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払えるか心配…。住宅ローンの返済リスクを減らす3つの方法

2018年01月23日

クエストルーム

払えるか心配…。住宅ローンの返済リスクを減らす3つの方法

マイホーム購入のお金入門#5

払えるか心配…。住宅ローンの返済リスクを減らす3つの方法

大きな買い物だから不安はつきもの。でも、きちんとリスク管理すれば怖くないですよ。(ペイレスイメージズ/アフロ)

住宅ローンの「金利上昇のリスク」って何?

家を買うのはとても大きなお買いもの。素敵な物件との出会いも大切ですが、購入を決めて住宅ローンを組んでしまってから「こんなはずではなかった!」とならないように、リスク管理はしっかりしておきたいですよね。という訳で、今回もファイナンシャルプランナーの中村さんに、住宅ローンに関して想定されるリスクで主なものと、それに対するリスクヘッジについて伺いました。


「住宅ローンにまつわるリスクで大きなものの1つが『金利上昇のリスク』です。変動金利の住宅ローンは、最初低い金利で借りても、その後金利が上昇するリスクがあります。これに対するリスクヘッジとしては、金利が変動しない固定金利のローンを組むのが有効です。とくに金利の動向に一喜一憂してしまうタイプの人には、固定金利をおすすめします」


ただ、現在の金融動向を考えると、変動金利も上手く利用すれば怖くないと中村さん。

「低金利のいま、これより金利が下がる見込みは限りなく低いのですが、その反面、金利が大幅に上昇する可能性も低く、ここ数年は現状維持の状態が続くだろうと私は予測しています。より金利の低い変動金利で借りておいて、なおかつ毎月2~3万円貯金ができるのであれば、その貯金を万が一金利が上昇した場合のリスクヘッジとする方法もありますよ」


この方法は少しゆとりがある人向きで、毎月の返済額を捻出するので精一杯という人は、やはり固定金利の方が安心でしょう。そもそも、あまり無理なローンを組まないのが一番のリスクヘッジだといえます。


心配ごとをスッキリさせて、気持ちよく新生活をスタートさせたいですね。(写真:アフロ)

病気などのリスクもしっかり考えよう

他に注意しておきたいリスクはあるのでしょうか。


「それは『生命のリスク』です。住宅ローンの返済が終わらないうちに亡くなってしまう…一番怖いことですよね。これは『団体信用生命保険』に加入することで、リスクヘッジができます」


団体信用生命保険についてはこの連載の第1回(「マイホームの夢をかしこく叶える! 住宅ローンの事前予習」)でも少し触れましたが、契約者が死亡または高度障害になった場合に、ローンが全額返済される保険です(生命保険会社から金融機関にローン残債に応じた金額が保険金として支払われます)。多くの住宅ローンで、融資の条件に団体信用生命保険への加入が含まれています(フラット35に関しては任意)。万が一世帯主が亡くなってしまった場合にローンの心配をしなくていいのは、ご遺族にとってありがたいことですよね。

中村さんは、死亡や高度障害の場合以外に、大きな病気で一定期間働けなくなってしまった場合も想定しておくと良いといいます。


「従来、団体信用生命保険では生命のリスク(死亡と高度障害)にしか対応していませんでした。しかし現在は、『○大疾病保障』(○の中の数字は商品によって異なる)や『がん保障』などの特約がついて、大きな病気もカバーする商品も出てきています」


ある銀行は、がんと診断された時点で全額返済という商品も扱っているそうで、国民の2人に1人はがんになるという時代に安心ですね。ただ、商品によって、全額完済されるものと一部返済されるもの、がんの種類によって対象外となりまったく返済されないものがあるので、注意が必要です。では、この特約はどのようにしたら付けられるのでしょうか。


「通常の金利にプラスすると特約を付けられます。金利に0.3%ほど上乗せするパターンが多いですが、ものによっては0%のものもあります。0%のものは保険でカバーされる内容が金利に上乗せするものよりは薄くなりますが、重篤な病気の場合は保証されたりするので、付けておいて損はありませんよ」


団体信用生命保険は、個々に契約する普通の生命保険とは異なり、銀行と保険会社が団体で契約するため、審査が厳しくないのが特徴。一定の基準をクリアすれば加入できます。団体信用生命保険の審査については、この連載でまた後日詳しく触れたいと思います。

住宅ローンを組んで離婚したらどうなる?

(写真:アフロ)


金利上昇のリスクと生命のリスク&大きな病気のリスク、この2つをしっかり考えておけば、住宅ローンも安心して組めそうですね。最後におまけですが3つ目として、ちょっと面白い話を中村さんがしてくれました。


「離婚する方が多いこの時代、住宅ローンを組んでから、離婚することになり困っている方は実際多くいらっしゃいます。それは2人名義にしているのが原因です。元々2人の名義で購入した家を、離婚して1人分の名義に変えて登記を変えてとなると、贈与の話も絡んできて手続きが大変複雑です。家を売却して現金化すればスッキリしますが、既にその場所で生活が始まっていて、子供の学区の問題などもあり、実際は動くに動けないなど簡単にはいきません。リスクヘッジのためには1人名義で借りるのが良いですよ」


あまり考えたくありませんが、「離婚のリスク」も頭の片隅程度に…。

では、今回のまとめをどうぞ。


<今回のまとめ>

  • 「金利変動のリスク」には固定金利の住宅ローンが有効
  • 「生命のリスク」には団体信用生命保険が対応。+αで「病気のリスク」にも対応
  • 「離婚のリスク」に備えるなら1人名義で借りよう


(取材・文:クエストルーム)


【取材協力】

最終更新日:2018年01月23日


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