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沖縄で唯一?南青山のコーヒーが飲めるDIYアイディア満載のカ...

2018年01月26日

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沖縄で唯一?南青山のコーヒーが飲めるDIYアイディア満載のカフェ「Front man's café」

沖縄で唯一?南青山のコーヒーが飲めるDIYアイディア満載のカフェ「Front man's café」

写真左から、店長・山下俊祐(やました・しゅんすけ)さん、オーナー・平山元(ひらやま・もと)さん


沖縄県内で人気の外国人住宅は、米軍基地の周辺に多く存在し、平屋建ての四角い建物が特徴的です。住居以外にカフェの店舗としても利用され、外装・内装をリノベーションした個性的なカフェが人気を呼んでいます。今回紹介する「Front man's cafe(フロントマンズ カフェ)」は、北谷町の静かな佇まいの住宅街にあり、オーナーと店長が自らの手でリノベーションしたガーリーな雰囲気を持つ店内に粋なジャズが流れる、外国人住宅のカフェ。リノベーション事例とともに紹介します。


外国人住宅のカフェを自分たちの手でリノベーション

――Front man's cafe をはじめるキッカケが、おふたりの出会いだったそうですね。


平山:もともとカフェを営業したいと思っていたのですが、2015年1月に店長の山下に出会い、意気投合してその日のうちに一緒に飲みに行きました。沖縄で仕事がしたいと言うので、ならば一緒にカフェやらない?と話を持ちかけたのがキッカケです。


――準備期間からオープンまでが期間が早かったとか?


平山:2015年5月に妻の祖父が所持する不動産物件の外国人住宅に空きが出たと聞き、すぐに物件を押さえました。翌6月に店長の山下が東京から沖縄へ移住して、あっという間に物件のリノベーションに取り掛かり、今思えば、結構なスピードでしたね(笑)。


――ハーフビルド方式で内装・外装は自分たちの手で全てリノベーションしたそうですね。


平山:もともと僕はDIYが好きで、工具も揃っていました(笑)。僕と店長の山下、あと知人にも手伝ってもらい、電気、ガス、水道の専門的な分野以外は、自分たちの手で全てリノベーションしました。



平山:この外国人住宅は、人が住んでいたけれど建物全体がだいぶ傷んでいたんです。天井板を取っ払うと、コンクリートの破片がドカっと落ちてきて……。それで、業者に点検してもらうと、建物の土台自体はしっかりしてるので大丈夫だと言われ安心しました。おもむろに現れた少し剥がれたコンクリートの天井をそのまま活かし、サビ止めを塗った上からペンキで塗装。ここまでボロボロだと、逆に思いっきりリノベーションできましたね(笑)。


リノベーション前


リノベーション後


――写真を拝見すると、元の住居の面影がないほどガラリと内装が変わってますね。


平山:図面がないので、作りながら考えていきました。色とかも「この赤、いいね!」となり、ホールの天井の一部やクッションにもこの赤を使い、気づけば、店のキャッチカラーになっていた感じです。


――内装だけでなく、飾り棚や一部の家具もDIYした手作り感が、店内に漂ってますね。


平山:飾り棚は僕が手作りして、コンクリートの壁に取り付けました。ホールのカウンター席の椅子はオーダーメイドし、座った時に安定感のある長椅子はブロックと板を使って自分たちで手作り。それ以外の椅子は既製品を購入しました。もともと場づくりとか、趣味のDIYを生かした空間づくりが好きだったんです。それに、1品1品手作りすると僕たちも愛着が湧き、作り手の思いみたいなものが店内の雰囲気にも出る気がしたんですよね。


アイアン風の男性的な部屋&ガーリーで女性的な部屋

2015年10月1日、コーヒーの日にオープンした「Front man's cafe」は、カウンター席のあるホールと3部屋に分かれ、アイアン風の男性的な部屋、ガーリーな印象の女性的な部屋、そして靴を脱いで上がる家族連れにも適した個室と部屋ごとにテイストを変えています。




――ホールも含めると、4タイプの部屋がありますね。


平山:アイアン風の男性的な部屋、優しい印象の女性的な部屋は、丸みを帯びた椅子やゴールドとクリスタルのシャンデリアを使用。全体的な統一感を残しつつ、テイストだけを変えたいと思ったんです。各部屋ともクローゼットの扉を外して雑貨を飾り、アメリカ製のベビーベッドも幅が見事にハマったんです。



平山:最も大変だったのが、トイレです。きれいに掃除して大幅にリノベーションしました。洗面台は、ミシン台に穴を開けて植木鉢を取り付けたんです。これには丸2日間もかかりました。


――靴を脱いで上がる部屋は1テーブルだけ。ここは、個室感覚で貸し切りできますね。



平山:この部屋、実はオープン当初にスタッフルームとして、店長が3カ月ほど住んでいたんです(笑)。靴を脱ぐスタイルのまま、ソファとテーブルを置き、小さな子供たちも遊べる個室にしました。貸し切りだと開放感があるし、優雅な気分になれますよね。



――多様な雑貨を飾られてますが、全体的に統一感がありますね。流れてるジャズもいいですね。


平山:妻の友人でもある宜野湾市のニガオエ・ドライフラワー専門店「enpitudo」のドライフラワーを飾り、妻の嗜好やアイデアを取り入れました。ホールの黒板は嫁が手書きで描いたもの。知人が持ってきた年期の入ったギターもあり、雑貨は戴き物が多いです。店内に流れている曲はジャズ。知人がくれたレコードを店の隅に積み上げていたら、リピーターのお客様が「レコードかけたら?」と機材一式を持ってきてくれて。多くの人たちの手助けで成り立ってるカフェですね。


食事のできるカフェというよりは、コーヒー屋でありたい


余った歯切れの板とブロックで作った棚には、店長の山下さんが今までにコツコツと趣味で収集してきたコーヒーカップが並んでいます。選択肢が多いとお客様が楽しめるからと、バリエーション豊かな食事をオーナーが提供しているが、その一方で珈琲豆は1種類のみを使用。「食事ができるカフェというよりは、美味しいコーヒーが飲めるカフェでありたい」と話す、コーヒー担当の店長・山下さん。



――珈琲豆は1種類。どんな豆を使っているのでしょうか。


山下:東京の南青山にある蔦珈琲店の珈琲豆を使い、布のフィルターでコーヒーを抽出しています。もともと東京の飲食関係で働いていた時、蔦珈琲店の豆を使っていたんです。だから、僕が個人的に好きなのもあり、蔦珈琲店の店主から沖縄にはまだ豆を卸してないと聞いて、お願いしました。味だけでなく、マスターのこだわりも好きで、コーヒーの淹れ方を聞いても教えてくれない(笑)。美味しいと思える基準は自分で決めなさいと言われましたね。だから、豆は1種類。ブラジルのサントスNo2、19番を使っています。ちなみにスイーツは、オーナーの自家製です。



店名の「Front man's cafe(フロントマンズ カフェ)」は、ホテルのフロントマンから取ったもの。ホテルのフロントといえば、お客様が最初に会話する窓口でもあり、1番接する場所。だから、平山オーナーと山下店長のふたりは、このカフェのフロントマン。


ふたりでお客様をもてなしながら、美味しいコーヒーや食事を提供し、人との繋がりや会話も楽しめるコーヒーショップを目指し、リノベーションした店内の手作り感からもふたりの思いが伝わってきます。


Front man's café
https://ja-jp.facebook.com/frontmanscafe/(Facebook)
https://www.instagram.com/frontmanscafe/(Instagram)


(取材・文 遠藤美弥子)


最終更新日:2018年08月30日

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