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お気に入りの缶でカンタン収納棚づくり【DIYリメイク術】

2017年07月08日

クエストルーム

お気に入りの缶でカンタン収納棚づくり【DIYリメイク術】

品川宿「ハレルヤ工房」からお届け

ティータイムの缶を見せる収納棚にアレンジ!

お土産にもらったお菓子や輸入食材なんかの缶。かわいくて捨てられないけど、なかなか使う場面もなくて…ということ、ありますよね。

玉井さんも缶が大好きだそうで、「私は中身よりも缶が気に入ったら買ってきちゃう」のだとか。

今回は、そんなお気に入りの缶に活躍してもらって、収納棚を作っちゃおうというDIY術なのです。フレーバー違いの紅茶とか、チョコやクッキーのシリーズ物など、同じサイズの缶があると使いやすいですよ。


トップの写真(これも玉井さんの作例)のようなしっかりした木枠を組むとベストですが、今回はさらにカンタンにトライできるタイプにアレンジしてもらいました。


今回の作例のために用意した材料。 ※全ては使用していません。また、このほかに7mmの角材も使用しました。

使用した缶は、玉井さんの手元にあったもの。今回はこの中から、サイズの揃っている縦長の缶を2つ使うことにしました。

板は「100均」で手に入る幅129×長さ400×厚さ9mmの天然木材を2枚用意。素麺なんかの桐の箱をバラして転用するのもおすすめです。

取っ手はネジ式のものならなんでもOK。100均でも手に入りますし、ホームセンターでは選り取りみどり! 「皮ベルトやチェスの駒などにボルトを付けて使ってみても面白いですよ」と玉井さん。

あと、重要なアイテムが壁の際やコーナーなどを装飾するための「モール材」です。玉井さんはこのモール材が、「飾り付けにもなるし、構造の補強にもなる万能アイテムで大好き」なんだとか。こちらはホームセンターで調達を。

ほかに、やはりホームセンターで手に入る細め(今回は7mm角)の角材も使用しています。


では、いよいよ作業工程を見ていきましょう!

1:缶に穴を開けて取っ手を取り付ける


缶を収納にアレンジするポイントはズバリ、取っ手を付けること。これだけで、“収納感”が出てきます。 

取っ手はネジ式のものなので、穴を開けて裏からネジを止めればOK。

目打ちと呼ばれる道具を使うと、穴の大きさを調整しやすくて便利です。

穴を開けたいところに印をつけて、げんのう(トンカチ)で目打ちを打ち込んだら、ネジが通る程度まで穴を広げるように目打ちを押し込んでいきます。

「穴を開けた裏側は缶が反っていて危ないので、げんのうで軽く叩いて平らにならしておいてください」(玉井さん)。

なお、ここからの作業は、ブロックサイズの木材など作業台の上で行うようにしましょう。

2:脚となる板をカットする

今回は冒頭の作例のような木枠は組まず、“下駄”のように板を接着してその上に缶を置く棚にします。

しっかりとした棚にはなりませんが、その代わりビスや釘を使わないのでカンタン。収納というよりも、缶を見せるディスプレイ棚という趣です。

さて、用意した板材のうち、一枚は棚板になるのでそのままでOK。もう一枚を下駄の脚となるようにカットします。

脚の長さは、実際に並べて組み上がったところをイメージしながら……結果、80mmに決定。のこぎりで2枚切り出します。切るときは、のこぎりの背中と引いた鉛筆の線を揃える感覚で、引くときに力を入れます。

「ホームセンターなら有料ですがカットもしてくれますよ。その場合は、もっと厚みのあるパイン材などを使った方がよりかわいく仕上がります」(玉井さん)。

3:カットした脚を接着

脚がカットできたら、棚板となる板の端から50mm内側の位置に左右それぞれ接着します。

「この脚の長さと位置がセンスの見せどころ。かわいくなる位置を探して」(玉井さん)。

脚のカット面は、120番くらいのサンドペーパーをかけてスムーズに整えます。

そこに、木工用接着剤をたっぷり目に付けてヘラ(厚紙でもOK)で伸ばし、棚板に貼り付けます。

「最近の木工用接着剤は、金属にも使えたりする万能タイプが出ているのでおすすめです。木材を横に切った断面は、木口(こぐち)と言って接着剤を吸いやすいのでたっぷり目に付けてください」(玉井さん)。

4:モール材で飾り付ければ完成!

両方の脚を貼ったら、最後にモール材で飾り付け。板の厚みよりもやや広いモール材を棚板の長さに合わせてカットします。

…と、ここでさらに一手間。特に柔らかい板材は、反りがあって接着しづらかったりすることもあります。そこで、7mm角材を脚の両側からサンドするように接着。

「接着面が増えて付きやすくなるのと、構造の補強にもなります」(玉井さん)。

モール材はあえて、やや棚板の上へはみ出すように接着することで缶のストッパーも兼ねます。


ということで、完成した棚がこちら!

仕上げに、脚の部分にも細いモール材を接着してさらにかわいらしく。

「白木のままでも神棚みたいな雰囲気があっていいですが、白いペンキを厚めに塗ってもかわいいと思います。オイルステインを塗って、アンティークのように仕上げてもいいですね」(玉井さん)。

最後に。品川宿をご紹介

玉井さんが工房を構える品川宿は、「東海道五十三次」最初の宿場町。

京急本線北品川駅あたりから南へ、立会川駅を過ぎて鈴ヶ森あたりまでおよそ3.6kmにわたって南北へ続く道が、今も江戸時代の道幅そのままに残されています。

2012年には道路が石畳で舗装され、電柱も地中化。道の両側には老舗の菓子舗や道具店から洒落たカフェ、品川神社をはじめとする七福神を祀る社寺が点在していたり。

まさに古くてかわいいものが溢れているまちでした。そんな品川宿のなかから、玉井さんが手がけた物件やおすすめのスポットもご紹介していきますのでお楽しみに。


(文:クエストルーム/撮影:柴田ひろあき)


取材協力:玉井香織さん(ハレルヤ工房


桑沢デザイン研究所でプロダクトデザインを学んだのち渡米、アメリカでDIYに目覚める。2年後に帰国するとDIYアドバイザーや収納アドバイザーの資格を取得、NHKの番組などで活躍。2010年、生まれ育った品川宿に構えた「ハレルヤ工房」を拠点に、出版やワークショップなどでリメイク・リノベーションの魅力を発信。著書に『かんたんDIYで、おしゃれ収納』(実業之日本社)ほか。

最終更新日:2017年07月10日


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