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不動産物件の情報収集、みんなはどうしている?

2016年08月24日

平野雅之

不動産物件の情報収集、みんなはどうしている?

平成27年度住宅市場動向調査より

不動産物件の情報収集、みんなはどうしている?

物件選びの第一歩は情報収集から

建てるか買うか、新築か中古かで情報収集手段は大きく異なる

国土交通省は7月8日、「平成27年度住宅市場動向調査」の結果を公表した。この調査は新たに住宅を取得した世帯などに対して毎年実施されているものであり、今回は平成26年4月から平成27年3月までの間に、住宅の建築、購入、リフォームなどをして入居済み(一部は手続きが済み次第入居予定)の世帯を対象としている。調査票の合計回収数は3,265だ。

調査内容は多岐にわたるが、その中に「施工者・物件に関する情報収集方法」という項目がある。住宅の建築や購入などにあたり、建築業者や物件に関する情報をどのようなルートで得ているのか、その結果をみておくことにしたい。なお調査は複数回答であり、いくつかの手段を併用して情報を集めている場合が多いだろう。

「注文住宅取得世帯」が施工者に関する情報収集をしたのは「住宅展示場で」が突出し、50%を超えている。注文住宅の建築を依頼する前に、少なくとも1回は住宅展示場へ足を運ぶ人が多いものと考えられる。

それに対し「分譲マンション取得世帯」の物件情報収集は「インターネットで」が最も多く、「分譲戸建住宅取得世帯」「中古戸建住宅取得世帯」「中古マンション取得世帯」では、いずれも「不動産業者で」が最も多い結果となっている。また、「リフォーム実施世帯」における施工者に関する情報収集では「以前からつきあいのあった業者」が最も多い。

その結果をまとめたのが次のグラフだ。なお、住宅市場動向調査では「民間賃貸住宅入居世帯」も対象に含まれるが、ここでは省略した。

国土交通省「平成27年度住宅市場動向調査」をもとに作成


住宅情報誌は相対的に低下、意外と多い「知人の紹介」

注文住宅取得世帯における情報収集方法として「住宅展示場で」が多いのは当然かもしれないが、「知人等の紹介で」が2番目に多いのは少し意外な印象も受ける。「勤務先で」の回答が10%を超えているのも注文住宅取得世帯だけだ。

それに対して「インターネットで」や「住宅情報誌/リフォーム雑誌で」の回答は比較的少ない。注文住宅の建築では、地元の工務店に頼むケースも多いだろうが、自分の周囲にいる経験者からのクチコミ情報やアドバイスが大きな役割を果たしているのだろう。

「現地を通りがかった」とする回答も、分譲戸建住宅取得世帯と分譲マンション取得世帯ではいずれも3番目に多い結果となっている。もともと購入を検討していたエリアを歩いているときに、売出し中の物件を見かけて興味をもったというパターンだろうか。

それに対して、中古戸建住宅取得世帯と中古マンション取得世帯では「現地を通りがかった」とする回答がない。中古住宅の現地売出し(オープンルーム、オープンハウスなど)を見かけることは多いが、たまたま現地の前を通ったという人に対して訴求することは難しそうだ。

物件情報収集の手段として、かつては住宅情報誌が圧倒的な存在感を放っていた。しかし、インターネットの普及とともに、紙媒体である住宅情報誌やリフォーム雑誌が、物件情報収集の場面で果たす役割は低下してきたといえるだろう。その一方で、中古戸建住宅取得世帯と中古マンション取得世帯における「不動産業者で」の回答はいずれも50%を超えている。これを「依然として多い」と考えるのか、それとも「ここまで減った」と受け止めるのかは立場によって違うかもしれない。

また、リフォーム実施世帯の施工者に関する情報収集方法では、「以前からつきあいのあった業者」と「知人等の紹介で」の回答が多いのと同時に、購入世帯などにはなかった「業者の直接セールス」「電話帳(ハローページ)」「ダイレクトメール」の回答があるのも特徴的だ。「その他」とする回答も10%を超えている。ひとくちに「リフォーム」といってもその内容は多岐にわたるため、情報収集手段も千差万別なのだろう。


参考サイト

最終更新日:2018年08月30日

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