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ベルリンのコワーキングスペースから学ぶ! おしゃれなオフィス...

2017年04月27日

夫婦漫才

ベルリンのコワーキングスペースから学ぶ! おしゃれなオフィス内装事例集

作業効率を上げる空間づくり(1)

ベルリンのコワーキングスペースから学ぶ! おしゃれなオフィス内装事例集

仕事しやすい環境に共通点はあるのか

アウトプットだけでなくインプットもできるコワーキングスペースとは?

日々の暮らしを営む住まい。住まいは、リラックスする場としてだけでなく、仕事に集中でき、クリエイティブな発想を生むようなスペースであってほしいです。この記事では、よりよい住まいを模索するうえで、集中できる場、クリエイティビティが発揮できる場のお手本として、ドイツの首都ベルリンのコワーキングスペースSankt Oberholz(ザンクト・オーバーホルツ)、Ahoy! Berlin(アホイ ベルリン)、Agora Collective(アゴラ・コレクティブ)を紹介します。


ベルリンはここ数年、起業後も成長し続けるスタートアップ企業が集まる都市として注目されています。100年以上の歴史を持つ建物が放つ、自由でクリエイティブな雰囲気がスタートアップを成長させるドライブのひとつになっていて、スタートアップの若者たちが集う場所として、今回紹介するようなコワーキングスペースが活躍しています。


コワーキングスペースでの作業は、他の利用者と向き合うことで心地よい緊張感があり、仕事もはかどります。今回訪問したコワーキングスペースの共通の特徴としては、カフェを併設していて、コーヒーや、サンドイッチなどの軽食を注文できる点があげられます。では、たくさんのスタートアップを育んできた3件のコワーキングスペースを紹介しましょう。

モダンでソリッドな雰囲気の「Sankt Oberholz」

モダンでソリッドなカフェスペース


まず1件目に紹介するコワーキングペースは、個人向けの「Sankt Oberholz(ザンクト・オーバーホルツ)」。Sankt Oberholzは、カフェスペース、コワーキングスペースを含めて、およそ100平方メートル程度の広さです。黒色を基調としたモダンな空間で、むき出しのコンクリートと、配管や手すり、窓の黒枠などの細い直線がソリッドな雰囲気を演出しています。天井にぶら下がった無骨な裸電球が目をひきます。全体としてのバランスや統一感にセンスが感じられます。


カフェスペースでは、壁に段差を作って椅子にした(写真、右奥)場所が人気で、長時間PCで作業している人が目立ちました。階段を上がってロックを解除すると、コワーキングスペースに入れます。


黙々と作業をこなす利用者


筆者の訪問時には、10人ほどが黙々と作業していました。Skypeや電話での打ち合わせは、外に出る必要があります。電球も電源プラグも天井から吊るしているので、デスクを広く使えました。

利用者が連れてきた犬


利用者の中には、犬を同伴している人もいました。きちんとしつけのされた犬でしたが、甘えん坊で人懐っこい性格だったので、皆に可愛がられていました。利用者の癒しになったり、コミュニケーションのきっかけになったりするようです。

Sankt Oberholz(ザンクト・オーバーホルツ)

  • 料金:15ユーロ/159ユーロ(1日/1ヶ月)
  • アクセス:U Rosenthaler駅から徒歩5分

空間の広さと仕切り方が魅力の「Ahoy! Berlin」

二件目に紹介するのは、「Ahoy! Berlin(アホイ ベルリン)」です。

白を基調とした空間。とても広い。


Ahoy! Berlinは、個人よりは法人がオフィスとして利用しているケースが多く、少しくすんだ白色を基調としたコワーキングスペースで、会議室やイベントスペースが広くとられています。ゆったり座れる大型のソファーがところどころに置かれていて、リラックスした姿勢で作業したり、数人集まってミーティングしたりするのに重宝されていました。正面のハイテーブルも人気で、常に2~3人が雑談・相談していました。目的が明確な打ち合わせのようで、立って話して15分で終わらせるスタイルが主流のようでした。


奥に進むと、私語NGの部屋もちゃんと用意されています。集中力が切れたら、立ち上がって身体を動かす、少し歩いてみる。作業効率を上げるために筆者もよくやることですが、点在したソファーやテーブル、広い空間とその仕切りは、作業効率を保つためにも効果的でした。

カフェスペース。カウンターには白い扉


印象に残ったのは、壁やカウンターの側面に木製のドアを貼り付けたデザインでした。この扉たちはどこから来たのでしょうか。どんな場所で、どんな人を出迎え、見送ってきたのでしょうか。大胆でありながら、そこにいくつもの物語が見いだせるようなデザインにすっかり魅了されてしまいました。


Ahoy! Berlinは、ランチタイムにはランチメニューが用意されていました。大きなテーブルに10数人が座って、談笑している姿を見て、小学校・中学校の給食の時間を思い出しました。

Ahoy! Berlin(アホイ ベルリン)

  • 料金:15ユーロ/190ユーロ(1日/1ヶ月)
  • アクセス:Voltastraße駅から徒歩5分

白いレンガの壁に囲まれたナチュラルテイスト「Agora Collective」

カフェスペース。電灯や椅子がかわいい。


個人がフレキシブルに利用する「Sankt Oberholz」に対し、企業がオフィスとして利用する「Ahoy! Berlin」。「Agora Collective(アゴラ・コレクティブ)」は、その中間にあるといえます。


1階はカフェスペースになっており、ほかのコワーキングスペースと同様に、PC作業をしている人が多かったです。開きにした魚の骨のような形状からヘリンボーン床と呼ばれる床と、白いレンガの壁に囲まれたナチュラルテイストな空間。午前中は大きな窓から明るい自然光が入るので、爽やかな雰囲気で気持ちよく作業できます。椅子は1つ1つ形が違うのですが、それがまたかわいい。使い込まれたからこそ見える、ちょっと疲れた表情に愛着がわきます。壁から直角に伸びた電灯もオシャレです。

3階の固定席。壁に貼られた大きな写真が印象的


2階はフリーアドレス、3階は固定席のコワーキングスペースになっています。入り口には、簡単なプロフィールが書かれた顔写真が並んでいました。Agora Collectiveは、専門領域を持った個人が、コワーキングスペースの内外でプロジェクトに参加し、仕事を進めているようでした。カフェスペースと同じナチュラルテイストで、爽やかな空気を感じました。

作業スペースの入り口にプロフィール写真

Agora Collective(アゴラ・コレクティブ)

  • 料金:16ユーロ/148~248ユーロ (1日/1ヶ月)
  • アクセス:U Leinestraße駅から徒歩5分

初めてなのに、すぐに馴染める空間

人に優しい自然素材を多く使用していて、天井が高くて窓が大きく、カフェを併設していて、会話NGの空間が仕切られている。このあたりが、今回訪問した3つのコワーキングスペースで共通していました。初めて来た場所なのに、落ち着いて自分の時間を過ごせました。


みなさんの働き方や仕事の環境を考える上で、何か参考になれば幸いです。今後も、海外のコワーキングスペースに潜入して、現地の人と机を並べて仕事してみる機会を積極的に作ってみたいと思います。


(写真・文:青山航)
60人以上を収容し、クリエイティブな住人が多いことで知られる原宿のシェアハウス、THE SHAREに在住。


【取材協力】

最終更新日:2018年09月26日

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