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住居表示と地番の違いを知る

2014年10月22日

平野雅之

住居表示と地番の違いを知る

不動産の取引には「地番」が使われるため、これを理解しておくことが大切

不動産の取引には「地番」が使われるため、これを理解しておくことが大切

不動産の取引には地番が重要になる

住宅など不動産の売買契約において、土地は登記された地番、建物は家屋番号で特定される。家屋番号は地番に基づいて決められるため、まずは地番の意味をしっかりと理解しておくことが大切だ。

住所を表すときにこの地番を用いる区域も多いが、都市部では地番と違う住居表示が使われていることのほうが多い。とくに、生まれてからずっと住居表示区域で暮らしてきた人であれば、初めて地番に接したときに戸惑うこともあるだろう。


すべての土地に地番がある

地番とは明治時代の初期に課税目的で付けられたものであり、もともとの国有地など一部の例外を除いて、国内のほとんどの土地が持つ固有の番号だと考えてよい。それをそのまま住所として使っていたわけだが、人口の増加とともに土地が分けられ(分筆という)、枝番が付けられ、さらに分筆され、ときには合筆され……ということを繰り返すうちに、順序はバラバラとなり飛び番や欠番も多く生まれた。

また、地番には大きな番号が使われることもある。全国で最も大きな番号がいくつかは分からないが、私の知るかぎりでは「17***番3***」と5ケタ+4ケタのものが現在も住所として使われている。

しかし、人口密集地では不都合が生じることも増えたため、昭和37年に「住居表示に関する法律」が施行され、地番とは別の方式で住所を表すようになった。具体的な方法は市区町村によって違う部分もあるが、住居表示は一定の法則に従って番号を定めるため、郵便配達員や宅配業者などが迷子になることはないだろう。

地番と住居表示はまったく違う概念による番号であり、住居表示が実施されたからといって地番がなくなるわけではなく、不動産の登記や売買には地番が用いられているのだ。

住居表示は建物に対して付けられるため、更地には住居表示がない

住居表示は建物に対して付けられるため、更地には住居表示がない


住所の表し方の違いを知っておこう

地番は「1番2」のように表示されるが、これを住所に使うときには「1番地2」となる。それに対して、住居表示が実施された区域では「1番2号」のように表す。ちなみにマンションなどであれば、地番区域は「1番地2-301」、住居表示区域は「1番2-301号」などとなる(市町村によって異なる場合もある)。しかし、日常生活においてはどちらも「1-2-301」などと書くことが多いだろう。

また、住居表示は建物に対して付けられるものだ。したがって、たとえ住居表示実施区域でも建物がない更地には住居表示もない。建物の完成時期に合わせて市町村が決定するため、未完成建物の広告やマンションのパンフレットなどには「◯丁目◯番(以下未定)」などと書かれていることも多いのだ。

最終更新日:2014年10月22日


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