ページトップへ

Yahoo!不動産おうちマガジン は家探しのヒントが満載の情報サイトです!

>
>
「自宅コインパーキング」で儲けるための条件とは?

2014年09月22日

やじろべえ株式会社

「自宅コインパーキング」で儲けるための条件とは?

駐車場の売上で住宅ローンを相殺

「自宅コインパーキング」で儲けるための条件とは?

自宅コインパーキングはおいしい?

自宅の一部をコインパーキングに

マイホームがほしいけど、重い住宅ローンに縛られるのは憂鬱。少しでも負担を軽くする方法はないものか…。最近では、マイホームの一部を賃貸仕様にして他人に貸し出し、その賃料収入で住宅ローンを相殺するなんて話もよく聞く。賃貸にするのはやや抵抗がある場合でも、スペースを有効活用することで収入を得る選択肢は他にもありそうだ。

たとえば、考えられそうな手段のひとつが「自宅コインパーキング」。つまり、家を建てる際に自宅の一部をコインパーキングにして、“月々の売上”を住宅ローンの返済に充てるというものだ。定期的に利用があれば、不労所得でローンの大半を賄うことが可能かもしれない。

ただ、いざやるとなると心配事もちらほら。実際、そんなにうまくいくものなのか? 儲けるための条件はあるのだろうか? トラブルはないのか? そもそも素人に駐車場ビジネスが可能なのか? 

そこで、まったくの知識ゼロから自宅コインパーキングを初めて6年目になるKさんに話を聞いてみた。



5年間の売上合計は600万円

Kさんは5年前、都心部に注文住宅を建設。2階建て木造住宅の1階部分、3/4ほどのスペースを2台分のコインパーキングにすることで、毎月いくばくかの「利益」を得ているという。
さっそく下世話な話で恐縮ながら単刀直入に聞いてみた。
ズバリ、儲かってますか?

「利用の多い月もあれば少ない月もありますが、平均すると毎月の売上は10万円くらい。5年間でトータル600万円くらいですね。そのお金は一銭も使わず全て貯蓄しています。
家は一括で購入したのでローン返済に回すのではなく、将来的な大規模リフォームのための費用として考えています」

仮にローンで買っていたとしても、駐車場で売り上げた10万円をそのまま返済に充てられるわけだ。10万円もあれば、一般的な住宅ローンならほぼ全額を賄えるだろう。

ちなみに、Kさんは自動精算機のメンテナンスを含む管理や売上の集計、確定申告などの税務手続きを親戚が営む会社に委託している。初期投資として精算機の設置工事費用が150万円、月々の管理費用が2万3000円かかるそうだが、それでも5年で300万円以上のお金が手元に残る計算だ。これはかなりおいしいのでは?

「ただし、立地条件にもよると思いますよ。うちの場合は都心でそれなりの需要が見込めたのでコインパーキングにしましたけど、地方でそれこそ駐車スペースがいくらでもあるような場所だと厳しいかもしれません」

Kさんの場合は都心であること以外にも、コインパーキングを営む上で恵まれた立地条件が重なっている。参考までに列挙すると、

・広い通りに面している
・周囲に寺が多く、法事などの際に利用される
・住宅密集地にあり、リフォーム工事の車が1日中停めてくれる
・屋根がついているため、雨の日の利用が増える
・お祭りや花火大会が多いエリアなので、夏の需要が増える

もし、マイホームにコインパーキングをつくるなら、上記のようなポイントを意識して土地を探すといいかもしれない。


自動精算機の設置費用など初期投資は150万円ほど



ただし、ネガティブなことも

とはいえ、いいことばかりではない。Kさん自身、これまで数々のトラブルに見舞われてきたという。

「とりあえずゴミはよく捨てられますね。家庭ゴミから粗大ゴミまで。あと、立小便をしていく人も多いので、とにかく掃除が大変です。ある時は酔っ払いが駐車場の中で寝ていたこともありました。一度お声をかけたんですが、起きてもらえなかったので警察の方に来てもらって。そうしたら連れていかれる時の去り際に『このクソババア!』って言われたんですよ。あれはものすごい衝撃を受けました」とは、ふだんから家にいることが多い奥さまの弁。
住宅そのものは私的な空間だが、コインパーキングのスペースは公に開放された空間。それだけに様々な人が訪れるし、相応の苦労も伴うようだ。

さらに、もうひとつ。コインパーキングをつくるということはそのぶん、居住空間が圧迫されるということでもある。Kさんの場合は2台で20㎡ほどの居住スペースを、ある意味「犠牲に」している。駐車台数を増やせば増やすだけ売上の増加は見込めるが、そのぶん窮屈な暮らしを強いられることになるということをふまえておくべきであろう。

当たればおいしい自宅コインパーキング。しかし、踏み出す前にはこうしたデメリットと利益の見込みを秤にかけ、よくよく検討を重ねる必要がありそうだ。


最終更新日:2018年08月30日

キーワードを入力してください

キーワードから探す


本文はここまでです このページの先頭へ

Yahoo!不動産 おうちマガジンとは?

不動産にまつわるマジメな記事からおもしろ記事まで、家さがしが楽しくなる情報をお届け!新しい暮らしのヒントが満載のマガジンです。