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賃貸住宅の「敷金・礼金」。最新の相場はおいくら?

2014年11月21日

やじろべえ株式会社

賃貸住宅の「敷金・礼金」。最新の相場はおいくら?

5分で分かる!住宅用語シリーズ

賃貸住宅の「敷金・礼金」。最新の相場はおいくら?

最近の初期費用事情を探ります

敷金・礼金は下落基調?

賃貸住宅を借りる際には初期費用がかかります。敷金・礼金、保証金と地域によってその形態はさまざまなれど、一般的には家賃数か月分、ウン十万の費用負担を強いられるのが常となっています。

この初期費用こそ引っ越しへのハードルを上げる大きな要因のひとつであるわけですが、一方で最近はその相場も幾分下がってきているなんて話も聞きます。なんでも、なかなか借り手がつかない部屋を埋めるべく、初期費用を軽くする大家さんが増えているとか。

実際のところ、初期費用は下がっているのでしょうか?
国土交通省の統計資料より、ここ数年における初期費用の動きをリサーチしてみました。



東西で異なる「初期費用の仕組み」

と、その前にそもそも賃貸住宅における初期費用とは、どういうお金なのでしょうか? 主だったものとしては、以下の3つが挙げられます。


【敷金】
滞納した家賃の補てんや借主の落ち度によって損耗した部屋の補修費に充てるため、最初に預け入れるお金。原則、退居の際に変換される。一般的に月家賃の1~2カ月分が相場。

【保証金】
敷金と同じく家賃の滞納や補修費に充てるためのお金として、最初に家賃の5~8カ月分程度を預け入れる。

【礼金】
関東地方などにおいて慣習として残る、大家さんに支払うお金。「貸主への謝礼」的な意味合いがあり、退去時にも返還されない。一般的に月家賃の1カ月分が相場。



なお、敷金・礼金は主に関東圏で、保証金は関西圏にて用いられている慣習。敷金と保証金は同じ性質のものですが、関西圏の保証金には「敷引き」という独自のルールがあります。原則として(過失による損耗など、貸主に落ち度がない場合は)退去時に全額返還される敷金に対し、保証金から変換されるのは20~50%程度を「敷引き」して割り引いた額。すなわち、もどってくるのは最初に預けたお金の50~80%ということになります。

ちなみにこの敷引きですが、その根拠があいまいなこともありトラブルのタネになりやすいようで、その取扱いをめぐって裁判沙汰になることもしばしば。
まあ、トラブルどうこうはさておいても、見知らぬ土地に引っ越す際にはその地域の「初期費用事情」くらいは予め知っておいたほうがよさそうです。保証金が全額戻ってくるものと信じて次の引っ越し資金にあてこんでいたのに、半分しか変換されず……、なんて状況に陥ってしまう可能性も考えられますので。


退去時には敷金から「原状回復費用」を引いた額が返金されます


初期費用の最新相場は?

前置きが長くなりました。相場の話です。
国土交通省「平成25年度 住宅市場動向調査」から、その動向を読み解いていきましょう。

民間賃貸住宅に住む世帯に聞いた「敷金・保証金は家賃の何か月分か?」という質問に対し、最も多かったのは「1カ月ちょうど」(45.7%)、次いで「2カ月ちょうど」(34.8%)となっています。
4年前の調査では「2カ月ちょうど」(42.3%)が最多、次いで「1カ月ちょうど」(20.7%)という結果でしたので、順位が逆転した形ですね。
一方、「敷金・保証金なし」という回答も4年前は16.3%だったのが、最新の調査では23%に増加。礼金についても「なし」が37.8%から45.8%に増えており、これらの結果をふまえると、全体的に賃貸住宅の初期費用は一昔前より軽くなっているといえそうです。

なお、最新の調査結果の詳細は以下の通り。




初期費用の値下げは交渉しやすい?

以前、知人の大家さんに聞いたところによれば「確かに空室は埋めたいけど、家賃は簡単に下げたくない。既存の家賃をいただいている入居者に対して不公平だし、家賃を下げると物件としての資産価値も下がっちゃうからね。下げるならまずは初期費用という大家は多いと思うよ」とのことでした。ということは、家賃交渉は難しくても、「敷金・礼金交渉」であれば応じてくれる可能性は大いにあるということです。

引っ越ししたいけどまとまった資金がない。そんな人はイチかバチか、初期費用の値下げをお願いしてみるのもアリかもしれません。


最終更新日:2018年08月30日

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