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【関西編】本当に住みやすい街は「複数路線利用可」「メジャー駅...

2018年09月04日

田中 和彦

【関西編】本当に住みやすい街は「複数路線利用可」「メジャー駅の隣」

本当に住みやすい街は尼崎!?

【関西編】本当に住みやすい街は「複数路線利用可」「メジャー駅の隣」

JR尼崎駅の北口側。

JR「尼崎」駅が1位!

さる7月10日、住宅ローン専門金融機関「ARUHI」による「本当に住みやすい街大賞 2018 in 関西」の発表会が行われた。昨年の首都圏版では「南阿佐ヶ谷」駅が1位となりその意外性から注目された同大賞、関西でも1位について「本当にその駅が住みやすいの?」と話題になった。関西での順位は以下の通りだった。


【本当に住みやすい街大賞 2018 in 関西】

1位 「尼崎」駅(JR東海道本線)

2位 「本町」駅(OsakaMetro御堂筋線)

3位 「二条」駅(JR山陰本線)

4位 「学園都市」駅(神戸市営地下鉄西神・山手線)

5位 「伊丹」駅(阪急伊丹線)

6位 「桂川」駅(JR東海道本線)

7位 「元町」駅(JR東海道本線)

8位 「香里園」駅(京阪本線)

9位 「山田」駅(阪急千里線)

10位 「緑橋」駅(OsakaMetro中央線)

※カッコ内はおもな路線名


関西圏以外に住む人は「どこそれ?」と思うかもしれない。その感覚は、関西在住者にとっても同じ。多くの大阪在住者はJR「二条」駅や神戸市営地下鉄「学園都市」駅の正確な位置はわからないであろうし、京都や神戸の人には地下鉄「緑橋」駅の存在を知らないという人もいるであろう。


「街ランキング」常連の阪急「西宮北口」駅は圏外(ペイレスイメージズ/アフロ)

特徴は、街ランキング「常連駅」の不在  

今回紹介する「本当に住みやすい街大賞」の特徴は「常連駅」がランクインしていないことだ。毎年様々なランキングが発表されているが、だいたい同じような駅が並んでいる。昔からランキング常連の「西宮北口」駅、「夙川」駅、「岡本」駅等の阪急神戸線沿線。「梅田」駅、「なんば」駅、「千里中央」駅等の地下鉄御堂筋線沿線等々。


ところが、このランキングではそれらの駅が出てこない。スーモの「住みたい街ランキング2018」、ライフルホームズの「住みたい街ランキング(買って住みたい)」「住みたい街ランキング(借りて住みたい)」、3つのランキングの上位10駅(重複を除いた合計25駅)と重なっているのは8位の「香里園」駅のみ。JR山陰本線や神戸市営地下鉄、阪急伊丹線、阪急千里線にいたっては沿線上のどの駅も含まれていない。

本当に住みやすいのは「複数路線利用可」と「メジャー駅の隣」

「街ランキング」では見慣れない駅が並ぶ「本当に住みやすい街大賞 」だが、駅のラインナップを見ているとある特徴を持つ駅が多いことがわかる。


まずは「複数路線利用可」。該当する駅は以下の通り。


「複数路線利用可」の街

1位 「尼崎」駅(JR東海道本線/JR福知山線)

2位 「本町」駅(OsakaMetro御堂筋線/同・四つ橋線/同・中央線)

3位 「二条」駅(JR山陰本線/京都市営地下鉄東西線)

7位 「元町」駅(JR東海道本線/阪神本線)

9位 「山田」駅(阪急千里線/大阪高速鉄道大阪モノレール)

10位 「緑橋」駅(OsakaMetro中央線/同・今里筋線)

※カッコ内は利用可能な路線名


この6駅は複数路線が利用できる。6位のJR「桂川」駅も、阪急「洛西口」駅まで徒歩9分なので近隣に住む人にとっては2路線2駅利用可。あわせて10駅中7駅が複数路線利用可能だ。


もう一つ特徴がある。すぐ近くに乗降客数の多い「メジャーな駅」があることだ。具体的には以下のような感じ。


 「メジャー駅の隣」の街

1位 「尼崎」駅(JR東海道本線快速・新快速でJR「大阪」駅まで1駅)

2位 「本町」駅(OsakaMetro御堂筋線「心斎橋」駅まで1駅)

3位 「二条」駅(JR山陰本線快速でJR「京都」駅まで1駅)

7位 「元町」駅(JR東海道本線「三ノ宮」駅まで1駅)

10位 「緑橋」駅(OsakaMetro中央線「森ノ宮」駅まで1駅)

※カッコ内は隣接する駅名


10位の「森ノ宮」駅はどこがメジャーだ?と言われそうだが、大阪メトロ「森ノ宮」駅は、大阪市内中心部移動の要と言えるJR大阪環状線への乗継駅でもありメジャー駅とした。

「本当に住みやすい街」は「コスパの良い街」

今までの街ランキングが「住みたい」「憧れ」などの軸で捉えられたようなラインナップだったのに対し、「本当に住みやすい街」はその近くにあり、人気の街の利便性も享受できる隣接エリア。隣接エリアなので不動産価格もリーズナブル、いわゆる「コスパの良い」場所が選ばれている。


この差はランキングを決める方法にも関係している。スーモは「住みたい街」をアンケートでヒアリングしているため「憧れの街」が選ばれる可能性が高い。ライフルホームズは「問い合わせの多かった駅名」を集計しているのでスーモよりは現実的。一方、「本当に住みやすい街大賞」は住宅ローン専門金融機関のローンを利用した人のデータを元にしているため、「コスパが高い」という現実的な基準で選ばれているのもうなずける。


1位となったJR「尼崎」駅。昔は鉄鋼、造船などの重工業から町場の鉄工所まで工業の街のイメージであったが、今では住宅地にあった工場の多くがマンション等に変わり、街の様子は激変している。「憧れの街」とは言われないが、都心直結で買い物至便な下町である。「本当に住みやすい街」は、「憧れの街」の近くに隠れているのだ。



【参考サイト】

最終更新日:2018年09月04日

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