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仕事も音楽も楽しむオープンな空間。壁を取り払った先にあるライ...

2018年01月26日

HowScope

仕事も音楽も楽しむオープンな空間。壁を取り払った先にあるライフスタイル

仕事も音楽も楽しむオープンな空間。壁を取り払った先にあるライフスタイル

起業家/ミュージシャン/サーファー
星野志門


小田急線鵠沼海岸駅を降りると、ボードを自転車に積んで海に向かうサーファーたちの姿で賑わっている。住宅街でありながらも東京では見ることのできない海沿いの風景に心を踊らせること間違い無しの素晴らしいエリアだ。海水が混じる川を下っていくと江ノ島に、登っていくと今回取材させていただいた星野さんの居場所にたどり着く。起業家、音楽家、サーファーという多くの顔を持つ星野志門さんの暮らしについてお話を伺った。



――まずは生い立ちについて教えてください


生まれは福生のアメリカ村です。湘南に引っ越してきたのは小学生になった時で、その後、中高を海外で過ごし大学から再び湘南に戻ってきました。小学生の時からチェロを始め、そこからベースやギター、ピアノも弾くようになりました。小さい頃から様々な国に行き実際に現地で暮らしてきたので、音楽のカルチャーや考え方はそういった影響を強く受けていますね。


――お仕事はどのようなことをされているのですか?


東京と湘南の架け橋になって音楽や絵画などを販売するアート事業と、店舗や商品を海外に進出させるお手伝いをしています。それはブランディングやコンサルティングという表現に近いかと思います。まだ始めたばかりで日々手探りで勉強中です。それと個人的にサーフィンの先生もやっていますね。



――起業家になるきっかけは?


今まで様々な仕事をしてきたのですが、将来のためにお金を貯めようと思っていた時期がありました。でも、それって「何かやらねば」をずっと考えているネバーランドの中にいることだと思ったんです。


――ネバーランド?面白い表現ですね(笑)


せっかく生まれてきたなら音楽も仕事も「何かしたい」と思えるタイランドの方がいい。ネバーランドじゃなくてね(笑)。 そういう考えが大きなってきて、東京にいる時には湘南のアートを、湘南にいる時は東京のアートを思い出せたらいいなと。それでアートの仕事を始めたんです。すごくシンプルですよ。


――ネバーランドとタイランドですか


今までに会ってきた人たちの中には、なかなかネバーランドから抜け出せない人もいて、それは本当にもったいないことだと思います。目先の利益を考えずに、どんなに小さいことでもいいから、ボランティアでもいいから自分がやりたいと思えることをする。そうすれば利益も後から着いてくると信じているし、なによりハッピーになれるんです。それを言うと、仕事も音楽もサーフィンも同じだと思います。生きるならみんなハッピーになれればいい。なので従業員を雇う際も「本当は何がしたいの?」と常に聞くようにしています。



――自宅兼仕事場である、この一軒家について教えてください


レジェンドブラザーズという表現で親しまれている佐賀兄弟をご存知ですか? 湘南にサーフカルチャーをもたらした兄弟で、もう亡くなってしまいましたが長男のぼくぞうさんは建築家でもありジャズピアニストでもあった方です。僕の父親も音楽家だったので、その繋がりで家を設計していただいたんです。今は両親も引っ越して、築21年になるこの建て物が僕の新たな仕事場兼居住空間になりました。佐賀兄弟は僕ら湘南ボーイのヒーローなんですよ。そんな佐賀兄弟のぼくぞうさんが設計した建て物で生きていけるのは本当に幸せなことです。



――こだわりのポイントはありますか?


設計者であるぼくぞうさんの想いを尊重し、設計に対する考えを代弁すると「音楽は皆が聞こえるところでやった方がいい」ということです。ぼくぞうさんは台所から聞こえる包丁とまな板などの生活音でさえもジャズミュージックだと言っていた方なんです。音楽と生活の壁をなるべく無くそうとした結果、壁の少ない設計になっているんです。リビングルームでよく仲間とセッションするんですけど、吹き抜けは音の当たり方が綺麗なんです。だからスタジオに入ってやるより良いんですよね。この家はあえて仕事も音楽もプライベートも分けることをせず、常にオープンな空間に仕上がっているんです。仕事の休憩時間とかもなく、仕事の途中で友達が遊びに来たらそのままセッションすることもあります。もちろん大事なミーティング中にピアノを弾くことはありませんよ(笑)。




――このデッキからすぐのバスルームもいい感じですね


ぼくぞうさんは自分の誕生日にサーフィンをしていた最中に亡くなった方なんです。それくらい海とサーフをこよなく愛していた方です。玄関から帰ってきてこのデッキを通ると、裏口からバスルームに入れるようになっています。この動線のおかげで家の中が砂まみれにならずに済んでいます。音楽もサーフィンも仕事も自分の一部なので、この建て物の形状や設計が自分のライフスタイルを守ってくれているのかなと思う時もあります。良くここで雲の動きを見て明日の波を予想したり、トンビの飛び方を見ながら仕事について考えていたりしています(笑)。


――ここで生活するようになって最も良かった点を教えてください


不思議とここで仕事をするようになってから休みたいと思わなくなりました。それにいつ友達が遊びに来るか分からないし、ハウスキーピングすることに対して苦もありませんね。たまに散らかってる時もありますが(笑)。


あとがき

自分のやりたいことに誠実にオリジナルなライフスタイルを築いてきた星野さん。一見 リゾートかと思うような自宅兼オフィスでも気取らない品性を醸し出している。それは星野さんが奏でるサーフジャズミュージックのように地域と自然とが調和しているからだろう。ここ星野さんいわく”タイランド”では、ジャジーな音楽と優しいビジネスが今日も生みだされている。


最終更新日:2018年08月30日

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