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手作りの喜びに溢れる3万ドルのトレーラーハウス

2017年06月14日

夫婦漫才

手作りの喜びに溢れる3万ドルのトレーラーハウス

極小&快適空間のアイデア#15

手作りの喜びに溢れる3万ドルのトレーラーハウス

森の中に留められたトレーラーハウス(写真:faircompanies)

DIYのトレーラーハウスで高い家賃とグッバイ

今回ご紹介するのは、カリフォルニア州のセバストポルという町にあるDIYのトレーラーハウス。ただし、この家が作られたのは3000キロメートル以上も離れた別の場所だそうで、まずはそのあたりの経緯から簡単にお話ししましょう。


このトレーラーハウスの持ち主であるアレックさんは以前サンタモニカ(カリフォルニア州)やボルダー(コロラド州)といった都会で暮らしていたことがありました。しかし、高い家賃を払い続けることがばからしくなり、パートナーのアンジャリさんとともに故郷のアイオワ州に戻ることに。そして、アレックさんのご両親の家に居候しながら、自分たちの住まいを自作することにしたのだそうです。


アレックさん(左)とアンジャリさん(右)、それに犬のアニアの2人と1匹暮らし(写真:faircompanies)

アレックさんはウェブデザイナー、アンジャリさんはヨガの先生(写真:faircompanies)


もともと建築に興味のあったアレックさんですが、実際に家を建てた経験はゼロ。それでも、インターネットで調べたり人に聞いたりしながら家づくりに必要な情報を集め、約一年がかりで思い描いた通りの家を建てることができたとか。この家のことを取り上げた動画(※1)のなかには、アレックさんがこのプロジェクトのために使った手帳が出てきますが、希望のアイデアや設計図に近いスケッチなどがびっしりと描き込まれていて一見の価値ありといったところ。


アイデアや設計図などびっしり書き込まれたアレックさんの手帳(写真:faircompanies)


またアレックさんはだいぶ凝り性な人のようで、たとえば外壁には木材(ヒマラヤスギ)と鉄板とを組み合わせてみたり、屋内には虫に食われて商品化しにくくなったマツ材を使ってみたりといった工夫も各所に盛り込まれているそうです。素人の手作りとは思えない仕上がりは、そんな凝り性を反映したものかもしれません。


天井の松材とファン。松材の色目もきれい(写真:faircompanies)


このトレーラーハウスのサイズは、8×12フィート(約2.4×3.6メートル)で、制作にかかった費用は約3万ドル(人件費を除く)。

アレックさんはこの家を完成させた後、大学院への進学が決まり、それでアンジャリさんと共に家ごとカリフォルニアに引っ越すこととなりました。アイオワ州の実家から約2300マイル(約3700キロメートル)、9日がかりの旅だったそうです。


ロフト付きのワンルームであるこの家、1階部分には二人がけのソファ(臨時のベッド兼用)と3つの折りたたみ式のテーブルが据え付けられています。テーブルを折りたたみ式にしたり、ソファの下には収納スペースを設けたりといった工夫は、部屋をより広く使うための工夫で、この種の小さな家ではお馴染みのもの。


折りたたみ式のダイニングテーブル。木漏れ日が気持ちよさそう(写真:faircompanies)

これも折りたたみ式のスタンディングデスク。主にアンジャリさんが使用(写真:faircompanies)


ただ、キッチンスペースが別にとられているところは、ウェブ上でよく見かけるトレーラーハウスと異なる点でしょうか。またハシゴを使って行き来するロフトは天井が少し低い感じもしますが、秘密基地風でちょっと面白そうです。


導線をしっかり計算したキッチンは狭いながらも独立型。手前にコンロがある(写真:faircompanies)

ロフトに作られたベッドスペース(写真:faircompanies)

ロフトの壁面はもっぱら衣類の収納スペースに(写真:faircompanies)

これもお手製のスカーフ専用ハンガー(写真:faircompanies)

「外」とつながりやすくなる小さな家

アレックさんは自分のブログ(※2)で、この小さな家での生活から生まれるメリットをいくつか挙げています。

例えば「住居費が安く済むだけでなく、不要なものを持たなくなること」、「全体として生活がよりシンプルになること」などが書かれていますが、ひとつ意外だったのは「これだけ狭いスペースだと、中にものをため込んだり、ずっとこもりきりというわけにはいかない」というもの。それで外に出る機会が自ずと増え、自然の中で過ごしたり、近所の人たちと接したりする時間も増えるのだとか。

健康にもよく、人付き合いも良くなるというのは、ちょっと覚えておきたいメリットと感じました。


ふたりは一年半ほどこの家で暮らした後、別の道を歩むことになったとか。(写真:faircompanies)


最終更新日:2017年06月14日

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