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渋谷区に住みたい! 家賃が手頃で穴場な3駅

2019年02月20日

中川 寛子

渋谷区に住みたい! 家賃が手頃で穴場な3駅

代々木八幡、幡ヶ谷、笹塚を狙おう

渋谷区に住みたい! 家賃が手頃で穴場な3駅

現在工事中の代々木八幡駅。駅の向こう側に飲食店、スーパーなどが集まる商店街があります

【小田急線代々木八幡駅】2線利用の利便性にしゃれた店も多数 

渋谷区と聞くとどうしても渋谷駅を中心に考えてしまいがちですが、山手線の駅でいえば新宿から恵比寿までが渋谷区。お手頃な賃料で、でも渋谷区と考えた時には狙い目は区の西側、どちらかと言えば新宿に寄ったエリアです。


最初にご紹介したいのは小田急線の代々木八幡駅。ここはかつて渋谷を流れていた渋谷川の支流、宇田川の上流部に当たる場所で、渋谷から川跡をたどってくると駅の近くにたどりつきます。その途中も含め、川沿いにはしゃれた雰囲気の小さな店が多く、グルメな人たちにはうれしいまちでしょう。


宇田川の川跡。ちなみに写真左手、ビルと一戸建ての間にも河骨川(こうほねがわ)の川跡があります。河骨川は唱歌「春の小川」のモデルとなった川と言われています


といっても気取ったまちではありません。駅のすぐ裏手の路地に銭湯があったり、昔ながらの賃貸住宅や居酒屋などもあるなど、好みに応じて飲食や買い物、住まいを選べるまちでもあります。


駅自体は離れていますが、近くに東京メトロ千代田線の代々木公園駅があり、2線が利用できるのも便利なところ。それに駅名から分かる通り、代々木公園もすぐ近く。緑が多く、のんびりできる上に、代々木公園は各種イベントの舞台になることもしばしば。歩いて都心のイベントに参加できる、都心に住むことの楽しみを満喫できる立地というわけです。


代々木八幡駅前の商店街を抜けた辺りから都心方向を見たところ。真ん中の緑が代々木公園です。公園の前の道を左に入ると東京メトロ千代田線の代々木公園駅があります


駅では現在、ホームの延伸工事、新駅舎の建設工事が行われており、2019年中には完成する予定。南北の自由通路ができ、山手通りへの直通連絡橋ができるなど、これまでの不便が解消されることになります。駅の近くを走っていながら、段差があるため、階段を上る必要があった山手通りが近くなるのです。山手通りには渋谷行き、渋谷区内を走るコミュニティバスなどのバス停があり、これによって乗換えが楽になりそうです。


工事中の代々木八幡駅。あと1年ほどは辛抱が必要ですが、それ以降は使いやすくなります


ちなみに渋谷からたどってきた川跡はさらにたどると、お隣の代々木上原駅のあたりまで続いています。代々木上原はお屋敷街として有名ですが、駅の近くの川跡周辺は庶民的なアパートなども集まっている地域です。

【京王線幡ヶ谷駅】新宿も至近。庶民的な商店街がにぎやか

京王線の幡ヶ谷駅、笹塚駅周辺には10もの商店街が密集しており、しかも横のつながりが強いのが特徴です。2000年以前の、まだ商店街がホームページを持つのが珍しい時代に「ささはたドッとこむ」というページを作っていたと聞けば、先取の気風のある土地であることがお分かりいただけるでしょう。


商店街の連携はネット上だけではありません。共同でクーポンの付いた冊子を作るなどの努力も行われています


さて、そのうちの幡ヶ谷駅は甲州街道を挟んで南側に西原商店街、北側に幡ヶ谷商店街、幡ヶ谷六号通り商店街があり、そのうちでもにぎやかなのが100店舗ほどが並ぶ六号通り商店街。道幅は狭いのですが、両側に八百屋、酒屋、和菓子屋に居酒屋、ビストロなど様々な店がぎっしり。変わったところでは美術刀剣店なども。古いまちなのでしょう。  


六号通り商店街。飲食店も多く、特にラーメン、カレーの店が目につきます


徒歩圏にトレーニング室やプール、相撲場(!)などもある渋谷区スポーツセンター、西原図書館などの公共施設があるのもうれしいポイント。個人的には京王線に並行するように流れていた玉川上水の旧水路を利用した緑道が散策コースとしておすすめ。整備されてから30年ほども経っており、今後、再整備が予定されていることから、今後はもっと楽しめる場所になるのではないでしょうか。


玉川上水の旧水路を利用した緑道。橋も残されています。また、場所によっては桜並木があり、春には花見が楽しめます

【京王線笹塚駅】駅前再開発で利便性大幅アップ

幡ヶ谷と同じように商店街が多いまちと言っても、笹塚駅周辺でまず目に付くのは駅構内や駅前などのビル内にある商店街。特にこのところ人気なのは2015年に再開発で駅南口側に誕生したメルクマール京王笹塚。

 

駅前に誕生したメルクマール京王笹塚。上階は賃貸マンションになっており、富士山も見えるそうです

3階までは商業施設が入っており、飲食店からファッション、雑貨、書籍に和装など様々な39店舗があります。4階に渋谷区立笹塚図書館が入っているのもうれしいところ。同図書館では読書や調べもの、勉強に便利なデスクが用意されており、Wi-Fiも使えるので、我が家の書斎代わりに重宝しそうです。 


再開発ビル4階にある区立笹塚図書館。区民なら使える集会施設などもあります

 

京王線の高架下に伸びる京王クラウン街笹塚、笹塚ショッピングモール21などビル型の商店街のほか、南側には観音通り商店街、北側には十号通り商店街、笹塚十号坂商店などの路面店が中心の普通の商店街も。特ににぎわっているのは十号通り商店街で八百屋さんや魚屋さんなどのような昔からある店から、女性に人気のメロンパンの店や数百種類の酒や葉巻があるバーなど新旧さまざまな店が軒を連ねています。

 

最近では数の減った魚屋さんも十号通り商店街ではまだまだ健在


ところで、六号、十号と似たような名まえの商店街があることにお気づきでしょう。かつては甲州街道の南側に玉川上水の新水路があり、そこに橋が架かっていました。その橋を渡る通りを新宿寄りから順番に一号通り、二号通りと言っており、幡ヶ谷は六番目、笹塚は十番目の通りがあり、現在はそれが商店街になっているというわけです。ちなみに玉川上水の新水路は現在、道路になっており、その名も水道道路。古くから江戸のまちにとって重要なエリアだったわけです。


これが水道道路。まっすぐ行くと新宿中央公園のあたりに出ます


ところで、幡ヶ谷、笹塚辺りで住まいを探す時にはひとつ、注意があります。甲州街道を挟んで南側は平坦な土地が続きますが、北側は駅を離れると比較的すぐに下り坂に。所々には非常に急で、かつ細い道などもあるので通勤、通学が嫌にならないかは要チェック。その分、賃料は安くなりますが、毎日のことですから、慎重に検討したほうが良いでしょう。また、南側もある程度離れるとやはり坂があります。場所によって違いますから、下見ではよく見ておきましょう。 

 

代々木上原から幡ヶ谷方面に向かう途中の坂。歩く時にも、自転車利用時にも注意が必要です


以上、渋谷区ながら比較的手頃に借りられる穴場の3駅をご紹介しました。面白いことにどの駅の近くにも銭湯があり、商店街があります。古くから人が住んできたまちだということで、その分、古いアパートなどが残されてもいます。そうした共通点はあるものの、まちの雰囲気はそれぞれ。1日で見て回れる距離なので、実際に歩いてみて、自分にとって住みやすそうなまちを選んでみてください。

 

幡ヶ谷にある仙石湯。笹塚には栄湯、代々木八幡には八幡湯と今回紹介したエリアにはなぜか、必ず銭湯があります



最終更新日:2019年02月20日

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