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住宅購入で不利になる人、優先されない人

2014年11月12日

平野雅之

住宅購入で不利になる人、優先されない人

住宅購入で不利になる人、優先されない人

新築分譲マンションでは抽選となることも多いが……

申込みが重なったとき、あなたはどう判断される?

不動産が他の商品と大きく異なるのは、まったく同じ物が存在しないことだ。どんなに人気のある物件でも、どんなに優秀な営業担当者であっても、ひとつの物件を複数の客に売ることはできない。それでは、ほぼ同じタイミングで複数の購入申込みが重なったときにはどう扱われるのだろうか。

新築マンションであれば抽選が行われることも多いが、申込みの先着順とされることもある。建売住宅や中古一戸建て、中古マンション、土地の場合は、申込みの早い者を優先することが一般的だ。

しかし、残念ながらすべての抽選が公正だとは言い切れず、申込み順も作為的に操作されることがある。このようなときに不利になりやすい人とは……。


住宅ローンの審査が懸念される人

住宅を購入するときにローンを借りることは一般的だが、もし金融機関から承認が得られなければ売買契約は白紙解除となる。売主側からみれば大きなリスクだ。そのため、現金で購入する客と住宅ローンを申し込む客との競合になれば現金客が優先されることも、ある程度は仕方がない。

住宅ローンを申し込む客同士が競合した場合はどうだろうか。このときはさまざまな条件を照らし合わせて、より確実性の高い方が選ばれる。ただし、不動産会社の担当者レベルでは判断がつかないことも多いため、明らかに劣る要素(勤務先、職種、年収、自己資金、他の借入れなどの違い)がある場合に不利となるだろう。


マイホーム買換えの人

既に旧自宅が売れていれば問題ないが、まだ売れていない場合は注意しなければならない。一定期間内に自宅が売れなければ新居の契約を解除する「買換え特例」というものもあるが、売主側からすればなるべく敬遠したいものだ。自宅が売れていない段階では、新居の住宅ローンが思うように借りられないこともある。

いずれにしても売主および仲介会社にとってリスクがあるため、他の客との競合になれば不利に扱われやすいだろう。ただし、売却を依頼している仲介会社で新居を見つければ、購入契約の段取りをどんどんと進められることもある。先に新居を購入させることで、売却条件の妥協を引き出しやすくするための場合もあるので気をつけたい。


指し値がある人

売出し価格に対して「この金額なら買う」と提示して値引き交渉をするのが「指し値」だ。もし、指し値がある人と、それがない人の競合になれば、どちらが優先されるかは説明しなくても分かるだろう。


他社の客

中古住宅の場合に、売主から売却の依頼を受けた仲介会社は、自社で買主も見つければ双方から手数料を得られる。そのため、本来あってはならないことだが自社の客を優先し、他社が見つけた客を後回しにすることもあるのだ。

このとき、自社の客のほうが条件が悪く、他社の客のほうが条件が良くても、自社の客が優先されることもある。残念なことだが、売主に対する背信行為ともなりかねない操作もあると言わざるを得ない。

中古物件の場合には不透明な部分もあるのが実情


いくぶん不利な条件があっても、同じタイミングでの競合がなければ契約の交渉や段取りは進めてくれるだろう。だが、もしあなたが住宅ローンの審査に通らない可能性が高いにも関わらず、仲介会社が売買契約を推し進めてくるなら、「あなたを逃したら他に買い手が見つかりそうにない」という物件なのかもしれない。

最終更新日:2018年08月30日

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