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自宅をシェアハウスにして子育て。ゲストと家族の交流の場へ

2016年07月06日

夫婦漫才

自宅をシェアハウスにして子育て。ゲストと家族の交流の場へ

おうち開業ストーリーvol.9

自宅をシェアハウスにして子育て。ゲストと家族の交流の場へ

2階の共有スペース。シェアメイトと家族、Airbnbのゲストとの交流の場であり、イベント時の会場でもある。

Miraieが提案する自宅シェアのスタイル

第9回目の「おうち開業ストーリー」では、子育てをする自宅をシェアハウスとして貸し出しながら、Airbnbや料理教室、イベント開催など幅広い活用を試みているヨウさんをインタビュー。「シェア」をコンセプトにオリジナルに設計したご自宅「Miraie」の目指すところをお伺いしました。 

東京で一番長い商店街である「戸越銀座」の通りから歩いて5分ほどのところに、ヨウさんのシェアハウス兼自宅である「Miraie」があります。 

旦那さんはお勤め中とのことで、お子さんのエリちゃんと二人で迎えてくれました。


「未来の家のあり方を提案したい」という想いが込められた「Miraie(ミライエ)」は、屋上付き3階建ての一軒家。1階の2部屋をシェアメイトに貸し出し、1部屋をAirbnbを通して外国人に貸し出しています。玄関のある2階が、広いキッチン付きの共有スペース。3階が家族3人のスペースという造り。 

1階はゲストハウス、3階は家族のスペース。2階で家族とゲストが交流するという造り。プライベート空間とパブリック空間を絶妙に分けている。

「Miraie」の外観。シェアハウス運営を前提に建築士さんに設計を依頼。2014年にオープンした。

──Miraieオープンの経緯を教えてください。 
もともと私がシェアハウスに住んでいて、そこで夫と出会い結婚。子どもができたので、新しい住まいを探すことになりました。シェアハウスに住んでいたときに運営を手伝っていたこともあり、自分たちもシェアハウスをやってみよう、となったのが始まりです。そこで、都内の別の場所でシェアハウス運営をスタート。子どもがいる自宅をシェアする、ということがゲストと生活をともにするうえで成功するか分からなかったので、まずは実験でした。結果、自分のライフスタイル、子どものライフスタイル、家族のライフスタイル、そしてゲストのライフスタイルの融合がうまくいきそうだったので、「Miraie」として本格的にスタートすることにしました。 

3階の家族スペースの廊下にある長いカウンター。子どもがここでお絵かきしたり、親がここで仕事をしたり……。


――シェアハウスを運営すること前提で設計したというご自宅ですが、色々と特徴的なところがありますね。まず、屋上にバスタブがあることに驚きました。 

屋上のバスタブ。シャワーも付いており、スペースを布で覆って目隠しもできる造り。


屋上にバスタブを置くというのは私の希望で、設計士さんにお願いしました。風通しが良くて、掃除が楽ですし、夏は子ども向けにプールにもなります。家の中にシャワールームもあるんですが、ほとんど毎日屋上のお風呂に入っていますよ。 

──他にも、壁がすべて棚になっていますね。扉のない棚なので、何が置いてあるのかがひと目で分かる。 

下駄箱にも戸棚がないので靴が探しやすい。ゲストのスペースと家族のスペースを棚ごとで分けている。


シェアハウスを運営するにあたり、「どこに何があるのかがわかりやすい」という便利な家にしたかったのと、空間を広く活用するために壁を全部棚にしました。 

他にも、家具はなるべくキャスター付きで、移動しやすくしています。この小さい家は、子どもの遊び場になるだけでなく、イベントのときにも活用しています。シェアしやすく、汎用性があるものを選ぶようにしていますね。 


──シェアハウスだけでなく、イベントの開催もしているのですか? 

はい、「Pumping」というサービス名でイベントの企画をしています。アーティストを招いて2階の共有スペースで開催していて、「人が集まり、関係性をつくり、みんなで楽しむ」ということをコンセプトにしています。音楽やダンス、演劇関係のアーティストさんを招いて、地域の人たちも参加してくれますよ。 

演劇を通して活きた英語を学ぶことをテーマにしたイベント「クリエイティブドラマ」


──シェアハウス、Airbnbだけでなく、イベント企画もヨウさんの大きな活動の一つなんですね。他にも、最近料理教室を始めたとか? 

「Tadaku」という、料理を教えたい外国人ホストと異文化を体験したいゲストのマッチングサービスを利用して、母国である台湾の料理を紹介しています。集まってくれるゲストが素敵な方々ばかりで、私自身が楽しませてもらっています。この間は北京語でレッスンを開催したのですが、予約がすぐに埋まってびっくりしました。台湾料理を北京語で学びたい方と出会えて嬉しかったですね。 

Miraieではこのように、人と人がただ同じ空間にいるだけでなく、関係を構築し、つながりが生まれるということを目指しているんです。

料理教室を開催しているキッチン


──料理教室だけでなく、シェアハウス、イベント、Airbnbの活動のすべてに言えることですか? 

そうですね。シェアハウスも、ただ部屋が並んでいるだけの物件で住民同士のコミュニケーションが少なかったら、家をシェアしている意味がないのでは?と思います。Airbnbにしても、もともとは自分の生活の中に異国からのゲストを迎えることによって、ライフスタイルの変化を楽しむ、という理念がある思うんです。そういうAirbnbのコンセプトに共感したからこそ、Miraieでも始めたという背景があります。Miraieのすべての活動は、「人が集まって終わりではなく、時間や場所をシェアすることで生まれるつながりや活気に重きを置いていきたい」という想いが根底に流れています。



Miraieが目指すところは、シェアするだけでなく、そこから感性が刺激されたり、学びがあったり、つながりが生まれること。単に収入のために自宅を活用するのではなく、Miraieの活動には壮大なコンセプトがあることが伝わってきました。SNSも浸透し「シェアの時代」と言われて久しい昨今ですが、Miraieが提案する自宅シェアのスタイル、とても興味深い取り組みです。

(吉田麻葉)

取材協力: シェア時代の家族とゲストの一軒家「Miraie」 

最終更新日:2018年08月30日

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