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市場拡大中! いま、都心でコンパクトマンションがトレンドとな...

2019年07月10日

クエストルーム

市場拡大中! いま、都心でコンパクトマンションがトレンドとなっているワケ

狙うはシングル&DINKS物件

市場拡大中! いま、都心でコンパクトマンションがトレンドとなっているワケ

写真:アフロ

コンパクトマンションがトレンドとなっている背景は世帯数にあり

これまで50㎡程度のいわゆるコンパクトマンションでも、ファミリー層を対象にするため3LDKなど無理に部屋数を増やしている物件が多く、ワンルームや1DKといった物件はニーズが少なく戸数も少ないというのが実情でした。 

そんな状況のなか2016年末、業界に驚きをもってあるニュースが届けられました。それが、三菱地所レジデンスが発表した資産形成コンパクトマンションシリーズ『The ParkOne's(ザ・パークワンズ)』。あの総合ディベロッパー・三菱地所がコンパクトマンションを手がけるとはと注目を集めました。


さかのぼってみると、ライフスタイルの多様化や晩婚化が話題にされるようになってきた1990年代から、シングル女性やDINKSをターゲットにした「コンパクトマンション」は登場してきました。コンパクトマンションの分譲マンション全体に占める割合がここ数年、特に都心部で一定の割合を占めるようになってきています。不動産経済研究所「首都圏コンパクトマンション(専有面積30㎡以上50㎡未満)供給動向」によると、2018年(1~12月)の発売戸数は3,237戸を数え、全発売戸数の8.7%と戸数・シェアともに2015年以降4年連続でアップしています。この調査によると2011~14年には一時、戸数・シェアともに減少に転じていましたが、ここ数年で再び増加してきているのはなぜなのでしょう?


その背景として注目したいのが、東京都政策企画局による「東京都世帯数の予測」です。2015年の国勢調査を元に2019年3月に発表された予測によると、東京都では単独世帯および夫婦のみ世帯数は2040年まで増加傾向で、2035年には単独世帯の割合が50%を超えると予測されている現状があります。東京都の1世帯当たりの平均人数は、2015年に1.99人と2人を割っているのです。

郊外型のファミリータイプとまったく異なる都心・駅チカ指向

『ザ・パークワンズ目黒不動前』 画像:三菱地所レジデンス


ところで、コンパクトマンションを求める層は、シングルもしくは夫婦であっても両方が仕事に就いているので職場に近い都心部、なかでも仕事帰りでも開いている深夜営業のスーパーや飲食店などが揃う“駅チカ”が優先されるという特徴があります。事実、広い敷地を必要としないため、マンション用地が限られてきた現在でも、駅に近い立地に建てられる傾向にあります。前出の「首都圏コンパクトマンション供給動向」では、都区部に16.3%にあたる2,597戸、なかでも中央区がトップで355戸が供給されました。 

このことは、例えば将来結婚したり子どもができて転居することになったりしても、売却時には資産価値が下がりにくく、また貸し出すにも有利というポイントも。住宅ローンの金利が底値といえる状況の今、賃貸暮らしで家賃を払って寝るだけの部屋に住むよりは、若いうちにコンパクトマンションを購入して充実したマンション暮らしを謳歌(おうか)し、ライフステージが変わったら住み替えるという選択が現実的になってきているようです。


ちなみにコンパクトマンションはファミリー層が少なく、シニア層の住み替えニーズ、SOHO需要など、年代やライフスタイルが異なる住人構成になりがちなよう。ただ、昼型と夜型で生活がずれることや、ファミリー世帯特有の問題に悩まされたりすることは少ないのは、シングルやDINKSにとってはメリットと言えます。

近年、コンパクトマンションにはトピックがめじろ押し!

実際、コンパクトマンションがいかに活況を呈しているか、ここ数年のトピックを拾ってみました。「首都圏コンパクトマンション供給動向」には売り主・事業種ランキングも出ていますが、トップ3は住友不動産、モリモト、明和地所と続きます。トップ10まで見ると、三菱地所レジデンスも9位に登場しますが、近年はほかにも新規参入が目立ちました。 


2016年夏にはフージャースコーポレーションが、女性チームが中心となってコンパクトマンション『Duo Veel(デュオヴェール)』ブランドを立ち上げ、銀座にマンションギャラリーをオープンして話題を呼びました。


『デュオヴェール銀座』レジデンスギャラリー 画像:フージャースコーポレーション


2017年になるとさらに活性化し、長谷工グループの総合地所からコンパクトマンション『RENAI MOI(ルネモア)』が登場。女性単身者にも配慮した商品企画で、引き出し付きクローゼットやキッチン・洗面の小物入れポケットなど、収納を充実させています。また、タカラレーベンは『NEBEL(ネベル)』を立ち上げ、2018年1月にはその世界観を発信する場として、銀座に『SALON DE NEBEL』をオープンしました。


『ルネモア』のリビング・ダイニングイメージ 画像:総合地所 


プレゼンテーションサロン『SALON DE NEBEL』 画像:タカラレーベン


ユニークな動きとしては、2018年に伊藤忠都市開発が『CREVIA(クレヴィア)』シリーズのコンパクト住戸における商品開発の一つとして、購入者が部屋の広さに応じて付与されるポイントを使って居室の一部(約1坪)をアレンジできるシステム、空間セレクト「ライフアレンジメントHITO-TUBO(ヒトツボ)」を導入。グッドデザイン賞を受賞しています(クレヴィア池袋West)。

 

『クレヴィア池袋West』での「ライフアレンジメントHITO-TUBO」によるアレンジ施工例(左・中:プライベートブティック、右:ワーキングスペース) 画像:伊藤忠都市開発 


また、コンパクトマンションを専門とする新興勢力も注目です。不動産投資会社のプロパティエージェントは2017年、新しいマンションブランド『VERSE CRACIA(ヴァースクレイシア)』を開始。ライフステージに合わせてさまざまな住み方・使い方ができる住み方ダイバーシティを提案して、土地の仕入れから企画設計、物件販売、賃貸管理、建物管理を一気通貫で提供、また実際の物件を見て判断できるようほぼ竣工してから販売する手法なども取り入れて人気を博しています。 


『ヴァースクレイシア』リビング・ダイニングイメージ 画像:プロパティエージェント


賃貸同様の利便性の高い立地と、賃貸とは比較にならない充実した設備を備えるコンパクトマンション。低金利や住宅ローン減税などにより、月々家賃同等の支払いで手に入るいま、シングル・DINKSなら見逃す手はない!? 

次回は、一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」に取材! 実際にマンションを購入した女性会員380人を対象にしたアンケートを紐解きながら、さらにコンパクトマンショントレンドの深部を探ります。


(文:クエストルーム)


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最終更新日:2019年07月10日

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