ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
りんご箱で作るパタパタ「アレンジ棚」~組み合わせ自在!

2018年04月10日

クエストルーム

りんご箱で作るパタパタ「アレンジ棚」~組み合わせ自在!

DIYリメイク術byハレルヤ工房

りんご箱で作るパタパタ「アレンジ棚」~組み合わせ自在!


みなさん、「りんご箱」はご存じでしょうか?

農家の方が使う木箱で、収穫したりんごをこの木箱に収めて八百屋さんや果物屋さんに卸します。昔ながらの商店街の店先では、箱に入ったまま売られていることもあるので一度は見かけたことがあるという方も多いのでは?

この木製のりんご箱、収納としてちょうどいいサイズで、りんごの重さにも耐えられるようにしっかりしているので、昔からよく、DIYされてきたんです。

(朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でもそんなシーンがありましたね!)

今では、ネットでも購入することができるほど人気なんですよ。

今回は、使用済みのりんご箱を利用して、いろいろ形が変えられるアレンジ棚を作ります。木目や木の風合いに使用済みならではの味わいがあり、インテリアにもぴったりです。


では、早速玉井さんに作業していただきましょう。お願いします!

蝶番を付けるだけ!自由自在の箱遊び

昔から資材不足や物不足の際に、家具の代用品として注目されてきたりんご箱。

大きくて丈夫なりんご箱は、便利な資材として大切にリサイクルされてきたんです。

「りんご箱って手に入りづらそう…」と思う方もいるかと思いますが、今はネットで新品や中古を購入できるのでご安心を。

ちなみに今回は、品川宿の商店街にある八百屋さんからいただいてきました。

八百屋さんも、貰い手がなければ処分するところだったようで、「どうぞ持ってって!」と快くゆずってくれました(笑)。

そのりんご箱を収納棚にしたいと思いますが、ただ並べるだけでは面白くないので、蝶番を取り付けてパタンパタンと形が変えられ、組み合わせが楽しめる「アレンジ棚」にしてみます。

箱の中にはすのこを利用して棚板も取り付けて実用性高く、箱のヘリ部分には少し塗装をして見た目にも可愛らしくしてみたいと思います。

蝶番とすのこや、棚板となるSPF材(加工がしやすいDIYで最もメジャーな材木)など、そのほかの材料はすべてホームセンターで入手することができます。

では、さっそく作業を始めていきましょう。


まずは、りんご箱(今回のものは幅300mm×長さ620mm×奥行310mm)についている「耳」と呼ばれる取っ手部分を取り除きます。

釘が打たれている部分の3箇所を中心に、金づちの釘抜き部分を挿し込んで、少し強引にグイグイと持ち上げることを繰り返して……という具合ですが、外れにくい場合も。その場合は、マイナスドライバーをハンマーで叩きながら挿し込んで、てこの要領で浮かせてみたりなど工夫が必要です。

かなり力が必要な場合もあるので、今回の作例では、はじめから取っ手が外されているものを購入することをおすすめします。


取っ手が取れたら、箱を重ねて蝶番を付けていきます。

今回はりんご箱2つで1組の棚を作るのですが、上記のようにパタンパタンと形が変えられるようにするために、1組は蝶番を内側に、もう1組は蝶番を外側に取り付けましょう。

使用する蝶番は、76mm×48mmと大きめのもの。棚のような“大物”には、蝶番も強度のある大きいものを使用してください。

それでは、まず内側に取り付けてみましょう。

蝶番を取り付ける位置は目加減で大丈夫ですが、穴が箱板の合せ目にこないように注意してください。


蝶番を付ける位置を決めたら、マスキングテープで仮止めをします。


仮止めしたら、ちゃんと可動するかいったんここで確認してみましょう。

蝶番がズレて止まっていると動きにひっかかりが出たりするので、そういう場合は仮止めのやり直し。

箱がスムーズに動けばOKです。


続いてマスキングテープの上から、目打ちでネジを止めるガイドとなる穴を開けます。ネジも大きめなので、少しグイグイと深めに開けましょう。


穴を開けたら、ドライバーでネジ留めしますが、ネジ止めはズレないように、四隅を左下→右上、左上→右下という具合に対角に止めていくのが基本です。

箱が壊れたりすることもあるので、締める時は少し力の加減をしてくださいね。


すべてのネジを止め終えたら、マスキングテープを剥がせば工作は完了です!

同じようにもう1セット、今度は蝶番を箱の外側に取り付けてください。


次は、箱のヘリ部分を水性塗料で塗装します。使用済み木箱の再利用なので、ラフな仕上がりで大丈夫ですが、いちおう側面はマスキングテープでカバーしておきます。

また、床を汚さないように、塗装の前になにか汚れてもよいものを敷いておいてくださいね。


こういった木口は木目に塗料が染み込むので、ベタ塗りというより、ハケでトントンと叩き込むように塗っていきます。

今回は、どんなお部屋のインテリアにも合う白とグレーの2色を選びました。

2色使うことで、棚の組み合わせを変えるたびに表情が変化するので面白いですよ!

この時、箱にはめ込むすのこと棚板になるSPF材の側面も一緒に塗装しておきます。(SPF材は購入時にホームセンターのカットサービスでカット済みです)

塗装後は、10分くらい乾かせばOK。乾いたらマスキングテープを剥がしましょう。


最後に、棚板を箱にはめ込んでいきます。

棚板(幅280mm×長さ260mm×厚さ180mm)のSPF材は、りんご箱の内寸の10~20mmほど小さいものを用意します。

先にすのこをセットして、棚板をすのこの下駄部分に載るように差し込みます。少しキツくても、木なので、あて布などをしてから軽くハンマーでトントンと叩くと入ります。


同じようにもう1枚、棚板をセットすれば完成です!


そして、完成したのがこちら!

棚板は、さらに半分の幅のSPF 材(幅140mm×長さ260mm×厚さ180mm)を2枚用意し、そこに載せるようにして低い仕切もできるようにしてみました。


縦長や横長、または上に重ねてみたり。

パズルのように組み合わせを楽しめるのがこのアレンジ棚の魅力!

小物をディスプレーしたり、本棚にしたりと使い勝手も抜群。

木箱がしっかりしているので、ノートパソコンやミニオーディオを収納してみたり、またキャスターを付けて移動式にしてみるのも良さそうです。置きたい場所によって、形を変えて使ってみてくださいね。


※記事の最後に今回制作したアレンジ棚の材料&工程まとめを用意しています。

今回の品川宿。「街道文庫」

「街道文庫」にて。店主の田中義巳さん(左)と玉井香織さん。街歩きの本をはじめたくさんの書籍が揃う。


今回は、品川宿の街歩き情報がなんでも揃う「街道文庫」をご紹介。


四方八方にズラリと並ぶ本は圧巻の一言


街道歩き歴30年以上になる店主の田中さんが経営する品川宿の名物書店「街道文庫」。今年で6年目を迎えるこちらは、旧東海道をはじめ全国の街歩き本や歴史、建築の本など約5万冊がところせましと並んでいます。元々公務員で、走ることが趣味だった田中さんは、年末年始などの長期休暇を利用してフルマラソンやアメリカ大陸横断などをしていたことも。

「走るためにその町の地図を見るようになり、昔の風景が今でも残っていたり、まったく違う姿になっていたり…。地図を見て実際にその街を走ることで色んな発見がある」ことを知り、街歩きの本や地図などを集め出したのだとか。

品川出身ではない田中さんですが、“東海道の始まりの場所”だったことからリタイア後に品川宿に移り住みました。現在は、毎週水曜日に品川宿交流館(「電球で作る「お茶碗ライト」~秋の夜長にあたたかな彩りを~」の記事で紹介)で「街歩きなんでも相談コーナー」を開催しており、観光客や地元の方に、品川宿の街の歩き方や歴史の勉強会などのイベントを行っています。さらに、以前「アレンジ自由自在!額縁と有孔ボードで壁掛けディスプレイ」でご紹介したKAIDO books & coffeeの店内にある本棚も、実は田中さんが監修しています。コーヒーを飲みながら田中さんのおすすめ本を読むのも良いですね。


玉井さんとは「まちづくり協議会」を通じてお付き合いがあるそうで、「田中さんに聞けば、なんでも答えてくれる」のだとか。「知らないことはないのではないかと思います!」と玉井さん。品川を拠点に活動している宿場JAPANが外国人向けの観光案内所を設立する際、宿場らしい名前をと「問屋場(といやば)」と名付けたのも田中さんだったそう。

「街歩きや歴史のことももちろんですが、今は何を手にとって読んだらいいか分からないという人のために“本の探し方”なども提案していけたらいいなと思っています」と田中さん。

店内は人一人がやっと通れるくらいの小ささですが、その中にはたくさんの歴史が詰まっています。書店では見つからないようなお宝本も眠っているかもしれませんね。街歩きに興味がある方はもちろん、素敵な本との出合いを楽しんでみたいという方はぜひ。

額縁アレンジの材料&工程まとめ

今回の作例のために用意した材料。棚1組分


<材料>

本体

  • りんご箱(幅300mm×長さ620mm×奥行310mm)…4つ
  • SPF材の棚板(幅280mm×長さ260mm×厚さ180mm)…3つ
  • SPF材の棚板(幅140mm×長さ260mm×厚さ180mm)…2つ
  • すのこ(幅250mm×長さ350mm×厚さ200mm)…2枚
  • 蝶番(76mm×48mm)…4つ
  • ネジ…24本

<工具など>

  • 釘抜き付きハンマー
  • ドライバー(プラス、マイナス)
  • 目打ち
  • 水性塗料
  • ハケ
  • マスキングテープ

<工程>

  1. りんご箱の取っ手を取り外す
  2. りんご箱にネジで蝶番を取り付け固定する(1組は内側、もう1組は外側に取り付け)
  3. りんご箱と、棚板・すのこのヘリを塗装する
  4. 塗装が乾いたら、すのこと棚板をりんご箱にはめ込む


(文:クエストルーム/撮影:柴田ひろあき)


【取材協力】

桑沢デザイン研究所でプロダクトデザインを学んだのち渡米、アメリカでDIYに目覚める。2年後に帰国するとDIYアドバイザーや収納アドバイザーの資格を取得、NHKの番組などで活躍。2010年、生まれ育った品川宿に構えた「ハレルヤ工房」を拠点に、出版やワークショップなどでリメイク・リノベーションの魅力を発信。著書に『かんたんDIYで、おしゃれ収納』(実業之日本社)ほか。

最終更新日:2018年04月10日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。