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所有している「空き家」の事故で法的賠償責任がとわれる!?

2015年12月24日

株式会社さくら事務所

所有している「空き家」の事故で法的賠償責任がとわれる!?

危険は火災だけではない!?

所有している「空き家」の事故で法的賠償責任がとわれる!?

こんにちは。さくら事務所 ファイナンシャルプランナーの浅井 理恵です。

前回は「空き家火災」と「火災保険」についてご紹介いたしましたが、今回は火災に限らない、空き家を放置したままにしておく大きなリスクについてお話いたします。

空き家の危険、火災だけではありません!

「隣家からの出火で自分が所有している空き家が火事になってしまった…」
「台風で屋根が壊れてしまった…」
「雹の被害で建物が壊れた…」
「大雪で建物が壊れた…」

上記のような場合、「空き家」にかけている「火災保険」で保険金の請求ができます。

また、空き家が「出火元」になってしまった場合も失火者に「重大な過失」がない限り、近隣住民に対する賠償責任を負わなくてよいとなっています(=失火責任法)。

具体的な「空き家」の危険とは

・「空き家」が出火元になってしまい、管理状況などで所有者の重過失を問われたら?
・不法侵入者の行動が原因で、「空き家」が爆発して隣家に被害を与え、所有者責任を問われたら?
・落ちた屋根瓦が他人にぶつかって、ケガをさせてしまったら?
・窓が落ちたり、外階段の手すりがはずれて隣家に被害を与えたり、他人にケガをさせてしまったら?
・「空き家」が原因の事故で、万が一、他人が命を落とすことになってしまったら?

所有者に問われる法的賠償責任とリスクヘッジ

上記にあげたようなことが、自身の所有する空き家で起こってしまったら…?
想像しただけでも恐ろしく、身の縮む思いがしませんか?

もちろん上記のような場合、所有者に法的賠償責任が問われ、賠償金が求められます。言うまでもなく賠償金ですべてが解決できるわけではありませんが、多額な賠償金の支払いに対してリスクヘッジをする事はできるのでしょうか。

あまりお聞きになったことがないかもしれませんが、損害保険には『施設賠償責任保険』というものがあります。

『施設賠償責任保険』とは?

建物の欠陥(ここでは「空き家」)や不備によって他人にケガを負わせてしまったり(対人事故)、他人の物を壊してしまったり(対物事故)した場合の賠償金を補償してくれる保険です。

他人にケガをさせたり、他人の物を壊した時の賠償責任保険というと、所有者が加入している「個人賠償責任保険」がありますが、これではダメなの?と思われる方も多いかもしれません。
「個人賠償責任保険」は自分や家族が他人の物を壊したり、他人にケガをさせたりした時に補償される保険です。「空き家」の場合は所有物件が原因ですので、「施設賠償責任保険」で対応することになります。

*「個人賠償責任保険」は住宅物件(マイホーム)の火災保険等に特約として付加することがほとんどですが、「空き家」の場合は一般物件として取り扱われる場合が通常ですので、火災保険とは別に「施設賠償責任保険」に加入することとなります。

「空き家」の管理に困っていたら…

リスクを未然に防ぐには「空き家」を放置しない。新たな活用法に転じるといったことが重要になると思いますが、すぐには手を付けられないといった事情もあると思います。

「空き家」を巡回して危険箇所を見つけてくれたり、草むしりをしてくれたり、投げ捨てられたゴミを片付けてくれたりといった「空き家管理」の会社も増えてきました。こうした管理会社を利用するのも一つの方法ではありますが、業者選定はくれぐれも慎重に行いたいものです。


株式会社さくら事務所
ファイナンシャルプランナー  浅井 理恵

最終更新日:2015年12月24日


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