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壁の腰板、色を変えるだけでレトロモダンな雰囲気に

2018年08月22日

クエストルーム

壁の腰板、色を変えるだけでレトロモダンな雰囲気に

DIYリノベーションin品川宿

壁の腰板、色を変えるだけでレトロモダンな雰囲気に

今回は新しい腰板とモール材で古びた腰板を貼り替え。

前回からスタートした品川宿にある一軒家でのリノベーション作業のレポートですが、壁の塗装も終わったので、次は壁の腰板の貼り換え作業と塗装も行っていきます。

少しのアレンジで一気に雰囲気も変わり、レトロでオシャレな空間に変身しました。では、早速玉井さんに作業していただきましょう。

腰板の色を変えるだけでレトロモダンな雰囲気に

前回の連載で塗装した白い壁。


前回の「昔ながらの一軒家をリノベーション。今回の作業は『壁の塗装』」で壁一面を白に塗装しましたが、今回はその下の「腰板」を貼り替えて塗装します。貼り替えと言っても、元々ある腰板の上から新しい板を貼っていくのですが、塗装もするので雰囲気ががらりと変わると思いますよ!



まずは、腰板の長さを測っていきます。水道台を挟んで左側は幅124.5cm、長さ79cmでした。

今回、腰板の上に外せない水道管が通っていたのですが、リノベーションでは現場合わせで工夫することが多くなります。それも楽しむくらいの心持ちで臨みましょう!



新しい腰板になる合板(幅182cm×長さ91cm×厚さ4mm)に、先ほど測った幅と長さの印を付けていきます。



印を付けたらノコギリでカットしていきます。ここまでは簡単な作業なのでサクサク進んでいきますよ。



続いて、腰板の内側に飾りとして大好きなモール材を、額縁のようにアレンジして貼り付けてみようと思います。塗装もそうですが、こうやってちょっとしたひと手間を加えて、真新しい材料を空間になじませるように工夫していくのもリノベーションの面白さですね。


ということで、腰板に貼り付けるモール材(幅2.5cm×長さ182cm×厚さ8mm)を加工していきます。モール材を額縁のように組み合わせるために、それぞれの角を45度になるように「角切り」します。まず2本のモール材を十字型に置き、角切りする位置を確認します。



上に置いたモール材の上辺はカットする始点に点を打って、下辺はそこからモール材の幅の分だけ内側に点を打って線を引けば、ちょうど45度になります。



下に置いたモール材も同様に、45度の線を引きます。



いま引いた線に従って、ノコギリでモール材をカット。厚みがあって少し切りづらいので、指を切らないように注意しましょう。



1本の角切りが終わったら、残りの3本はその1本を見本にして両端に印を付け角切りしていくと手間も省けて簡単ですよ。ただし、カットする向きを間違えると上手く組めなくなるのでご注意を。


ちなみに、もし角切りがずれたりしてカットした後に角が合わない…となった場合は、ヤスリなどで削って微調整もできます。また、少しくらい隙間ができてもそれも手仕事の“味”ですが、塗装する塗料を濃い目にすれば隙間も目立ちにくくなりますよ。



はい、これでモール材のカットが終わりました!  4本を組み合わせるとこのようになります。今回は見た目でバランスを合わせて、腰板のふちから内側に縦7cm、横12.5cmの位置に、幅100cm、長さ65cmでモール材を配置することにしました。



さて、モール材の固定ですが、今回は簡単に両面テープで貼り付けていきます。幅が5cmの両面テープだったので、幅2.5cmのモール材を2本並べてサクッと貼り付けて、真ん中でカットすればOKでした。前もってサイズを確認して材料を購入しておくと、このように手間も省けて作業が楽になりますよ。



角の部分は、形に合わせて両面テープをハサミでカット。ここははみ出ないように丁寧に作業しましょう。



次に新しい腰板を壁に貼り付ける作業に入りますが、その前に……。この場所には水道管が通っていて、金具で固定されているのでこのままでは新しい腰板が貼れません。ネジで固定されているので、ドライバーで取ろうとしたのですが、すっかりサビついている上にネジ山が潰れてしまっていて、どうやっても取れず苦戦しました。これも古い建物のリノベーションあるあるです。ネジ山が潰れたネジ専用の工具もありますが、ペンチで金具をグリグリとこじったりして闘い続けること数十分、なんとか引き抜くことができました!



では、いよいよ腰板を貼っていく作業に移ります。まずは軽く乾拭きでほこりやゴミを払い、古い腰板に直接両面テープを貼っていきます。釘で打ち付けても良いのですが、こういった古い物件の場合、壁面がきれいな平面ではなく歪んでいることもあります。そういう場合は、釘打ちだと浮いてしまうこともあるので、両面テープで貼り付けてしまう方が良いかなと思います。



両面テープを古い腰板全体に付けたら、新しい腰板をしっかりと貼り付けていきます。ここの作業は簡単。



続いて、新しい腰板の上に先ほど加工したモール材を貼ります。歪みのない四角形に貼れるように、腰板とモール材それぞれに「センター取り」をしていきます。四角形のモール材は、各辺の中央に点を打ち、腰板の上下・左右の真ん中の位置と合わせると、うまく中央に配置できます。



続いて、モール材の両面テープを剥がし、腰板に貼り付けます。



はい、腰板とモール材の貼り付けが終わりました! ここまでで作業の半分が終了。次は塗装に入ります。



塗料を入れる容器にはこのように、前回も使ったマスキング用のビニール「マスカー」を被せておくと使い終わった後に洗う手間も省けて便利ですよ。もちろん、普通のビニール袋でもOKです。



塗装をする前に、塗装済みの壁に塗料が付かないよう、マスキングテープで養生していきます。



容器に塗料を入れて塗装スタート。今回は塗る面積がそこまで広くないのでハケで作業することにしました。前回同様水性の塗料を使用していますが、今回は一度塗りでOKの塗料をチョイス。色味は、もともとあった作り付けの色に合わせて、赤茶っぽいような濃いこげ茶色にしました。まだ塗り始めですが、なかなか良さそうです。


ハケを使う時の塗り方は、ハケを往復させずに、木目に沿って一方向に動かすことがポイント。木目に逆らって塗ったり、ハケを往復させないようにしましょう。



全体を塗り終わったら、塗料が乾かないうちにマスキングテープを剥がします。乾いてしまうと、せっかく塗った塗料が剥がれてしまうことがあるのでここも要注意ポイントです!



そして、完成したのがこちら。元の腰板よりも空間にマッチした、レトロな印象に変わりました!  やっぱり色味が可愛いですね。モール材を貼り付けたことで、作り付けの調度とも雰囲気を合わせることができました。



ちなみに水道台を挟んだ右側も同じように作業しました。水道管のパイプも、腰板の上にくる部分は塗装してなじむようにしてあります。



こちらはしばらく乾かした状態の塗装表面です。テカリや色味が落ち着いて、より雰囲気が出てきました。モール材で囲った枠の内側は、壁紙を貼ったり、さらに飾り付けをしてもいいいかもしれません。


さて、次回は引き続き壁面の作業をしようか、床の作業に移ろうか思案中です。いろいろアイデアを練っているので、引き続きお楽しみに!

今回用意した材料

今回の材料。

  • 腰板(幅182cm×長さ91cm×厚さ4mm)…1枚
  • モール材(幅2.5cm×長さ182cm×厚さ8mm)…2本
  • 水性塗料…1つ
  • ハケ…1つ
  • トレイ(塗料を入れる容器)…1つ
  • マスキングテープ…1つ
  • 両面テープ…1つ
  • ハサミ…1つ
  • ノコギリ…1つ


(文:クエストルーム/撮影:柴田ひろあき)


【取材協力】

桑沢デザイン研究所でプロダクトデザインを学んだのち渡米、アメリカでDIYに目覚める。2年後に帰国するとDIYアドバイザーや収納アドバイザーの資格を取得、NHKの番組などで活躍。2010年、生まれ育った品川宿に構えた「ハレルヤ工房」を拠点に、出版やワークショップなどでリメイク・リノベーションの魅力を発信。著書に『かんたんDIYで、おしゃれ収納』(実業之日本社)ほか。

最終更新日:2019年01月22日

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