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小田急線沿線に住みたい! 家賃が手頃で穴場な3駅

2019年07月11日

中川 寛子

小田急線沿線に住みたい! 家賃が手頃で穴場な3駅

水、緑、音楽など魅力いろいろ

小田急線沿線に住みたい! 家賃が手頃で穴場な3駅

複々線化の完成で混雑緩和が進み、より利便性が高まった小田急線。東京メトロ千代田線、JR常磐線との乗り入れで都心方面へのアクセスも良好

都心通勤に便利、2018年には複々線化も完了

新宿駅(新宿区)から小田原駅(神奈川県小田原市)を結ぶ小田急線(正式には小田急小田原線)は劇場やライブハウスが多く、独特の雰囲気で知られる下北沢駅、沿線屈指のお屋敷街である成城学園前駅(いずれも世田谷区)、都下有数の繁華街町田駅(町田市)など、よく知られたまちの多い沿線です。東京メトロ千代田線、さらにJR常磐緩行線と乗入れていることから、新宿あるいは都心部などに通う人たちには人気のある沿線のひとつです。


その分、ラッシュ時は混雑する沿線でもあり、小田急電鉄は長年に渡り、輸送力増強のために連続立体交差化、複々線化事業を行ってきており、2018年3月にようやく完了しています。その結果、ダイヤ改正前に192%にも及んでいた最混雑区間(上り世田谷代田駅―下北沢駅間)のラッシュピーク時(下北沢着8時前後の1時間)の平均混雑率が151%にまで低下、いくぶん、楽に通勤できるようになりました。


また、小田急線は都心直結に加え、小田原、箱根などの観光地へも伸びる沿線で、それも沿線に住む魅力のひとつ。通勤、通学と反対側に向かえば温泉や海が待っているのです。


では、そんな沿線でおすすめはどこでしょう。

【玉川学園前】坂と緑、景観に恵まれた文教エリア

小田急線の線路の脇、駅のすぐ前には玉川学園が。当然ですが、学生の姿の多いまちです


玉川学園前駅(町田市)周辺に広がる住宅地は駅前にある玉川学園の創設者・小原國芳氏が学校を作るために土地を買収、宅地造成して分譲したものです。小原氏は駅敷地、駅舎などを小田急電鉄に提供、駅を誘致してもいます。まち全体が学校のために生まれたわけで、初期の頃には教育者としての小原氏を支援していた人たちが多く土地を購入しており、学者、文化人などが多かったのだとか。このエリアには玉川学園のほか、和光大学など他にも学校があることから、一帯は文教地区に指定されており、他のまちの駅前ではよく見かけるパチンコ店、ゲームセンターなどを見かけないのはそのため。教育が中心にあるクリーンなまちなのです。市民に向けての講座も多数開催されていますから、子どもの教育環境が気になる家庭はもちろん、学び続けたい人にも良い環境といえそうです。


初めて降りた人がまず感じるのは緑の多さでしょう。住宅地内には巨木という言葉がふさわしいような木々が多く、生垣がある家も。桜並木も有名で、時期になるとはなびら市、さくらめぐりなどといったイベントが開かれ、まち全体が賑わいます。町内会の支部主催でお花見会が開かれる地域もあり、地元でのお付き合いのあるまちでもあります。


ところどころには町内会が設置したベンチが置かれています。歩き疲れたら利用してくださいということのようです


それと同時に感じるのは坂、しかも急坂の多いまちであること。駅周辺はまち全体の底に当たっており、そこからはどこに向かうのも坂、坂、坂。それを気にする人もいますが、一方で坂があるためのメリットもあります。規模の大きなマンションが少ないこともあり、まち一望の眺めが楽しめる場所や、採光、通風などに恵まれた住宅が多いのです。住環境を優先したい人には気持ちの良いまちと言えます。 

 

坂、階段の多いまちですが、その分、眺望や通風、採光には恵まれている住宅も多いのが特徴です。高層マンションはもちろん、規模の大きな集合住宅も少なく、大半は一戸建て、小規模な賃貸住宅です


商店街、スーパーや市の玉川学園駅前連絡所など日常的に必要なモノは駅近くに集中しており、買い回りには便利なコンパクトさ。また、一駅先の町田周辺には大型商業施設が集まっているので、週末にまとめ買いをする人なら少し足を伸ばせばほとんどのものが手に入ります。利便性最優先という人には向かないかもしれませんが、のんびり自然も楽しみながら静かに暮らしたいという人には一考の価値ありです。


坂の多いまちを少しでも楽に移動できるようにと町内会、市とバス事業者が協力して走らせているコミュニティバス玉ちゃんバスと商店街

【狛江】音楽と絵手紙、地元野菜が楽しめるコンパクトなまち 

多摩川に面した東京都狛江市は面積6.39㎢と東京都内では一番小さな市。全国で見ても下から2番目(ちなみに一番小さいのは埼玉県蕨市で5.1㎢)です。そのため、狛江駅(狛江市)周辺には市役所、中央図書館、中央公民館、狛江市民ホール(エコルマホール)、郵便局、消防署などに加え、商業施設、商店街などが集中しており、様々な用事が一度に済ませられるコンパクトさが特徴です。

 

駅から歩いて数分ほどの場所には市役所、防災センター、中央公民館などがまとまって立地しています

日本絵手紙協会の代表者が市内在住ということから絵手紙発祥の地を標榜しており、駅構内から始まり、街中のあちこちに絵手紙が掲示されているのも面白いところ。市内には多くの愛好家がいるそうです。

 

駅構内にもたくさんの絵手紙が飾られており、下りた途端にまちの個性が感じられます


狛江市は音楽の街としても知られており、その拠点のひとつが駅前のエコルマホール。駅北口には野外舞台も設けられており、そこでの演奏を聞いた時には本当に街中に音楽があるまちなんだという印象を受けました。「音楽の街-狛江」というウェブサイトを見ると毎日のように市内のどこかで音楽イベントが開催されており、音楽好きの人なら住んで楽しいまちといえそうです。


駅の隣、写真では左側にあるのが狛江市民ホール(エコルマホール)。商業施設なども入っています


駅前でもうひとつ、印象的なのは北口の野外舞台の裏に広がる狛江弁財天池特別緑地保全地区。ここには自然に近い状態の緑地が保全されており、かつては豊かな湧水もあったとか。昭和50年代にこの緑地を開発し、道路、駅前広場、中高層ビルを建てるという計画があったそうですが、地元が猛反対。自然を愛する文化のあるまちということが分かります。

 

右側の柵の向こうは自然を保全するための緑地。駅前とは思えない鬱蒼とした緑が残されています


自然といえば忘れてならないのが多摩川。夏には花火大会が開かれますし、日常的には散歩やジョギングの場として最適です。また、水辺に親しむための狛江水辺の楽校なる活動も行われています。農地も多いため、市内にはあちこちに直売所もあり、あらゆる面から自然を満喫する暮らしができそうです。

【豪徳寺】2線利用可、商店街が魅力のまち

豪徳寺駅(世田谷区)は小田急線に加えて、東急世田谷線山下駅の2線2駅が利用できるまち。各駅停車しか止まりませんが、世田谷線を利用すれば東急田園都市線で渋谷、京王線にも容易にアクセスできますから、行く先に合わせて路線を選べる便利さがあります。


東急世田谷線山下駅。こちらの駅前にも昔ながらの店に加え、新しい店が増え始めています


豪徳寺駅を挟んで北側には山下商店街、南側には豪徳寺商店街が伸びており、以前はレトロな雰囲気の店が主流でしたが、このところへ来て今風のイタリアンや餃子専門店、ベーカリーカフェ、地元で愛される招き猫キャラクターを揃える雑貨店など新しい感覚の店が増えており、新陳代謝が進みつつあるようです。ここ数年、世田谷線沿線の松陰神社前に店が増えたと人気のまちになっていますが、ここ、豪徳寺駅・山下駅周辺にも同様の流れが生まれつつあるのかもしれません。


徐々に新しい店が増えはじめ、若い人が目立つようになっている豪徳寺駅周辺。これから面白くなるまちのひとつかもしれません

 

玉川学園前、狛江ほどではないにせよ、このまちも緑は豊富で、特に散歩コースとしておすすめは経堂へ続くユリの木公園(北沢川緑道)。緑道が細長い公園となっており、車が入って来ないので子ども、犬を連れての散歩も安心です。また、経堂までは600mほどと十分歩ける距離。経堂は飲食店や大型商業施設なども揃うまちですから、地元で物足りない時には散歩がてら出かける手もあります。


駅周辺の赤堤エリアは企業の社宅なども点在するお屋敷も多い地域で、おっとりした雰囲気があります


駅名となっている豪徳寺は招き猫で有名ですが、駅からは歩いて15分ほど。駅前にも招き猫はいますが、このまちを訪れるなら一度は行ってみていただきたいもの。静かな住宅地が広がっていることが実感できます。 


駅を降りたところで出迎えてくれる招き猫。ただし、豪徳寺まではちょっと距離があります



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最終更新日:2019年07月11日

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