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団体信用生命保険の気になる「審査」と「年齢」

2018年02月20日

クエストルーム

団体信用生命保険の気になる「審査」と「年齢」

マイホーム購入のお金入門#9

団体信用生命保険の気になる「審査」と「年齢」

(写真:アフロ)


住宅ローンを組むときに、必ず耳にするのが「団体信用生命保険(団信)」という言葉。今回は、そもそも団体信用生命保険って何なの? というお話から、加入時の審査や年齢についての疑問まで、マイホームを買う前に知っておくと良い情報をお伝えします。

団体信用生命保険の審査って厳しいの?

そもそも、団体信用生命保険(団信)とは、どんな保険なのでしょうか。


「団体信用生命保険は、住宅ローン等を組む方を対象とした生命保険です。万が一加入者が死亡、または所定の高度障害になってしまった場合にローンが全額返済されます。通常の生命保険と異なり、加入者の手は通らず、生命保険会社から金融機関にローン残債に応じた金額が直接支払われます」(ファイナンシャルプランナー中村さん)


万が一のときに住宅ローンの心配をしなくていいのは、大きな安心材料ですね。加入は住宅ローンを組む際の必須条件なのでしょうか。それとも、入るか入らないかを自由に選べるのでしょうか。


「ほとんどの住宅ローンでは、団体信用生命保険への加入が住宅ローンの条件となっています。ただ、フラット35に関しては、団体信用生命保険への加入は任意です」 


団体信用生命保険に入りたくない方は、フラット35という選択肢があるということですね。中には、入りたいけれど審査が厳しいのでは? と心配になる方もいると思います。その点はどうなのでしょうか。


「団体信用生命保険は、団体で契約するため、審査が厳しくないのがポイントです」


具体的には、どのような審査を行うのでしょうか。


「団体信用生命保険の審査は『過去3ヶ月以内に病院へ行ったかどうか、3年以内に大きな病気をしたかどうか』という程度の簡単なものです。ただ、虚偽の申告をしてしまうと、万が一のときに無効となり、保険が下りなくなってしまいます。大切なのは、『何のための生命保険か』ということです。住宅ローンを組みたいがために虚偽の申告をしてしまうと、万が一のときに遺族は大切な人を失い、借金も残るという最悪な事態に陥ってしまいます」 


みなさん、正直に申告しましょうね。では、お体に不安があって、通常の団体信用生命保険の加入は難しいという方は、どうすれば良いのでしょうか。 


「そのような方のために、民間の住宅ローンでは、『ワイド団信』という商品を扱っている場合があります。病気のある方でも加入することができる、いわば受け皿の広い団体信用生命保険です。通常の金利に0.2~0.3%程度上乗せすれば、ワイド団信に入ることができます」


次に気になるのが加入時の年齢。通常の生命保険では、加入時の年齢によって保険料が異なる(若い方が保険料が安い)と思いますが、団体信用生命保険も同様なのでしょうか。


「団体信用生命保険は、加入時の年齢によって保険料が異なるということはありません。30代の方でも、50代の方でも、支払う保険料の額は同じです。つまり、考えようによっては、50代の方が30代の方よりもおトクと言えます」

(写真:アフロ)

上手に団体信用生命保険を利用するには?

団体信用生命保険の仕組みや、審査、年齢について、イメージできたでしょうか。次に、もう少しだけ詳しく中村先生に伺ってみました。


まず気になるのが、保険料の支払い方法。どのような形になるのでしょうか。

「民間の住宅ローンの場合、団体信用生命保険への加入が契約の条件になっているため、保険料の相当額が予め金利に上乗せされています。そのため、別途保険料を支払う必要はありません。一方、フラット35で任意の団体信用生命保険に加入する場合は、これまで毎年銀行の口座から保険料を引き落とすという形をとっていました。それが、2017年10月から民間の住宅ローン同様に金利に上乗せという形になりました。


もう1つ気になるのが、フラット35で任意の団体信用生命保険に加入しないケース。実際にその選択をして、後悔しないものなのでしょうか。


「私のもとには、実際にフラット35で団体信用生命保険に入らないことを選択したものの、『入っておけばよかった』と後悔してご相談に来られる方がいます。でも、団体信用生命保険は、あくまでもローンを組む時だけに加入できる保険です。後から入ることはできませんのでご注意ください」


そのようなケースに対処する方法はないのでしょうか?


「そうですね。基本的には既に加入している生命保険の掛け金を多くするぐらいしかありません。ただ、借り換えという手があります。借り換えで団体信用生命保険のついている住宅ローンを選ぶという方法です」


なるほど、団体信用生命保険に入らないという選択は、慎重にした方が良さそうですね。ただ、あえて団体信用生命保険に加入しない方がおトクになる場合もあるとのこと。


「最初に、団体信用生命保険は年齢よって保険料は変わらないとお話ししました。年齢が高い方にとっておトクということは、若い方にとっては損とも言えます。若い方は通常の生命保険の保険料が安いので、それで団信相当の額がもらえる生命保険を選ぶという手があります。フラット35で団体信用生命保険に入らず他の生命保険に入るケース、フラット35の団体信用生命保険に入るケースで、自分の場合いくらになるか比べてみる価値はあるでしょう」


団信に加入しない場合は、安易にネットの情報を信じず、保険屋さんに相談する方がいいそうですよ。

それでは、今回のまとめです。


<今回のまとめ>

  • 団信は、万一のときにローンを全額返済してくれる生命保険。加入が前提。
  • 審査は厳しくない。病歴などが不安なら民間の「ワイド団信」という手も
  • 年齢にかかわらず、保険料は一律。


(取材・文:クエストルーム)


【取材協力】

最終更新日:2018年02月20日

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