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「20歳代で住宅購入」が1割超!? あなたは何歳で買う?

2016年08月31日

平野雅之

「20歳代で住宅購入」が1割超!? あなたは何歳で買う?

平成27年度住宅市場動向調査より

「20歳代で住宅購入」が1割超!? あなたは何歳で買う?

写真:アフロ

一次取得と二次取得で大きく異なる年齢構成

国土交通省が7月に公表した「平成27年度住宅市場動向調査」の結果について、これまで2回にわたり主な内容をみてきた。


多岐にわたる調査の内容をすべて紹介することはできないが、最後にもうひとつ、住宅を取得した世帯における「世帯主の年齢」をみておくことにしよう。

住宅市場動向調査では、注文住宅(建替えを除く)、分譲戸建住宅、分譲マンション、中古戸建住宅、中古マンションを取得した世帯のそれぞれについて、一次取得と二次取得に分けた世帯主の年齢構成を調べている。この調査における「一次取得者」とは「初めて住宅を取得した世帯」であり、「二次取得者」とは「2回目以上の取得となる世帯」を指す。

まず、一次取得者の「世帯主の年齢」を表したのが下のグラフだ。

国土交通省「平成27年度住宅市場動向調査」をもとに作成


一次取得では20歳代が1割を超え、30歳代までで半数を超える

住宅を初めて購入または建築するのは、30歳未満がおおむね1割を超えている。調査では「30歳未満」として20歳未満の者も含んでいるが、ほぼ20歳代だと考えてよいだろう。とくに注文住宅では13.5%、分譲戸建住宅(建売住宅)では14.9%が「30歳未満」であり、比較的若いうちに新築戸建住宅を取得する人の多いことが分かる。ちなみに、調査対象地域は注文住宅が全国となっているものの、分譲戸建住宅、分譲マンション、中古戸建住宅、中古マンションについてはいずれも三大都市圏であり、必ずしも「地方圏で安い住宅を取得した」というわけではない。

「30歳未満」と「30歳代」の合計は注文住宅の65.3%、分譲戸建住宅の68.5%、分譲マンションの56.3%を占める。若い世代ほど新築志向が強い傾向も読み取れるが、住宅取得後にそこで暮らす年月の長さを考えれば頷ける結果だろうか。

平均年齢では注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンションで40歳を下回っている。若い世代では、親などから資金援助を受けて住宅を取得するケースも多いだろう。その一方、60歳以上になってから初めて住宅を取得する人も少なからず存在する。こちらは退職金を充てて「終の住処」を取得するケースもありそうだ。

次に、二次取得者の「世帯主の年齢」を表したのが下のグラフである。

国土交通省「平成27年度住宅市場動向調査」をもとに作成


50歳代で2回目の住宅取得に踏み切る人も多い?

2回目以上の住宅取得となる人は、当然かもしれないが平均年齢が上がる。今回の調査における平均年齢は分譲戸建住宅を除いて、他はすべて50歳代だ。60歳以上もかなり大きな割合を占め、注文住宅と分譲マンションでは50%以上となった。定年退職後、あるいは定年退職が近くなった時期に住宅の買換えをする人も多いのだろう。ただし、分譲戸建住宅(建売住宅)では40歳代で2回目(以上)の購入となる人が多いのも目立つ。

意外なところでは、分譲戸建住宅の3.6%、中古戸建住宅の4.3%が30歳未満(主に20歳代)となっている。「20歳代のうちに2回目の住宅購入」をする人もいるようだ。ただし、注文住宅と分譲マンション、中古マンションでは30歳未満の二次取得がゼロだった。

初めて取得した住宅(一次取得)にずっと住み続ける人も多いだろうが、50歳代あるいは60歳以上になって買換え(二次取得)をする人も少なくない。このときには「売りやすい住宅かどうか」が将来を大きく左右することもありそうだ。とくに今後の人口減少が進んでいく社会では、地域の特性によって住宅需要の二極化も顕著になると考えられる。これから初めて住宅を取得しようとするときには、街の将来像もしっかりと確認しておきたいものである。


参考サイト

最終更新日:2018年08月30日

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