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昔ながらの一軒家をリノベーション。今回の作業は「壁の塗装」

2018年07月27日

クエストルーム

昔ながらの一軒家をリノベーション。今回の作業は「壁の塗装」

DIYリノベーションin品川宿

昔ながらの一軒家をリノベーション。今回の作業は「壁の塗装」

玉井さんがリノベーションを手掛ける物件前にて。

玉井さんの連載企画「DIYリメイク術byハレルヤ工房」では、ときおり品川宿にある一軒家でのリノベーション作業の様子について追いかけていましたが、これから本格的な作業が始まるということで、この一軒家が生まれ変わっていく様子をレポートしていきたいと思います。 

まずは、以前ご紹介した内容をおさらいしつつ、次の工程の様子も見ていきましょう。

品川宿の物件リノベ、いよいよ始動!

新馬場駅南口から徒歩5分、旧東海道沿いに建つ元床屋さんのレトロな建物が、これからリノベーションしていく物件です。こちら、玉井さんの「この雰囲気を残してぜひリノベーションしたい!」という熱い思いから、町の人の紹介で大家さんとコンタクトを取って1階部分を玉井さんが手掛けることになったということで、思い入れもひとしおなのです!


手を入れる前の1階内観。壁に鏡が貼られているところが床屋さんの名残です。


以前公開した「アートボックスフレームで「オリジナルクロック」~鮮やかな壁紙で優秀インテリア」の回では、まずは掃除に入る様子をご紹介しました。「リノベーションは、掃除で始まり、掃除で終わるんです!」と玉井さん。印象的な大きな鏡と水回りのタイルを重点的にキレイにしました。

そして、「小さな木箱で『スライド式収納ボックス』~シンプルで使いやすい便利アイテム」の回では、カーペットを剥がして床の状態を確認しました。「腐っているところやカビがひどいところはさすがに新しく入れ替えますが、思っていた以上に状態が良いので、使えるところはこのまま使おうと思います」と、あるものをそのまま活かすDIYの基本を教えていただきました!

ここまでがこれまでの振り返り。それでは、玉井さんに続きの作業を始めていただきましょう。

汚れた壁を綺麗に塗装


今回の作業は「壁の塗装」です。分かりやすく塗装の手順をサッとご説明しますね。

あらためて壁の掃除をしてから、塗装面以外を養生してシーラーという塗料で下塗り、そして水性塗料で本塗りを二度という手順で行っていきます。

まずは壁の掃除。乾拭きで壁を掃除しようと思いましたが、タバコのヤニなどがひどかったので、以前、鏡などを掃除した時に使ってとっても便利だった「超電水」で汚れを落としていこうと思います。

ヤニを放置して塗ってしまうと、あとで塗装面に染み出してきてしまったりするのでしっかり落としましょう。



長年蓄積された汚れがこんなに! たれじみになってしまうので、あまり直接吹きかけるのは良くないのですが、このあと白の塗料で塗装してしまうので今回は特別(笑)。本当は布などに吹きかけてから拭き取っていくのが一番良い方法なので、覚えておいてくださいね。



全体の汚れを落としていきます。これだけで結構壁の色が変わってきましたよ。



全体の掃除が終わったら、壁のヘリや腰板、水回りの養生をします。こういった広い面の養生には「マスカー」が本当に便利なんです! ポリシートにあらかじめテープが付いているので、スピーディーに養生していくことができます。

でも、今回は先ほど吹きかけた超電水が垂れてきていてテープの付きがあまり良くなかったので、念のためマスキングテープでさらに固定しました。



このように、水回り部分も含めて全体を養生しました。実は「ペンキ塗りは養生が8割」と言われているくらい、養生は大事な作業なんです。



続いて、壁に下地剤のシーラーで下塗りをしていきます。シーラーを塗ることで発色もよくなり、壁からヤニやアクが浮き出てくることも防げます。



壁の四隅など細かい部分はハケを使って塗ります。シーラーは垂れない程度に薄く塗っていくのがポイント。ムラが出ないように丁寧に…。



面の部分はローラーで効率よく塗っていきます。毛足の長いローラーを使うと結構飛沫が飛んできます。私はあまり気にしないんですが、帽子やバンダナなどをつけて作業しましょう。手にも飛んでくるので、ビニール手袋も着けて作業するのが良いと思います。


下塗りや、これから出てくる本塗りの時もそうですが、塗料の塗り方は基本「W」の字を書くように塗ってから、その隙間を埋めるようにという感じで、ジグザグにローラーを動かすとムラなく塗ることができますよ。



下塗りはこれでいったんOK! ちゃんと乾かないうちからペンキを塗ると、せっかく塗ったシーラーが取れてしまうので、ここでいったん1時間ほど乾かします。



さて、シーラーが乾いたのを確認したら、ペンキの本塗りに移ります。今回使用したのは水性塗料なのですが、臭わない・乾きやすい・塗りやすい、処理もラク、耐久性も上がっているなど利点がたくさんあるんです! また、これは水性塗料に限ったことではないですが、最近は写真のように塗料缶を養生テープで覆って、ローラーを直接缶の中に入れてから、テープの上で余分な液を落とすという方式の商品が出ています。わざわざ別の容器に塗料を入れ替えなくても作業ができて、とても便利なんですよね。これは久しぶりに良い商品に出合ったなと思いました!



さて、今回の塗料は白にしたんですが、その理由は室内を広く明るく、見栄えを良くするため。特に、昔の建物は全体が暗くくすんでいるので、壁を白にすることで明るい印象にできます。


ちなみに、白にしておくと「違う色に変えたいな…」と思った時にも、そのまま上塗りしちゃえばOKなので、カラーチェンジをラクに行うこともできるんです!



壁全体の本塗りが終わったら、完全に乾く前に養生を剥がします。以前ご紹介した「気軽にできる「漆喰ハウツー」~憧れの漆喰壁を手に入れる」でも解説しましたが、乾いてから剥がしてしまうとせっかく塗ったペンキも一緒に剥がれてしまうので要注意!



まだ塗られていないところもこれから塗っていきますが、いったんこれで壁の塗装が完了! 部屋がパッと明るくなって、なんだかやっぱり広くなったように感じますね。少しツヤのある塗料を使ったので、とても綺麗になったと思います。

ムラなどはできるだけない方が良いですが、塗った時のデコボコやランダムさもちょっとした味になって面白いので、塗装やってみたい! という方はそんなに気負わずチャレンジしてみてくださいね。


次回は、壁紙を貼ろうか迷い中…ですが、腰板を変えたりする予定です。

お楽しみに!

今回用意した材料まとめ

今回の用意した材料・下塗り用。

  • シーラー(ヤニ・アクどめ)…1つ
  • 養生テープ(マスカー)…1つ
  • ローラー…1つ
  • ハケ…1つ
  • ローラートレイ(シーラーを入れる容器)…1つ
  • マスキングテープ…1つ
  • ビニール手袋…1箱
  • ハサミ…1つ

今回用意した材料・本塗り用。

  • 水性塗料…1つ
  • ローラー…1つ
  • 養生テープ(塗料缶に付けるため・下塗り用と同じものでOK)…1つ


(文:クエストルーム/撮影:柴田ひろあき)


【取材協力】

桑沢デザイン研究所でプロダクトデザインを学んだのち渡米、アメリカでDIYに目覚める。2年後に帰国するとDIYアドバイザーや収納アドバイザーの資格を取得、NHKの番組などで活躍。2010年、生まれ育った品川宿に構えた「ハレルヤ工房」を拠点に、出版やワークショップなどでリメイク・リノベーションの魅力を発信。著書に『かんたんDIYで、おしゃれ収納』(実業之日本社)ほか。

最終更新日:2018年08月29日

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