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チラシの物件が案内してもらえない!?これって囲い込み??

2015年08月28日

田中 和彦

チラシの物件が案内してもらえない!?これって囲い込み??

仲介業者が物件を紹介できない理由

チラシの物件が案内してもらえない!?これって囲い込み??

画像:アフロ

チラシ掲載物件を仲介業者が案内できない!?


中古物件を探すためにWEBサイトやチラシをみる。気に入った物件があれば、問合せ先として記載されている仲介業者に詳しい資料をもらったり物件を見せてもらったりする。中古物件を探す場合の一般的な流れだ。

興味のある物件が一つや二つなら、複数の仲介業者にそれぞれ問合せてもさほど手間にはならないが、四物件、五物件と数が増えてくると不動産会社とのやり取りも面倒だ。そこで多くの人はまず一、二物件見学した後、相性のあう仲介業者(の担当者)に条件に見合った物件を探してもらいその担当者を通して複数物件見学する。

時には、担当者に物件を探してもらう以外に自分で見つけた物件を担当者に告げて案内してもらう場合もある。「この物件チラシに出てたんだけど、案内してもらえますか?」。

さて、ここで不動産業界が胡散臭いといわれることが時折起こる。「お客さん、この物件案内できないんですよ」。仲介業者の返事に戸惑う。あれ?どうして?仲介業者の答えも歯切れが悪い。「いやぁ~この物件、弊社では取り扱えないんです。では、代わりにこの物件はどうですか?」なんて他の物件を紹介されてはぐらかされたりする。

画像:アフロ


このようなことが起きる原因は2つある。

一つ目は、いわゆる「囲い込み」だ。売主と媒介契約を結んでいる仲介業者は、別業者に客付けされると「片手商売」すなわち売側の仲介手数料しか手に入らない。だから「商談中」等といって客付けをさせないのだ。このような場合、購入検討者が問い合わせすると「商談中」ではなくなる。購入検討者に取っては「胡散臭い」で済ませるかもしれないが、売主にとってはたまったものではない。

二つ目は、問合せ先業者が、売主と媒介契約を結んでおらず、売主と媒介契約を結んでいる別の仲介業者(=元付業者)から物件を預かっている場合だ。このような場合、「元付業者」「元付業者から物件を預かっている業者」「あなたに依頼されて問い合わせている業者」と三つの業者が手数料を分け合う事になる。「元付業者から物件を預かっている業者」が自社の取分が減るので「自社媒介ではない」といって問い合わせを断る場合もあれば、「あなたに依頼されて問い合わせている業者」との面識が無い為に断る場合もある。

仲介のルールはシンプルだ。しかし、上記のように複数の業者が関わり一般の人にわかりにくいような状況となる事がままある。また、地域差や物件による差(売買仲介と賃貸仲介、居住用物件と店舗物件)もある。仲介業者が物件を「紹介できない」理由は、全てが全て「囲い込み」というわけでもない。もし何か腑に落ちないような事があれば仲介業者(の担当者)に聞いてみるのがいちばんだ。「仲介の流れはどうなっているんですか?」。ストレートにきかれればきっと納得いく答えを教えてくれるに違いない。と思うのだが……。

最終更新日:2015年08月28日

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