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男が好きな街、女が好きな街。男女の街選びの違いとは?

2017年03月10日

中川 寛子

男が好きな街、女が好きな街。男女の街選びの違いとは?

首都圏の人気の街ランキングの違い

男が好きな街、女が好きな街。男女の街選びの違いとは?

(ペイレスイメージズ/アフロ)

人気の街ランキングで見る男女の違い

Yahoo!不動産 賃貸のアクセスランキング 2016年版(写真:アフロ)

Yahoo!不動産 賃貸のアクセスランキング 2016年版(写真:アフロ)


世の中には各種の街ランキングがある。男女それぞれのランキングを比べてみると、男が好きな街、女が好きな街には違いがあり、男女で街を見る観点が異なることが分かる。たとえば、上図は2016年のYahoo!不動産 賃貸でのアクセス数を元に集計をしたランキング。総合ランキングと男女別のランキングを比べてみると、男性が選んでいて女性が選んでいない街、その逆に女性が選んでいて男性は選んでいない街がある。

男が好きな街、「赤羽」「武蔵溝ノ口」「品川」

赤羽の行列のできるおでん屋さん。飲食店では女性を見かけることも増えたものの、遊びには行っても住みたいという人はあまり多くはない

赤羽の行列のできるおでん屋さん。飲食店では女性を見かけることも増えたものの、遊びには行っても住みたいという人はあまり多くはない


まず、男性目線で見ていこう。男性のランキングには入っているが、女性には入っていない街としては、「赤羽」「武蔵溝ノ口」「品川」がある。上図のランキングは20位までとなっているが、以降の21位、22位にも、女性のランキングには入っていない「高田馬場」「錦糸町」がランクインしている。品川を別とすると、これらの街に共通するのは飲食店が多く猥雑な雰囲気であることだ。

高田馬場駅近くの飲食店街、さかえ通り。近年はミャンマー料理店が増えており、リトルヤンゴンと呼ぶ人さえいる

高田馬場駅近くの飲食店街、さかえ通り。近年はミャンマー料理店が増えており、リトルヤンゴンと呼ぶ人さえいる


たとえば、赤羽は朝から飲める飲み屋街があり、赤提灯の並ぶ路地で知られている。武蔵溝ノ口も、線路近くに闇市の風情を残す飲み屋街があり、日が暮れる頃ともなるとどこからともなく人が集まってくる。高田馬場は、言わずとしれた安さ・ボリューム自慢の店が並ぶ学生街。錦糸町は、風俗店も多い。
こうした猥雑な雰囲気を敬遠する女性は、以前に比べれば減ってはいるものの、それでも住む場所としてはあまり選ばないのである。しかし、男性には夜遅くに、安く飲食できるメリットが優先されるようだ。

タワーマンションから見下ろしたグランツリー武蔵小杉。植栽の整備された街並みにはかつての工場地帯の面影はない

タワーマンションから見下ろしたグランツリー武蔵小杉。植栽の整備された街並みにはかつての工場地帯の面影はない


これまで取材してきた経験からいうと、風俗、ギャンブル、工場のイメージがある街は、女性に嫌われやすい傾向があるようだ。ただ、かつては工場街で、人気ランキングには登場すらしなかった「武蔵小杉」のように、再開発によって街のイメージが変わり、2014年11月の大型商業施設「グランツリー武蔵小杉」開業で、一気に女性人気が高まったケースもある。このように、街のイメージは上書きされる可能性があることも覚えておきたい。

女が好きな街、「下北沢」「自由が丘」「西荻窪」

駅周辺に幹線道路が走っていないため、大型店舗が出店しにくく、個人経営の商店が中心になっている西荻窪駅周辺。それぞれの店舗の個性が人気を呼んでいる

駅周辺に幹線道路が走っていないため、大型店舗が出店しにくく、個人経営の商店が中心になっている西荻窪駅周辺。それぞれの店舗の個性が人気を呼んでいる


では続いて、女性目線で見るとどうだろう。女性のランキングには入っているが、男性には入っていない街としては、「下北沢」「自由が丘」「西荻窪」がある。いずれも街としてはそれほど大きくはなく、大型の商業施設があるわけでもないが、外食、ショッピング等で女性誌などのメディアでよく取り上げられる場所である。

これらの街から分かるのは、女性は街の規模にはあまりこだわりがなく、それよりも、趣味性の高い買い物に便利な、個人商店が多い街を選ぶ傾向があるという点。買い物だけなら大型店でも良いわけだが、大型店はどうしてもマスを対象にした商品が中心になる。こだわって選びたいという人には向いていないことがあるのだ。また、これらの街にはカフェ、古書店、アンティークショップやギャラリー、劇場など多彩な施設があり、文化的、知的なイメージもある。

男性はコンビニさえあれば良いと、スーパーや商店街の有無を気にする人は少ないが、女性はどんな店があるかなどを含め、気にする人が多い

男性はコンビニさえあれば良いと、スーパーや商店街の有無を気にする人は少ないが、女性はどんな店があるかなどを含め、気にする人が多い


こうした男女の違いが生まれる要因として、防犯意識、生活の違いなどがある。個人差もあるが、概して女性のほうが防犯意識は高く、危険そうな場所には近寄りたがらない。飲食店街、風俗街などを危険と決めつけるわけではないが、男性より女性のほうが不安を感じる場であることは間違いない。自炊する割合も女性のほうが総じて高く、商業施設の充実度には目が行くし、カフェを日常的に利用する人も多い。生活の違いが街を選ぶ際に反映されるのである。

実際、不動産会社に聞くと、男性の場合には、通勤・通学先への利便性が高く予算が合ってさえいれば「寝に帰るだけだからどこでも良い」というケースが少なからずあるとか。足回りの利便性が最優先されるのだ。一方、女性は「どこでも良い」というケースは少なく、街にこだわるケースが多いのである。

男女が2人で街を選ぶコツとは?

街のイメージは雑誌、テレビなどといったマスメディアによって作られるが、住むという観点で作られる記事は少ない。実際に住んでどうかという部分は自分で確かめる必要がある

街のイメージは雑誌、テレビなどといったマスメディアによって作られるが、住むという観点で作られる記事は少ない。実際に住んでどうかという部分は自分で確かめる必要がある


こうして、街の好みが一致しないこともある男女だが、一緒に住む街を選ぶ時のコツを2つ提案したい。

  • イメージだけで街を選ぶのではなく、実際に2人で街を歩いてみて確かめる
  • もしも2人の意見が食い違ったら、思い切って女性に意見をゆずってみる

知っておいてほしいのは、イメージは街の一部でしかないということ。赤羽に猥雑な飲食店街があるとしても、街全体に飲み屋街があるわけではなく、静かな住宅街も広がっている。女性向けの店が多く、瀟洒なイメージの自由が丘にもキャバクラが集まる一角があり、意外に焼き肉店も多い。

だから、もし、ある街に悪いイメージを持っていたとしても、最初から否定せず、2人で現地を歩いたり、地元に詳しい地場の不動産会社や住んでいる人に話を聞くなどしてみよう。思っていなかった面を発見するなどで、考えが変わるかもしれない。猥雑な飲食店街など気になるエリアが駅の反対側にあるなど、ふだん通らない位置の場合には、その駅に住んでも影響はないこともある。

また、女性が防犯、買い物の利便性などからある街を良しとしており、賃料・住宅価格等が予算内に収まるなら、男性は通勤が極端に不便にでもならない限り、女性の選択に従うほうが賢明だろう。なぜなら、買い物その他の利便性については一般に女性のほうが見る目があるし、子どもができた場合のことを考えると安全な街のほうが安心だからである。もちろん、単にミーハーな気分から、イメージが良く賃料・住宅価格の高い街を予算無視で推している場合は、その限りではない。きちんとした話し合いが必要だ。

せっかく、視点の違う男女が共同して街を選ぶのである。視点の違いを知ることは相手をより深く知ることでもあり、そう考えると、街選びは二人の絆を深める最高のチャンス。楽しみながら、二人が揃ってハッピーになれる街を探してみてほしい。

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【データ概要】
  • Yahoo!不動産 賃貸の対象期間内のアクセス数を元に集計
  • 対象期間:対象期間:2016年1月~12月
  • 対象エリア:関東

最終更新日:2017年03月10日


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