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【首都圏】生活費が安上がりになる! 物件・まちの探し方

2017年10月12日

中川 寛子

【首都圏】生活費が安上がりになる! 物件・まちの探し方

古い・遠い・商店街、がキーワード

【首都圏】生活費が安上がりになる! 物件・まちの探し方

単身者なら生活費の中で比重が大きい外食費もきっちり確認、全体として生活費が安く済むまちに住みたい

安く借りるには「古い物件」を「古いまち」で探そう

住宅が安く借りられる要因は3つ。それは「古い」「遠い」「狭い」のいずれかの条件、あるいはその条件のいくつかが重なっていることです。このうち、「狭い」についてはどこにあるかは物件次第。「このまちなら狭い物件があるはず」という探し方はしにくいものです。


ところが「古い」「遠い」であれば、ありそうなまちが分かります。まず、「古い」物件があるのは古くから開発されてきたまちです。特に見て分かりやすく、目印になるのは銭湯です。銭湯は1968年の2687軒をピークに年々減少しており、それ以降、スーパー銭湯は作られても銭湯はほとんど作られていません。つまり、銭湯があるまちは1968年以前から住宅地だった古いまちといえるのです。また、いまだに銭湯が存続しているということは、周辺に風呂無しで賃料が手頃なアパートが残っている可能性もあります。


銭湯は煙突が目印になるので、実際にまちに行った時にも探しやすい


具体的には東京都浴場組合、神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合、埼玉県公衆浴場業生活衛生同業組合などの地図をチェックするのが効率的でしょう。ちなみに東京23区では下町エリアに銭湯が多そうに思えますが、区単位で見ると最多は大田区で42カ所。しかも、黒湯という温泉に入れる銭湯も多数あります。


はじめての一人暮らしであれば、近くに金物屋さんがあると便利


また、まちを歩く時にはどんな店があるかを意識しましょう。米屋、豆腐屋、味噌屋、おでん種屋、果物屋、魚屋、呉服屋、金物屋など、新しく開業することが少ない業種が点在している場合には歴史のあるまちと判断できます。


逆に駅前で再開発が行われたまちでは古い建物が建替えられている可能性が高く、古くて安い物件が探しにくくなっている可能性があります。再開発が行われると、玉突きのように周辺も開発が進んでしまうものです。

駅から「遠い物件」は地図、坂道、バス便で探す 

次に「遠い」物件ですが、これは地図から推察できます。たとえば品川区の戸越、中延、旗の台エリアでは近距離に複数路線が走っており、駅から10分歩くと隣の駅に着いてしまうことも多く、遠いからという理由で賃料が安くなることはありません。逆に世田谷区では京王線と小田急線、小田急線と田園都市線の間などには歩くと20分以上かかるような場所も多く、そうした場所では駅から遠いという理由で賃料が安くなります。


坂の上の物件も周辺に比べて安くなるケースが多い。上り下りは大変だが、日当たり、眺望に恵まれているなどのメリットもある


また、駅から坂を上らなくてはいけない場所も安くなります。実際の距離自体がそれほど遠くなるわけではないものの、時間は余分にかかりますし、毎日となると辛く感じる人もいるからでしょう。神奈川県のように、低地と台地・丘陵が接するような地形が多いまちで駅から物件までの間に坂・階段がある物件なら、平坦地より安く借りられます。


バス便を利用する物件を選ぶ際には、自分の生活スタイルを考え、無理がないかをよく考えて。夜間遅くなることが多いなど、不規則な生活の人には向かないこともある


遠くて安い物件を選ぶなら、町田・川崎・横浜・吉祥寺などの、バス路線が多く発着している駅からバス便が利用できる物件を狙う、という手もあります。ただし、賃料が安くなる分、バス代が必要になってきますから、社会人で会社がバス代を負担してくれる場合でなければ、どちらが得になるかの計算は必要です。


また、最近は夜10時、11時過ぎまで走っている路線が増えていますが、場所によっては夜9時台で終バスという路線もあるので、終バスの時間は必ず調べておきたいところです。


自転車を使うという手もあります。特に駅から遠くても、その間が平坦であればさほど負担にはならないでしょう。ただし、この場合も物件や駅近くに駐輪場があるか、利用にいくらかかるかは調べておきたいところ。トータルで安くならなければ意味がありません。

生活費を安く上げたいなら「商店街」のあるまち 

生活費全般を安く上げたいなら、狙うべきは商店街とスーパーが共存しているまちです。これは競争のあるまちという意味。スーパーが一軒しかなく、そこでしか買い物ができないまちでは競争原理が働かず、物価は安くならないのです。


商店街とスーパーがあるまちだけでなく、複数のスーパーがあるまちも競争があって、物価は安くなることが多い


ただし、商店街があってもファミリーが多く住んでいるまちは一山いくらでしか野菜を売っておらず、いくら物価が安くてもシングルには買い物しにくいなど不便なこともあります。当然、その逆もありますから、まちを歩いている人たちや売られている商品の単位、量を見ることで、自分と同じような世帯が多く住んでいるかどうかはチェックしたいところです。


物価の安さで差が出がちなのは生鮮食料品や外食、中食です。今どきはどのまちにもドラッグストアはあるので、日用品ではそれほど大きな差は出ません。そのため、見るべきは食料品ということになります。


飲食店をみかけたら価格、メニュー、営業時間をチェックし、自分の生活に役立ちそうかどうかを考えてみよう


特に単身者であれば外食、中食が多くなりがちですから、お手頃価格で食べられるかどうかは大事な点です。目安は500円、つまりワンコインで食べられるメニュー、弁当がどの程度あるか。下見に訪れる時には金額にも注意して飲食店を見るようにすると、生活費が安く済むかどうかが推察できます。

おまけ:公共施設の多いまちという手も

もうひとつ、公共施設が近くにあるかどうかも見ておきたいところです。体育館が近くにあればスポーツクラブに通わずとも安価にスポーツが楽しめますし、図書館や公園も同様です。自治体によっては資格取得など仕事にも役立つ講座が手頃な価格で受講できることもあります。


限られたお金で楽しい生活ができるまちを選びたいものです。


参考サイト

※4ページ目に東京都の「入浴場料金および利用者数」の推移グラフあり。

最終更新日:2017年10月12日


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