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やっぱり、木の家がほしい!

2016年01月14日

住スタイルTOKYO

やっぱり、木の家がほしい!

住スタイルTOKYO

やっぱり、木の家がほしい!

準耐火構造の木造3階建て住宅。木の魅力を活かしながら、厳しい法規制をクリアした「木の家」

見直される木の家

高気密高断熱住宅が普及し、それに伴いシックハウス症候群なる問題が発生しました。木の家は自然素材の代名詞として、その頃から見直され始めました。もともと日本人が育て上げて来た家は瓦、木、漆喰・・・そんな自然素材を活かした家づくりでした。戦後の軽薄短小の時代に入り、家づくりも使われる素材も変わってきました。そんな中で見直すきっかけとなったのが、高気密高断熱住宅です。
ここ10年くらいで随分改善されてきましたが、まだまだ住む人に優しい家づくりには戻っていません。でも昔からの技術、材料そして、現在の技術を活かした家づくりが一歩一歩進みつつあります。その中で一番期待されるのが国産材の木です。戦後大量に植林された杉は、日本中の住宅に全て使っても減らないほどの量が、山で育っています。人に優しく、快適な家を生み出す杉は、肌ざわりが良く、香りもさわやかで、断熱性にも優れています。もっとたくさん使うことでCO2も固定し、地球温暖化抑止や自然環境の保護にも役立ちます。

日本の山ではたくさんの杉、桧などが育っている。使うことで自然環境も守られる。


木の家の強度

木は重量比で非常に強い建材です。軽くて強いということは、理想的な構造材なのです。大規模な建物では鉄骨や鉄筋コンクリートの方が適していますが、住宅程度の建物では総合的に木造が向いています。地震で倒壊したりして、木の家は弱いと言われたこともありますが、安全な敷地に適正につくられた家で、手入れされてきたものは壊れていません。今、学校などの3階程度の低層の公共建築を木造にする研究が進められていますが、今後高層建築の床などにも、軽くて強い木が使われるようになるかもしれません。

丸太を使った家。一番自然で、一番木を活かした使用法。座卓などにも雑木を活かすことができる。


木は火に強い?

木は弱くて、腐って、長持ちしないと言われてきました。特に火には弱いと皆さんが考えています。しかし実験で実は木は火に強いことが分かってきました。確かに薪にするくらいですから、木は燃えます。でも皆さんも経験があると思いますが、太い木はなかなか燃やせません。木造の防耐火設計で燃え代設計という方法があります。火事になった際に、表面からある程度は燃えて炭化が進みますが、その速度が1mm/1min程度で、30ミリから40ミリ程度炭化すると、それ以上炭化が進まないことが実証されました。全く止まる訳ではなくゆっくりと進みますが、火災の際には、消火活動が始まるまでは耐えるとの判断基準です。鉄やアルミなどは、ある程度温度が上がると一挙に破壊しますので、木の方が安全とも言えます。今後も木の研究は進められ、短所を補い、長所を活かした設計がたくさん実現すると思われます。

燃え代設計を利用した木の階段。暑さ6センチ以上で準耐火構造の家に利用できる。


適材適所で、メンテもしっかりと…

木は良いよ!と言っても、設計をしながら建て主さんに話すのは、木の欠点の話がほとんどです。良いところは皆さん知っていたり、知らなくてもすぐに理解できます。乾燥により変形、収縮、割れること、腐ること、燃えること、傷つきやすいこと…いろいろ欠点はありますが、それが長所にもつながっていて、木の一本一本が世界で唯一のものなので、工業製品と比較するのは難しいところです。
木は適材適所で利用し、適切なメンテをすれば、工業製品よりも長い期間性能を保つことができます。また経年変化が「劣化」とは違って、「味」であったりするのも木の良いところです。20年、30年と使い続けると性能もコストも住み心地も…工業製品の比ではありません。
欠点も受け入れて、木をたくさん使った家に住んでみて下さい。欠点など感じなくなるほど、木の魅力を実感することができるでしょう。

吹抜けに桜の梁が活かされている。木に包まれた空間は断熱や調室など、室内環境的にも優れ、人に安らぎを与えてくれる。



文・写真:一級建築士事務所マツザワ設計


住スタイルTOKYO事務局より補足です。

一級建築士事務所マツザワ設計は、木をありのままの姿で…そんな木の魅力を活かした家づくりをしています。太い柱、厚い板、大きな梁は強度や耐久性も期待できますが、それだけでは無く質感や経年変化も楽しめます。構造体や内装材のみならず、家具にも魅力的な世界に一つだけの板を使ってみませんか?

「住スタイルTOKYO2016」にも出展し、会場内で家づくりの相談を受けつけています。また「理想の住まいプランニング企画」にて無料の設計プラン作成も行っております。是非、公式ホームページよりエントリーしてください!

http://www.housingworld.jp


最終更新日:2018年08月30日

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