ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
住宅ローン 返済以外にかかる「諸費用」って何があるの?

2018年01月09日

クエストルーム

住宅ローン 返済以外にかかる「諸費用」って何があるの?

マイホーム購入のお金入門#3

住宅ローン 返済以外にかかる「諸費用」って何があるの?

(ペイレスイメージズ/アフロ)


前回、住宅ローンで「いくら借りられるの?」というお話をしました。

住宅ローンの現実的な借入額は「年収の何倍」?#2

次は、実際に住宅ローンを組んでから「出ていくお金 」の話です。毎月の返済額以外にかかるお金にはどんなものがあるのでしょうか?

借りられる額がわかったら、次は出ていくお金を計算! 

住宅ローンで借りられるお金の限度額の計算は、前回お伝えしたように「知るぽると」というサイトで簡単にできます。計算してみると、フラット35で年収の10倍程度、銀行などの民間住宅ローンでも年収の6~7倍の額を借りられるということがわかりました。しかし、「借りられる額」と「無理のない返済額」は違うと言います。 


「実際に住宅ローンを組む場合は、年収の6倍程度の借入額にとどめておきましょう」(中村さん)


年収の6倍ということは、年収400万円の人なら2400万円。知るぽるとで返済総額の計算も簡単にできるので、やってみましょう。仮に35年ローン、金利は2%(民間住宅ローンを実際に借りるときに目安となる固定金利)として入力してみます。



上記を「計算する」と、出てくる結果がこちら↓↓


この条件でローンを組んだ場合、実際に出ていくお金は月々約8万円、35年間の総返済額は約3340万円ということになります。

ローンの返済額以外にかかる「諸費用」って何?

(写真:アフロ)


さらに、この返済額以外にも出ていくお金があると中村さん。

「住宅ローンを組むのには、諸費用がかかります。主なものに『銀行の事務手数料』、『保証料』、『登記費用』があります」

銀行の事務手数料とは、住宅ローンの借入先である銀行に支払う手数料のこと。金融機関によって「定額」と「定率」の2種類があります。定額の場合は借入額にかかわらず一律○万円、定率の場合は借入額に対して数%という形で支払います。例えば3000万円の借入れに対して、定額で3万円の事務手数料と、定率で2%、つまり60万円の事務手数料とでは、前者の方が圧倒的におトクだと思いますよね。でも、中村さんによると、あながちそうとも言い切れないようです。


「万が一ローンを支払えなくなったときに、保証会社がローンを肩代わりしてくれる『保証料』というものがあります(※)。実際は債権者が銀行から保証会社に変わるだけでローン残債はなくならないため、借りる側にとってのメリットはほとんどありませんが、多くの銀行が貸し倒れリスクを避ける目的で、住宅ローンの借入条件にしています。事務手数料が定額の住宅ローンには、保証会社をつける必要があります。一方で、少数派ですが事務手数料が定率の住宅ローンは、『保証料不要』などと謳っています。事務手数料が定額の住宅ローンに保証料をプラスする場合と、定率で事務手数料を支払う場合では、結果的に支払う額は同じくらいになりますね」

同じ額になるならどちらでも良さそうですが、繰上返済を予定している場合は、保証会社を別でつける方がおトクかもしれないと中村さん。
(※)保証会社が肩代わりした後で、今度は、銀行に代わって保証会社からローン契約者に請求が届きます。債権者が銀行から保証会社に変わるだけであって、ローン自体は無くなりませんので誤解なさらないように。


「保証料を払わない場合は、繰上返済の時にお金は返ってきません。保証料を別に支払うと、保証する必要がなくなった期間の分だけ、お金が返ってきます


そのほか、諸費用として主なものに登記費用があります。ローンの借入額に対してかかる登録免許税と、司法書士さんの手数料のことをいいます。

さらに、住宅ローン関係以外にも仲介手数料など家を買う時に最初にかかる諸費用はさまざま。だいたいの目安として、物件価格の5~10%の諸費用を用意しておきましょうと中村さん。


「ただ、今は銀行の間で競争が激しくなっているので、探せば事務手数料を引き下げた商品も見つかりますよ。また、諸費用は現金で用意するのが基本ですが、中には諸費用も含めて住宅ローンを組める銀行もありますよ」


なるほど、諸費用もおトクに支払うポイントがあるのですね。

最後に、今回のまとめとして、年収別の借入額および返済額と、諸費用の目安を中村さんに試算していただきました。年収の6倍の物件を頭金ゼロ、35年ローン、金利2%で借入れ、諸費用は物件価格の8%として計算した結果がこちら↓↓


※1万円未満四捨五入で概算


出ていくお金、なんとなくイメージできましたか?

あとはご家庭でかかる教育費や老後にかかる生活費などを考え、無理のない返済計画を立てたいですね。ファイナンシャルプランナーや銀行などに相談すると、共働きの奥さんが産休に入る場合とそうでない場合など、さまざまなパターンでシミュレーションしてくれるので、プロの手を借りるのも手でしょう。


<今回のまとめ>

  • 借りられる額ではなく、出ていくお金が大事
  • ローンの返済額のほかに、諸費用も忘れずに
  • 諸費用の目安は「物件価格の5~10%」


(取材・文:クエストルーム)


【取材協力】

【参考サイト】

最終更新日:2018年01月09日


キーワードを入力してください

キーワードから探す

本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。