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都心の空き家、カッコよくリノベするコツ

2017年10月03日

lefthands

都心の空き家、カッコよくリノベするコツ

「箱」はできるだけシンプルに

都心の空き家、カッコよくリノベするコツ

もと空き家(空きマンション)だったところをフルリノベーションし、おしゃれな空間に。

世界で評価が高まる「インダストリアル・デザイン」

中古で家を探す時、「まずは築年数で絞る」という人が多いのではないでしょうか? 築年数が経った物件は、そもそも候補から外してしまいがち。さらに、築年数が経っただけでなく、長らく人が住んでいない空き家を選ぶのは、勇気がいります。しかしそんな空き部屋だったところでも、見方や考え方を変えれば、価値があるものに変えることができるのです。


たとえば、古い住居兼用オフィスビルにありがちな、窓が小さく古い部屋。窓の小ささ=弱点として捉えがちですが、1920年代ごろのインダストリアルデザイン(工業デザイン)に当てはめれば「欧米でも人気の元工場・ロフト物件」に。インダストリアルな雰囲気の特徴は、無骨とも言えるほどのシンプルなデザインにあります。装飾で華やかにされたものとは一線を画す、かっこよさが最大の魅力。コンクリート&スチールがベースとなっている古いマンションであれば、ぴったりというわけです。自分の好きなテイストを考え、その雰囲気に近い物件を探せば、古いマンションでも改装次第で価値あるものに変えることができます。


そのお手本となるのが、サンワカンパニーによる「HOUSISTA RENOVATION ROOM」。ママモデルとして絶大な人気を誇る滝沢眞規子さんがプロデュースした外苑前のマンションは、まるでブルックリンのロフトのよう。しかし、以前はただの古い空き家だったといいます。


サンワカンパニー×滝沢眞規子


このリノベーションの最大の魅力は、窓の小さいインダストリアルな雰囲気を活かすように、そっけないくらいのシンプルさを引き出したこと。ただし、安っぽくならないよう、さまざまな素材が組み合わせられ、上質感が出されています。さらに、コンクリート&スチールなどの無機質な素材にウッドなどのナチュラルな素材をミックスすることで、男っぽい無機質さが軽減され、柔らかな印象に仕上げられています。

元々は無機質だったマンションが、ここまで変わる

では以前空き家だったというこのマンションのBefore・Afterを見ていきましょう。こちらがリノベーション前の状態。

やはり、これだけ見ると、本当に生まれ変わるのか不安になるような雰囲気です。


【Before】

無機質なコンクリートのベランダ。どこか寂しげで冷たさを感じます。隣の家との距離も近く、人目も気になります。

リビング。壁面や床が老朽化し、かなり古びた印象。

ダイニング。窓はあるが、全体的にまとまりがなく、暗い。


こちらがリノベーション後。無駄な窓は埋め、単調だった素材を一新することで、驚くほど印象が変化しています。


【After】

温かみのあるベランダ。壁面や壁が上部までウッドで囲われ、まるで部屋の一部のよう。高さがあってもウッドだと圧迫感も感じません。

ダイニング&キッチン。一番存在感のあるキッチンは、横をタイルにしたり、上(天井)にウッドを持ってきたり、素材違いで単調にならないように工夫されています。

大型家具は「可変性が高い」シンプルなものに

こういったリノベーションでは、テーマに合わせた家具選びも重要なポイントのひとつ。今回のリノベーションでも、空き家のインダストリアルな雰囲気に合わせ、色は白・黒・グレーに統一され、さらにウッド×アイアンなどを取り入れることで、より洗練された空間に仕上がっています。

個性が強いものは、生活していくうちに、気分に合わなくなる可能性が高いので、大型家具はなるべくシンプルなものを選ぶのが正解です。可変性の高いものであれば、季節や子供の成長に合わせ、小物で変化をつけて、飽きることなく楽しむことができます。


エントランスの先にある踊り場。椅子や観葉植物が置かれ、ちょっとしたくつろぎスペースに。「人がたくさん集まれる空間にしたかった」(滝沢眞規子さん)

白・黒・グレーにまとめられたシンプルなリビング。観葉植物やウッドのテーブルなどでナチュラルさもプラスされている。

工場で使われていたようなペンダントライトに、ウッド×アイアンのダイニングテーブルを配し、温かみのある雰囲気に。


カッコよく改装するための基本のポイントをおさらいすると

  • 「箱」はシンプルに
  • コンクリートのマンションだからこそ「木」を使ってナチュラルなテイストに
  • 年月やライフスタイルの変化で可変できるような空間設計に
  • 「テーマ」を決めてインテリアの統一を
  • 大型家具はできるだけシンプルなものを


いかがでしたでしょうか?

「古いし、ビルだから」と視野に入れていなかった物件も、見方を変えれば、理想の住まいになり得るかもしれませんね。


(構成・文 :川分香織/レフトハンズ)


【取材協力】

※オープン期間:2017年7月12日(水)~12月25日(月)

最終更新日:2017年10月03日


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