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家を買うなら考えておきたい近隣との関係

2015年09月23日

平野雅之

家を買うなら考えておきたい近隣との関係

人の感情は住み心地を左右する

家を買うなら考えておきたい近隣との関係

多くの人が密集して暮らす大都市だからこそ考えておきたい近所付き合いもある

家の快適さと同時に、隣人や近所との付き合いも大切

長い人生の中で考えたとき、賃貸住宅はどちらかといえば仮住まい的な要素が強いだろう。それに対して、家を買ったときはそのままずっと住み続けることが多く、隣家や近隣との関係をしっかりと意識したいものである。快適な毎日を過ごすためには家の間取りや性能などが重要であることはもちろんだが、近所付き合いなどの良好な人間関係も欠かすことのできない大切な要素だ。

家を買ったら町内会の行事や活動にも積極的に参加するなど、地域にしっかり溶け込むことも考えたいものである。もちろん、付き合いづらい相手もいるだろうが、家を買った後で隣人を選ぶことはほとんど不可能だ。家の不具合などであれば自分で直すことができても、隣人を「リフォーム」することはできない。だが、自分から壁をつくることはしないようにしたい。

近隣トラブルなどの事例をみると、生活音など騒音の問題、顔を合わせたときの挨拶の問題、車の使い方やペット飼育、タバコ、ゴミ分別など生活マナーの問題などが多いようだ。しかし、たとえば音の問題に関しては面識のある相手かどうか、仲の良い相手かどうかで感じ方は変わるだろう。同じ音でも、ある人は不快に感じ、ある人はまったく気にならないこともある。音の発生源に対する感情の持ち方で印象は大きく左右される。

自分の家族、あるいは隣人家族のマナーについて何らかの問題行動があったときでも、お互いの関係が良好であればそれとなく注意して丸く収まることもある。お互いに協力して解決策を考えることができるケースもあるだろう。ところが、ほとんど挨拶も交わさないような隣人に注意をすれば、かえって問題がエスカレートしかねない。

隣人関係や近所付き合いは、火災や窃盗などに対する防災・防犯対策、あるいは大きな自然災害が起きたときの助け合いや救出活動にも影響するだろう。近隣に出没する不審者などの情報が、近所付き合いの中でもたらされる場合もある。共に同じ地域で暮らす「仲間」としての意識も持ちたいものだ。

隣人関係や近所付き合いが大切なのは、一戸建て住宅もマンションも同じ


家を売るときにも隣人との関係が大切

家を売るときには、とくに仲が良い相手でないかぎり隣人とはもう会うことがないかもしれない。しかし、一戸建て住宅では隣人関係が売却の成否を左右する場合もある。売却に伴い、敷地の境界確認のために隣地所有者などの立会いや確認印を必要とすることもあるが、それまでの隣人関係がうまくいっていないと、立会いや押印になかなか応じてくれないケースもあるのだ。

また、隣人関係にはとくに問題がなく敷地境界の争いもないのに、押印を拒まれることもある。隣家へ押印を頼みに行くのは土地家屋調査士や測量士、または仲介業者のケースが多いのだが、なぜ押印を拒絶されるのか明確な理由が分からないまま契約の流れが中断してしまう。

そこで、売主が隣家を訪れ「これまで大変お世話になりました。この度、引っ越すことになりまして……」などと挨拶しながら書類への押印のことを切り出すと、何事もなかったかのように印鑑を押してくれたりする。隣人としては、売主と最後のお別れがしたかっただけなのかもしれない。

また、敷地境界、構造物の越境、そのほか隣地や近隣との間で何らかのトラブルがあるときなど、それを解決して買主へ問題のない状態で引き渡すために隣人の協力が欠かせない場合もある。そのためには、日頃から良好な近所付き合いをしておくことが大切だ。人の感情はなかなか厄介である。

最終更新日:2015年09月23日


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