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石垣島でノマドワークしてみた 効率的な仕事部屋のヒント

2017年07月19日

夫婦漫才

石垣島でノマドワークしてみた 効率的な仕事部屋のヒント

作業効率を上げる空間づくり(2)

石垣島でノマドワークしてみた 効率的な仕事部屋のヒント

青い塗装が剥がれ、フレームもすっかりサビてしまっているのですが、どこか愛着を感じさせてくれて、ほっと落ち着くベンチ。気持ちのいい屋外でのノマドワークは、わくわくするような企画を考えるのにもよいかもしれません。

石垣島の自然の中でノマドワークをしてみる

ノマドワークという言葉が使われるようになって久しいですが、インターネットとパソコン、もしくはスマートフォンだけで仕事できる領域が増え、場所に縛られない働き方が注目されています。


筆者はフリーランスとして、ウェブのデザイン・構築や写真撮影・執筆を仕事にしています。いつもは住まいでもある原宿のThe Shareというシェアハウスで仕事をしているのですが、たまには違う環境で仕事してみようと、5年前に数カ月住んでいた沖縄県石垣島に訪れました。


連載「作業効率を上げる空間づくり」の連載1回目はドイツ・ベルリンのコワーキングスペース「ベルリンのオフィスから学ぶ おしゃれなインテリア事例集」を紹介しました。今回2回目は、石垣島。「仕事をする場所」を少し広義に捉えて、美しい海と豊かな自然に囲まれた空間で仕事することについて考察していきたいと思います。

潮風にあたりながら、遠くに子どもの声をきく芝生の公園

石垣島離島ターミナルから10分ほど海沿いを車で走ると、左手に見える児童公園。広い敷地を覆う青々とした芝生と眼下に広がる青い海にうっとりします。公園からは、隣の竹富島もみえます。滑り台やブランコなどの遊具もあり、昼下がりには元気いっぱいにはしゃぐ子どもたちの姿が視界に入ってきます。


沖縄を感じさせる赤瓦の東屋。


石垣島の直射日光は強いので、昼下がりに屋外で仕事場を探すには、屋根のある休憩所を利用するとよさそうです。椅子もテーブルもあるので、PC作業も問題ありません。日が傾き、少し涼しくなったら木陰のベンチもおすすめです。

八重山の自然と文化を楽しめる舟蔵の里のカフェ

児童公園から車ですぐのところにある舟蔵の里。3,000坪あまりの敷地に、木造赤瓦の古民家が並ぶ海辺の郷土料理屋です。一棟がカフェの茶房になっていて、窓際の席からは、南国情緒の豊かな植物や亜熱帯の花々を眺めることができます。


無線LANも使える東京と変わらない作業環境のカフェ


落ち着いた雰囲気の中で、八重山の自然と文化を楽しめる場所です。店内の無線LANネットワークも使えます。この記事に登場するなかで、唯一、都内にいるときとあまり変わらない環境で作業できる貴重な空間です。


落ち着いた雰囲気の店内。ライトのシェードが緑なのがステキ

エメラルドの海を見る展望台で、街と人の営みを感じる

石垣島離島ターミナルから15分ほど、バンナ岳の頂上付近にあるのが、「エメラルドの海を見る展望台」です。展望台に隣接している琉球瓦の東屋には椅子とテーブルがあります。石垣島のほぼ全領域を見渡せる開放感があり、風通しが良くて涼しい点も魅力です。


南西側には、市街や港、その先にはエメラルドグリーンに輝く海を見渡せます。天候が良いと、竹富島や黒島、西表島など石垣島周辺の離島も展望できます。北側には、弧を描く名蔵(なぐら)湾や、バンナ公園のジャングルが広がっています。


美しい弧を描く名蔵湾

展望台から石垣島を眺めていると、街とそこに住む人の営みが、少し身近に感じられます


肩の力を抜いて、目の前にあることから少し距離を置いて俯瞰してみると、これまで気づかなかったことや、何かしらのヒントを得られるかもしれません。進行中のプロジェクトを見直してみたり、提出予定の企画案の推敲をしてみたり、そんなことを考えるときにうってつけの場所かもしれませんね。

素泊まり民宿「旅人」

展望台からさらに北に5分ほど車を走らせると、左手に素泊まり民宿「旅人」が見えます。野菜の栽培から、大工までなんでもこなすオーナー自らが建てた民宿で、1泊1,000円ちょっとで宿泊できます。


ホテルのようなサービスがあるわけでもなく、宿泊者も島で働く人がほとんど。だからこそ、市街の一般的な宿泊施設とくらべて、より島の生活に触れられる場所でもあります。僻地でありながらも、無線LANネットワークはあるので、ネットに繋ぐ仕事も難なくこなせます。


年季の入ったテーブルと椅子に座って作業


木陰の下に置かれた小さなテーブルと椅子が、おすすめの作業場所です。風ではためく洗濯物の音を背中で聞きながら、猫の毛づくろいを横目にしながら作業がはかどります。


最近、ネズミ捕獲担当として、猫のミミちゃんを採用したそうです

畑の向こうには、赤く沈む夕日が。夜になると、夜空を横切る天の川が見えます

名蔵湾の海を眺め、気持ちを新たにする

石垣島市街地から車で20分ほど走ると、島内最大の大きさを誇る名蔵湾に着きます。湾奥の入り江である「名蔵アンパル」は、亜熱帯気候特有の動植物が分布、野鳥の生息場所として貴重なことからラムサール条約にも登録されました。


地図で見るとわかりやすいのですが、アルファベットの「C」のような湾になっているため、波があまり立たずにとても静かです。海面が波立たないと、空の景色が水面に映るのでまるでウユニ湖のような景色を見ることができます。


天候が穏やかな日は、海面に空の景色が映り込んできれい


夕日が沈むころの「マジックアワー」と呼ばれる時間帯には、太陽の光がいろいろな色でグラデーションして見えます。


カヤックに乗って海に揺られてみるのもいいですね


自然の美しさを目の当たりにしたときの感動は、普段は表層に出てこない感情を覚醒させます。日頃のストレスやネガティブな気持ちを開放し、消極的な気持ちを積極的な方向へ後押ししてくれる力を持っていると、筆者は思っています。あともう一歩だけ、後押しが欲しい。そんなときは、ここに来てみるのがいいのではないでしょうか。その後の仕事にいい影響を与えてくれるはずです。

いつもと違う環境でのアウトプットを、いつもの仕事に活かす

筆者の仕事は、PC1台とネット環境があれば基本的にはどこでもできますが、業務内容によっては、高速で安定したネット環境、解像度の高い外付けのディスプレイ、広い作業台がないと効率がぐっと下がります。また、顔を合わせれば30分で済む話も、リモートだと、無駄に時間がかかってしまう場合もあります。オフィスのような作業空間は、やはりあると便利だと思います。


ただ、田舎の自然で暮らす時間も、たまにはいいものです。なぜなら、都会のスピードは速すぎて、どうしても効率だけを重要視してしまいがちです。急がば回れで、遠回りして抜本的なところに手を入れたほうが、結果うまくいくこともあります。これまで、考えたこともなかったアイデアが思い浮かぶかもしれません。


また、気持ちよく仕事できる空間を探して、レポートしたいと思います。どうぞお楽しみに。


(写真・文:青山航)

60人以上を収容し、クリエイティブな住人が多いことで知られる原宿のシェアハウス、THE SHAREに在住。

最終更新日:2018年08月31日

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