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バス便の物件を検討するときは「バス停」の確認も忘れずに!

2016年07月26日

平野雅之

バス便の物件を検討するときは「バス停」の確認も忘れずに!

バス便物件の利便性は千差万別

バス便の物件を検討するときは「バス停」の確認も忘れずに!

同じ「バス便」でも、その実態は地域によって大きく異なる

不動産広告だけでは分からないバスの利便性

都心部であれば最寄り駅から徒歩圏内の物件が大半を占めるが、都心を離れるとなかなかそうはいかない。鉄道の駅から歩けば20分、30分、あるいは1時間以上という地域もあるだろう。その場合に欠かせない交通手段がバスである。

不動産の広告において「徒歩◯分以上ならバス」などといった決まりはないが、徒歩15分~20分を超えるあたりからはバス便を併記することが多い。ただし、広告に記載されるのは物件から最寄りのバス停までの徒歩時間、それに加えてせいぜい乗車時間の目安程度であり、バス便の使い勝手が良いのかどうかはほとんど書かれていない。バス便の条件がかなり良ければ、それがセールスポイントとして挙げられることはあるだろうが……。

そこで、バス便エリアに所在する物件の購入を検討するときに忘れてはならないのが、最寄りのバス停の確認だ。物件からバス停までの距離や徒歩時間はもちろんだが、運行予定表もしっかりと確認しておきたい。1時間に何本も運行されている路線もあれば、都市の市街地でありながら数時間に1本という路線もあり、その利便性は千差万別なのである。

バスの運行系統によっては、最寄りのバス停から目的方面へのバスがないこともある。「最寄りの鉄道駅」へ向かうためには遠く離れたバス停まで回らなければならないなど、不動産広告に記載された最寄りのバス停が使えないこともあるのだ。

さらに、大雪や事故などでバスが運休したときの代替手段や、運行本数が少ない場所で乗り遅れたときの移動手段についても検討しておきたい。

ときどき「自分たち家族はいつも車で移動するから」と、バスの様子をまったく確認しない人もいるが、車を運転できない事態になったとき、子どもの通学時間に送り迎えができないとき、さらに友人や知人、親族などが訪ねてくるときのことも考えておくべきだろう。

進化するバス停の一方で、取り残されるバス停も

バスの運行本数だけではなく、バス停そのものの様子もしっかりと確認しておきたい。近年はバス停に屋根を付けたり、しっかりとしたベンチを置いたりするなど、「待合スペース」として整備された「ハイグレードバス停」も増えつつある。バスの接近が分かるように「バスロケーションシステム」で運行情報を自動表示する例や、コンビニエンスストアとタイアップして店内のイートインコーナーをバスの利用客に開放し、タブレット型のバス接近表示機を設置する例もある。

左:バス運行情報の自動表示システム/右:コンビニエンスストア内に設置されたタブレット型のバス接近表示機


その一方で、道端に標識を置いただけのバス停も依然として多い。猛暑の日、極寒の日、大雨の日、暴風の日などに立ったままで、いつ来るかも分からないバスを待ち続けることは健康な大人でもつらいものだ。傘をさしていれば目の前を走り過ぎるトラックなどに接触しそうなほど、狭い場所に設けられたバス停もある。バス停の様子はそれこそピンキリといえるが、不動産広告に書かれた情報だけでは何も分からないため、現地での確認が欠かせないのだ。

また、これから人口減少が進む地域では、バス運行本数の削減や、場合によってはバス路線そのものの廃止といった事態が起きることも想定しておかなければならない。バスの利用客が多いのか少ないのかについても注意が欠かせないだろう。

最終更新日:2018年08月30日

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