ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
憧れの都心暮らし。実際に暮らす人たちに聞いたメリット・デメリ...

2018年07月26日

中川 寛子

憧れの都心暮らし。実際に暮らす人たちに聞いたメリット・デメリットとは?

必ずしも良いことばかりではない?

憧れの都心暮らし。実際に暮らす人たちに聞いたメリット・デメリットとは?

働く場としてのイメージが強い都心部ですが、近年はオフィス街に住宅を作る動きもあります

利便性を考えると都心暮らしは憧れですが、必ずしも良いことばかりではありません。ここでは山手線内を中心に、湾岸も含む都心部に暮らす人たちにメリットとデメリットを教えていただきました。

都心暮らしの人に聞いた、5つの「メリット」

まずは都心で暮らすメリットをご紹介しましょう。


メリット1「交通の利便性が高い」


なんといっても一番のメリットがこれ。どこに行くにも便利という交通の利便性です。通勤に時間がかからないのはもちろん、「夜遊びして遅くなっても歩いて帰れる」「タクシーを利用してもさほど料金も時間もかからない」という声を多く聞きました。


四ツ谷駅近く、上智大学の前にあるバス停。新宿方面へ向かうなら鉄道よりバスが便利だそうです


中には歩いても通勤できるので「健康のために毎朝、歩いて通勤している」という人も。雨の日はバスを利用すれば電車ほどには混雑することがなく、快適だそうです。


メリット2「買い物にも便利」

 

世界の一流品も揃う表参道界隈。一方で裏通りに入ると個性的で、これからのトレンドになりそうな店などもあります


買い物の便利さも多くの人が指摘するところ。大型商業施設あり、百貨店あり、地域によっては老舗もあって日常生活に必要なものから、世界の一流品までが身近で揃うのは都心ならではです。最近ではさまざまな出前や家事支援サービスが登場してもいますが、こうしたサービスは都心からスタートすることが多いので、いろいろ試してみることもできます。


都心でも千代田区の麹町周辺、港区の南麻布、元麻布界隈のように日用品や食料品を揃えた店がさほど多くないエリアもありますが、「最近はネットも含め、各種宅配サービスが充実してきているので不便を感じなくなった」と聞きました。

 

赤坂の飲食店が多い通り。手頃な店から高級店まで幅も広く、さまざまな味を楽しむことができます


飲食の充実ぶりも都心の魅力。世界の味はもちろん、日本各地の郷土料理店も多数集まっており、いながらにして世界、日本中の味を楽しめます。


メリット3「遊び、学びに事欠かない」


ライブハウス、劇場などがある複合施設赤坂サカス。広場を利用してさまざまなイベントも開催されています


映画館や美術館、劇場にコンサートホール、ライブハウス、ギャラリーその他趣味や遊びにも事欠かないのが都心です。しかも、多くのトレンドが都心から発するため、都心に暮らしているだけでそうした新しい動きに触れることができます。


最近ではインターネット経由でさまざまなものに触れられるようになってきていますが、それでも「ライブにはその時その場所でしか味わえない良さがある」という意見を聞きました。また、都心では大小さまざまなイベントやセミナー、勉強会などが数多く開かれており、学びの場も多数。あれもこれもやってみたい人にはチャンスのある場ともいえます。


メリット4「医療の選択肢が豊富」


飯田橋駅の周辺には大学病院をはじめ、複数の病院が集まっています


大学病院、最先端の研究をしている病院や特定分野に強い病院など医療機関が集中しているのも都心です。特に新宿区、千代田区、港区、文京区には病床が200床以上の大病院が多くあり、病院に近いことが理由の人気物件もあるとか。特に高齢者、子どものいる家庭などには医療の充実は安心です。


メリット5「選べる教育環境」


皇居の外堀の向こうにあるのは東京理科大学。お堀端には水辺に親しめるカフェもあり、都心には自然もあることが分かります


私立を中心にたくさんの学校が集まっているのも都心です。幼稚園から大学までこだわりたい家庭なら、とことんこだわれます。子どもが小さいうちは長時間の通学はためらわれますが、都心であればさほど時間をかけずに通えます。もちろん、公立の小中学校とは違い、入りたいから入れるというわけではありませんが、チャンスだけは豊富にありますし、そのための塾や予備校その他も多数揃っています。

ここが困る! 都心暮らしの5つの「デメリット」 

続いて、デメリットを聞いてみましょう。


デメリット1「家賃・住宅価格に加え、生活費も高い」


家賃が高い地域では店舗、飲食店もその分を稼ぐ必要があるため、どうしても価格が高くなりがちです。写真は日本橋の三越前

 

利便性の高い場所ほど、家賃・住宅価格は高くなります。当然、都心は家賃も住宅価格も高めです。賃貸の場合は礼金、敷金といった契約時の初期費用が家賃のそれぞれ2カ月分などとなっていることがあり、その点でも高くつきます。


また、機械式の駐車場が多く、入る車のサイズには制約があります。特に車高のある大型車は入らないことが多く、「駐車場のサイズから物件探しをする」という声を聞いたほどです。


生活費も高くつきがち。「外食が続くと大変」「クリーニング代が高い」「誘惑が多いので使い過ぎないようにするのに一苦労」などの声を聞きました。


デメリット2「意外に坂が多い」


港区白金周辺の坂道。幹線道路を通っている分には気が付きませんが、住宅街に入っていくと坂、細い道の多さにびっくりします


中央区を除き、都心は坂が多いエリアです。急な坂も多く、子どもや高齢者のいる家庭では上り下りが大変なことも。また、表通りだけを見ていると気づきませんが、「一本裏に入ると細い道が多く、運転しにくい」という声もありました。


デメリット3「休日が不便」


都心のうちでもオフィスが多いエリアでは「休日になると地域内の飲食店など多くの店が閉まってしまい、不便」という声がありました。ただ、その一方で平日は人が多いものの、「休日は人が少なく、静かで過ごしやすい」と評価する人も。「オフィス街では夜間診療をするクリニックが多い」という声も聞きましたので、プラスもあればマイナスもあるというところでしょう。


観光客が集まる場所では年中、人通りが絶えず、住む環境としてはあまり好ましくないと考える人もいるようです。写真は旧渋谷川遊歩道路、通称キャットストリート


逆に新宿区の神楽坂や文京区の谷根千(谷中、根津、千駄木)、渋谷区の原宿エリアのように観光客の多い場所では「休日も人が多く、買い物に行くにも人をかき分ける必要があってひと苦労」という声もありました。


デメリット4「子どもの遊ぶ環境が今ひとつ」


神宮外苑などのように緑の豊富な場所は多数あるものの、子どもが駆け回って遊べるような場はそれほど多くはないようです


子どものいる家庭からは「住まいの周辺に子どもが安全に遊べる場、ヨソの子どもと知り合える場が少ない」「住まいの周辺の交通量が多く、不安」などの声を聞きました。もちろん、都心部にも北の丸公園や新宿御苑など公園は多数あり、緑が少ないわけではありません。しかし、あまりに広い公園は逆に子どもを遊ばせるには今ひとつ。どのエリアにも児童遊園はありますが、友達に会える場はそれほど多くはないようです。


ただ、これについては住む場所によって差があります。近年、子育て世代が増えている湾岸エリアでは「同年代が多く、公園が整備されている」と評価している人もいます。気になる人は住まいを探す際には周辺の公園の様子などをチェックしてみることをお勧めします。


デメリット5「住環境がいまひとつ」


都心部の人気のある地域では建物が古くなっても人気が落ちないので、意外に古い建物が多い地域もあります。写真は原宿界隈


都心部では建物が密集しているため、場所、建物によっては日当たり、通風などに恵まれない場合が少なからずあります。「窓を開けても隣家の壁が見えるだけで風通しは望めない」「ビルの谷間になっていて暗い」などという声が代表的なもの。また、自然豊かな場所から引っ越してきた人からすると、「都心は空気が悪い」のだとか。


人通りの多い場所では「いつも人の声、車の音がする、慣れるまでは寝られなかった」ということも。利便性と住環境は時として相反するもののようです。


どんな場所にもプラスとマイナスはあるものですが、都心は特にその幅が大きいということかもしれません。自分が何を優先するかで選んでみてください。

最終更新日:2018年08月29日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。