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20・30代シングル女性のマンション購入が増加 年収300万...

2019年07月17日

クエストルーム

20・30代シングル女性のマンション購入が増加 年収300万円を超えると検討

狙うはシングル&DINKS物件

20・30代シングル女性のマンション購入が増加 年収300万円を超えると検討

写真:アフロ

働き方改革の波は住環境にも!? 女性専用住宅ローンも充実

女性のためのマンション購入について、コンサルティングやマンション購入セミナーなどを開催する一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」は、シングル・DINKS向けコンパクトマンションが登場し始めた28年前の1991年に設立。まさにコンパクトマンションの動向と歩みをともにしてきたような同会を訪ね、副代表の白石博美さんにお話を伺ってきました。 

今年に入ってから、毎月約450名が参加しているセミナーが2ヵ月先まで満席という状況になっているのだとか。「今年に入って特に大きく動いてきている印象で、参加者の人数は昨年の1.5倍になっています。セミナーを受けた方の3人に1人くらいが2~3ヵ月のうちに実際にマンションを契約されているんです」と白石さん。


一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」副代表 白石博美さん。宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、相談診断士の肩書も。


同会が2018年1月31日に発表した、マンションを5年以内に購入した女性会員380人を対象としたマンション購入に関するアンケートでは、“女性が結婚前にマンションを買う時代”というここ数年のコンパクトマンショントレンドを反映した結果が見て取れます。マンション購入者の約半数が独身時代の39歳までにマンションを購入していて、年収300万円を超えたあたりから購入を考え始めているようです。 

初めてマンションを購入した時の年齢 

初めてマンションを購入した時の年収(税込)

マンションを購入した理由 ※複数回答

※「女性のための快適住まいづくり研究会 マンション購入に関するアンケート」(調査期間=2017年12月24日~2018年1月8日、n=380)結果より


「いちばんの理由としては、この低金利時代に家賃を払い続けるのがもったいないということなんだと思います。住宅ローンの観点からも、20代・30代で組むと月々家賃と変わらない5~8万円程度で、繰り上げ返済しなくても定年までに支払い終えることができます。しかも、今は女性専用に優遇がある住宅ローンが金融機関からも出てきているんです。例えば、病気やけがで就業ができなくなった場合の特約が無料で付いていたり、女性特有の乳がんなども含めたがん団信がわずか0.1%の金利上乗せだったり。賃貸だと病気で入院しても家賃は待ってくれないですが、住宅ローンだと保証があるというのも女性にとっては安心ですよね」


いま世の中はまさに働き方改革、ダイバーシティ推進で女性がさらに活躍できる社会構造への変革のただなかです。住宅ローンにおいても、女性だから審査が厳しいという時代は終焉、むしろ現在では「女性のほうがほかに借り入れがなく、まじめで堅実にローンを返済してくれるので金融機関としても安心して住宅ローンを通しやすいとも聞いたことがあります」(白石さん)という時代になっています。

女性の平均寿命は90歳超え間近! 住宅ローンが老後の備えに⁉

写真:アフロ


住宅ローンの組み方については、同会では返済比率について平均20~22%と、一般的な返済比率(フラット35利用の場合で年収400万円未満30%、400万円以上35%)よりも抑えて提案するそう。そこにも、女性と男性の考え方の違いがあるようです。


「よく、“お嬢様型ローン”を組みましょうと言ってるんです。男性なら未婚でも3LDKを希望する方が多いんですが、私たち女性は目一杯の枠でローンを組んで大変な思いをして支払う必要はないとすすめています。食事や旅行を楽しんだり、いまの生活をできるだけ変えないで無理なく返せるローンをおすすめしていますが、それでもコンパクトマンションならある程度は希望するところで見つけられます。

頭金については、現在の新築なら100万円未満でもローンが組めるので、賃貸を選ぶ感覚でスピード感をもって良い物件を選ぶという方も急増しています。でも、住宅ローンは借金ではなく“マンション貯金”だとお話しするんです。住宅ローンは返済しているだけではなくて、資産として残りますから。例えば、仮にずっと独身で老後にホームに入ろうかという場合、家賃を払いながらその費用を貯めるのは大変ですよね。住宅ローンなら物件が残っているので売却して現金に換えることができます。女性の平均寿命は2050年には90歳を超えると予想されています(内閣府 平成25年版 高齢社会白書)から、老後を楽しめるようにという視点も必要になってきます。人生100年時代、50・60代からでもリバースモーゲージ型住宅ローンというものも登場しています」


初めてマンションを購入した時の頭金

初めて購入したマンションの価格

初めて購入したマンションの間取り

初めて購入したマンションの専有面積

※「女性のための快適住まいづくり研究会 マンション購入に関するアンケート」(調査期間=2017年12月24日~2018年1月8日、n=380)結果より

ライフステージの変化にも対応しやすい物件選びが重要

ここまでで判明したのは、約半数が39歳で、約1/3が年収400万円台以下、約1/5が頭金100万円台以下で購入に踏み切っているということ。

では、マンションを購入したシングル女性の将来設計はどう考えられているのでしょうか? アンケートの回答によると、76%の方が将来は結婚することを希望しています。また、マンションの購入にあたって、「結婚する際の足かせになる」ことを懸念した方はわずか1.6%でした。


未婚女性の将来設計について/結婚についてどう思いますか? ※回答数317

初めてマンションを購入する際に心配だったことは? ※複数回答

※「女性のための快適住まいづくり研究会 マンション購入に関するアンケート」(調査期間=2017年12月24日~2018年1月8日、n=380)結果より


「結婚されるので売りたい・貸したいというご相談も研究会ではお受けしています。いまは査定してみると利益が出るというケースが増えています。7年前に購入された会員の事例ですが、2,980万円で購入された世田谷区のワンルーム物件が2年前に4,200万円で売れましたね。やはり、都心部周辺で駅から10分までの“駅チカ”物件だということは重要です。物件を探される方は徒歩10分以内で検索されますので、1分過ぎただけでももう目に止まりにくくなってしまいます。もちろん、女性がひとり暮らしをするうえで利便性や安心・安全ということもありますが、そういう物件は資産価値も高いんです。

現在は需要に対しマンションの価格が正直上がってきていますので、都心部の人気エリアは難しくなってきています。駅から10分以内ということを念頭に、エリアを広げて探される方も多くなっています。埼玉の浦和や、神奈川の横浜・川崎は京浜東北線で都心にも出やすいので人気ですね。都内では東エリアが狙い目ですね」


現在のマンションを選んだ理由はなんですか? ※複数回答

※「女性のための快適住まいづくり研究会 マンション購入に関するアンケート」(調査期間=2017年12月24日~2018年1月8日、n=380)結果より


なお、安全・安心という点では、防犯面だけではなく「建物がどんなに免震・耐震構造になっても地盤がゆるいと完璧とは言えないですから」と、地盤の大切さも訴求されているそう。


「わかりやすい判断基準は、何百年も建ち続けている寺社仏閣がある土地とか、地名で○○台や○○山、○○丘と付いている土地ですね。地盤調査書やボーリング調査のデータがモデルルームや建設現場事務所に置いてあるので、しっかり説明を受けてください」

マンションの販売価格ではなく支払総額に注目すべし!

写真:アフロ


そうやってマンション購入に踏み切った女性たちですが、その後の心境の変化についても回答が寄せられています。人生設計に関わる大きな買い物をした結果はというと、むしろ「心が豊かになり、ゆとりができた」という回答が約半数を占めています。 


「実際、マンションを購入した会員の皆さまは、結婚されたり仕事で昇進・昇格されたり、ポジティブな変化が現れる方が多いんですよ」


マンション購入後の変化について ※複数回答

※「女性のための快適住まいづくり研究会 マンション購入に関するアンケート」(調査期間=2017年12月24日~2018年1月8日、n=380)結果より 


もはや買わない理由がない気がしてきましたが、最後に、いまコンパクトマンション購入をおすすめする理由をまとめていただきました。


「やはり超低金利ですよね。もし1%金利が変わったら、例えば2,000万円の35年ローンで総額412万円も変わってくるんです。35年返済で月々にすると、金利1%なら56,457円、2%なら66,253円と約1万円ほど違ってきます。

また、新築マンションの平均価格は2002年時に4,003万円といちばん低かったのですが、それが2016年には5,490万円と約1,500万円も上がりました。しかし、平成14年の住宅ローンの固定金利は当初10年が約2.4%で以降は約3.5%、いま同じ固定金利で【フラット35】だと当初5年が約0.97%で以降は約1.27%です(2019年6月金利、最も多い金利の場合)。金利も入れて両者の支払総額を比較してみると、ほとんど変わらないことがわかります。マンションの価格は約1,500万円も上がったのに、返済総額で見ると差は約190万円だけ。底値だった年と大きな差はないんです。マンションの買い時はマンション価格だけでは判断できません。さらに10月には消費税も上がる予定ですから、いかに金利が低い時に購入すべきかということを知っていただきたいですね」


(文・撮影:クエストルーム)


取材協力:一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」

女性の「安全で快適な住まい選び」を応援する団体として1991年に設立。現在、9万人以上の女性会員が登録している(入会金・年会費無料)。各分野の専門家が「女性が生涯にわたり安全で快適に幸せに暮らせる住まいづくり」の調査、研究を続けており、会員に向けたマンション購入セミナーや女性向けマンションの企画・コンサルティングも行う。銀座・自由が丘・大阪梅田にてマンションライブラリーも運営。 


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最終更新日:2019年07月17日

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