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経済的な理由を度外視すれば、一生賃貸の軽やかさがいい?

2019年12月18日

アチュー・ワークス

経済的な理由を度外視すれば、一生賃貸の軽やかさがいい?

一生賃貸? いつかは分譲?

経済的な理由を度外視すれば、一生賃貸の軽やかさがいい?

写真:アフロ

一生賃貸住まいか、分譲を購入するか? は、人生の大きな選択のひとつです。毎月、家賃を支払って賃貸の住まいに暮らしていると、「もしかして分譲物件を購入した方がよいのかもしれない」と、頭をよぎることもあるでしょう。

ご存じの通り、物件の購入と、賃貸には、それぞれにメリット・デメリットがあります。一生を通した経済的な計画や資産としての住まいなど、金銭的な考察は次回行い、今回は設備やメンテナンス、住み替えといった面から考えてみましょう。

住み替えのフットワークのよさが、賃貸暮らしのメリット

●柔軟に引っ越しができる

多くの賃貸派の人が語るのは、ライフステージやライフスタイルが変わった際に、フットワーク軽く引っ越しができるという点。物件を購入するのに比べて初期費用が安いこと、売却や賃貸に出すなどの手続きを踏まなくてよいなどのメリットがあります。

また、万が一、近隣との人づきあいで困ったことが起きたり、転勤や進学で引っ越したりなどの場合にも、柔軟に住む場所を変えることができます。また、周辺環境の変化で日当たりが悪くなった、転職で収入がダウンしたなどのさまざまな場合にも、住み替えで対応できます。


●常に新しい住まいを体感できる

購入した後の物件は、一般的に持ち主が責任を持ってメンテナンスをしながら、住み続けることが前提となっています。例えば、購入したマンションをリノベーションしたとしても、共用部には手を出せないので、あくまでも専有部分だけが新しくなるという感じ。一方、賃貸であれば、住み替えにより築年数が浅い物件に住み続けることができるのです。

AIやIoTの技術が進む現在、住まいの分野においても技術革新が続いているので、常に最新の設備が整ったマンションに住むという選択も可能ですね。


写真:アフロ


●「ローンを抱えていない」という精神的ゆとりとリスクの回避

賃貸の身軽さがもたらすものとして、ローンを抱えていないことによる精神的な自由さもメリットのひとつと言えるでしょう。

賃貸であれば、不動産相場の資産価値への影響、地震などの天災で持ち家を失う心配をしなくて済みます。ここ数年、ライフスタイルや働き方の多様化も顕著になったことで「5年後、何をしているか分からないな」という人も増えています。特に若い世代では、ローンを抱えていないという身軽さは、新しいチャレンジをする際のハードルを下げてくれそうです。

自分の所有物ではないことが、賃貸のデメリット

●大々的なリフォームは難しい

購入した物件なら、新築であれ中古であれ、気になった部分はリフォームやリノベーションなどで自分好みに手を加えることができます。一方、賃貸物件はあくまで大家さんからの借り物。多少の不自由は、目を瞑りながら生活することが多いでしょう。もし、大家さんがOKを出したとしても、当然ながら何年住むか分からない住まいに、大金を投じることになるので、思い切りも必要になります。

大々的にリノベーションされた物件が賃貸に出ていることもありますが、それもあくまで借り物。細かな部分まで自分好みの物件に出会うことは珍しいかもしれません。


写真:アフロ


●設備仕様のグレード

住まいを購入した場合の住宅ローンの返済額(月額)と同じ額の家賃だと、設備・仕様のグレードが分譲物件よりも低かったり、面積が狭かったりすることがほとんど。分譲物件と比べると仮の住まいという雰囲気が拭いきれないことが多いのも現実です。

これに関しては、家賃を上げることでグレードの高い住まいを選ぶことも可能ですが、家賃がかさむのは致し方なしかも…。


賃貸・分譲のそれぞれのメリット・デメリットを考えあわせると、結論としてはその人や家族ごとの暮らし方に合わせて…ということになります。


転勤が多い仕事に就いている人や、ライフステージの変化に合わせて引っ越しをしたい、常に新しいおうちに住みたいと考える人は、賃貸が向いているでしょう。同時に、一般的に60歳を超えると入居できる物件が減ったり、支払い能力への懸念から契約不可というルールを設けている大家さんが少なくないのも事実。ある程度以上の年齢になったら、おいそれと引っ越しすることが難しくなることを想定すれば、分譲の方が安心という意見が多く聞かれるのも一理あります。また、高齢者向け住宅や老人ホームで老後を過ごすことを考えているなら、その時が来るまで賃貸ライフを楽しむというのもひとつの考え方です。


時代の流れが以前よりもはやくなり、これまでよりも未来が読みにくくなった現在、20年後、30年後の住まいに関する捉え方も想像しにくくなっています。さらに、シェアハウスやサブスクリプション、アドレスホッパーなど、住まいに関する新しい考え方も登場し、賃貸or分譲以外の選択肢を選ぶという価値観が確立される可能性もあります。こうした新しい選択肢を含め、自分にフィットするスタイルを考えてみてください。


次回は、専門家を訪ね、経済的な側面から分譲と賃貸のメリット・デメリットを考察します。


宮下菜歩(soretona)

最終更新日:2019年12月18日

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