサイズの小さな部屋の中に、フレキシブルなスペースができて便利です。

ただし、間取り図だけでは、ハシゴ or 階段、ロフトの天井高はわかりませんから、内見でしっかり確認を。少しかがむくらいの感じで移動できる天井高があれば、さらに使いやすいでしょう。


  • バルコニー

観葉植物やハーブ、お花などを育てたい人、何が何でも洗濯物は外で干したい! という人には絶対的な条件。バルコニーがないことで家賃が安めに設定されることがほとんどです。

実家からの独立の場合、あって当然という先入観で「絶対バルコニーほしい」という方が多いのですが、ひとり暮らしの場合、よくよく考えるとなくてもいい条件では?というのが個人的見解。花粉症なら洗濯物は部屋干しになるでしょうし、観葉植物は部屋の中で育ててもいいのですから、本当に必要?を再度考えてみてください。

また、バルコニーに非常用のハシゴがあり、万が一の避難経路となっている場合も多いので、バルコニーがないお部屋を契約する際は、避難経路もチェックしておきましょう。


  • 浴室乾燥機

浴室に洗濯物を干して乾かす衣類乾燥機。屋外干し派の人でも、あると梅雨時期などに便利。ひとり暮らしサイズのお部屋には、ついていないことがほとんどなので、この条件をマストにするとお部屋探しはけっこう大変になりそう。最近では、衣類乾燥ができる除湿機も安価で出回っているので、そういった家電を使うことも視野に入れて。


  • 方位

風水を気にする人はもちろん、そうでなくても日当たりや明るさ、湿気、温度にも影響があるので、必ずチェックしたい。

とは言え、隣接する建物などによっても環境は変わってくるので、間取り図だけでなく、内見の際にはしっかり確認を。


  • 収納

お部屋が狭い場合でも、収納が充実していれば居室を広く使うことができます。逆に言うと、面積が広くても、収納がなければ収納家具を置くことになるということをお忘れなく。


  • 間取り

はじめてのひとり暮らしなら、1K(1つのお部屋とキッチン)か1R(キッチンを含む1つのお部屋)という方がほとんどではないかと思います。間取りの考え方や、1Kと1Rの具体的な違いについては、「ひとり暮らしで必要な面積と間取りの目安 1Rと1K、どっちがいい?」で紹介します。

例えば、人気の条件としてよく挙げられる「バス・トイレ別」。自宅のお風呂で本を読みながらゆったりとした時間を過ごすのが毎日の癒し! という方には絶対的にマストの条件。だけど、2日に1回のペースでジムに通っていて、ジムの大きなお風呂に入って帰ってくる方にとっては「あればうれしいけど、まぁどっちでもいい」くらいのものだったりします。


「お風呂はジムで入るけど、バス・トイレ別はみんなが求める条件だから、私も!」となれば、求める条件がひとつ増え、家賃の相場も変わってきます。このように、世間一般に人気の条件でも、自分にとって必要か? を見極めるのが重要なポイント。「みんなが求める条件」ではなく「私に(僕に)必要な条件」を導き出すには、自分のライフスタイルや暮らし方をひとつずつ確認してみるといいでしょう。


料理は週にどれくらいする? 湯船には毎日浸かりたい? 洗濯は部屋干しでもOK? 通信販売はどれくらいの頻度で利用する? 自転車は必要? 何時頃帰宅する? お客さんは多い? (だったら部屋干しはNGじゃない?) など、日々の行動を振り返りながら、自分にとって大切な条件を導き出すことは、自分の暮らしを確認することにもつながります。


はじめての賃貸お部屋探しトップへ


宮下菜歩(soretona) 

最終更新日:2019年09月25日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。