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あなたはいまの住まいに満足? 住宅の満足度は過去最高に!

2015年10月07日

平野雅之

あなたはいまの住まいに満足? 住宅の満足度は過去最高に!

国土交通省「住生活総合調査」より

あなたはいまの住まいに満足? 住宅の満足度は過去最高に!

誰でも不満のない住まいを手にいれたいものだが……

住宅に対する不満率は急速に下がっている?

国土交通省は9月30日、「平成25年住生活総合調査(確報集計)」の結果を公表した。これは5年ごとに実施(平成15年までは「住宅需要実態調査」)されているものであり、今回は平成25年12月1日現在の調査となっている。集計対象となったのは74,181世帯だ。

その中に「住宅及び居住環境の評価」として満足度を調べた項目がある。それぞれの質問について「満足」「まあ満足」「多少不満」「非常に不満」の4段階評価を選択するものだ。また、「住宅」は居住する住宅そのものに対する評価、「居住環境」は敷地、近隣、歩いて回れる程度の地域環境を含んだ安全性や利便性などに対する評価である。

「住宅及び居住環境に対する総合的な評価」では、「満足」が21.9%、「まあ満足」が55.3%、「多少不満」が18.8%で、「非常に不満」は3.3%にとどまっている。「多少不満」と「非常に不満」を合わせた「不満率」は22.1%であり、過去30年で最も低くなった。逆に満足度は77.2%で過去最高だ。

昭和58年調査における不満率は38.4%であり、半減とはいかないまでも大幅に下がっている。とくに平成20年調査の28.4%からは6.3ポイント下がり、5年間の下げ幅は過去30年で最大となった。

これを「住宅」と「居住環境」の個別評価でみると、平成25年調査での「住宅」に対する不満率は24.9%、「居住環境」に対する不満率は27.1%だ。「総合的な評価」の不満率(22,1%)よりも高くなっているが、「個別にみると不満はあるが全体的にはまあ満足」という層もあるのだろう。

さらにこれを「持家世帯」と「借家世帯」で分けたのが次のグラフである。

国土交通省「平成25年住生活総合調査(確報集計)」をもとに作成


「持家」のほうが満足度は高いものの、「借家」との差は縮小傾向

「持家」「借家」とも不満率は年々低下傾向にあるが、とくに「持家」における住宅への不満率はここ10年ほどで急激に下がっている。ピークだった昭和63年の不満率が45.0%だったのに対し、平成25年は20.8%だ。平成20年からは居住環境に対する不満率を下回るようになっている。

「借家」における住宅への不満率も昭和63年には64.1%に達していたが、平成25年は34.7%まで下がった。依然として「借家」での不満は「持家」を上回る状況となっているが、その差は次第に縮まりつつあるようだ。

平成25年調査で「住宅」に対する不満要素の上位5項目は次のようになっている。
1.高齢者などへの配慮 53.5%
2.地震時の住宅の安全性 48.6%
3.冷暖房などの省エネルギー性 46.7%
4.住宅のいたみの少なさ 45.2%
5.住宅の断熱性や気密性 44.1%

また、「居住環境」に対する不満要素の上位5項目には次のものが挙げられた。
1.敷地やまわりのバリアフリー化の状況 50.0%
2.火災の延焼の防止 43.2%
3.子どもの遊び場、公園など 40.9%
4.まわりの道路の歩行時の安全性 39.3%
5.治安、犯罪発生の防止 36.7%

その一方で「持家」世帯のうち、新築住宅を取得した人の不満率は20.5%、中古住宅を取得した人の不満率は21.0%でほとんど差はない。それに対して相続・贈与で取得した人の不満率は23.7%と、やや高くなっているようだ。住宅購入の際は吟味して選ぶことが多いぶん、何らかの不満が起きるケースは少ないのだろうか。

さらに、住宅取得が1回目の人の不満率は21.6%、2回目の人の不満率は18.8%、3回目以上の人の不満率は18.0%となっている。住宅の取得を重ねるにつれ不満率は次第に下がっていくようだが、3回以上の経験を重ねても満足できないケースが5分の1近く存在することは、よく考えてみるべきなのかもしれない。

最終更新日:2015年10月07日

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