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モノがなければ片付くんです!子どもが自立できる工夫とは?

2017年08月28日

夫婦漫才

モノがなければ片付くんです!子どもが自立できる工夫とは?

ミニマリストたちのお部屋(4)

モノがなければ片付くんです!子どもが自立できる工夫とは?

まるでプレイルームのようなリビング。

ミニマリストになったきっかけは、子ども

ブログ「湘南 お片付け 最適な持たない暮らし なりあいさんはライフオーガナイザー」を運営するなりあいさんは、ご主人と6歳と4歳の息子さんの4人家族。藤沢市の一軒家で暮らしています。なりあいさんの希望をめいいっぱい盛り込んだ新築のお家に、今年3月に引っ越してきたばかりです。


かつて夫婦2人で引っ越ししたときはダンボール箱80個にもなりましたが、今回の引っ越しではたった15個。そのうち3箱はおもちゃ。あと2個はご主人の書類。生活用品は残り10箱程度だったそうです。


今年2月にはライフオーガナイザー1級を取得したなりあいさん。


「長男が生まれた当時はアパート暮らし。まだふつうにモノがあったのですが、どんなにがんばって片付けても片付かなくなってしまったんです。さらに、1歳になって歩きだしたら、収納していたものを引っ張り出して遊び始めるようになりイライラ。彼の好奇心や自由も尊重してあげたいけれど、片付けるのは私だし……と葛藤していたとき、たまたまミニマリストの方のブログを読み、モノがなければ片付けなくていいということに気づきました。そこから徹底的にモノを減らしはじめて5年になります」

子どもを叱らない工夫でストレス軽減

リビングは小下がりに。子どもの格好の遊び場になっている。


新居は土地20坪。「狭小住宅」と言いますが、広々と感じるのは家具がないから。まず、リビング。ソファを置かずに小下がりにしています。子どもはそこにトランポリンを置いて大喜び。

階段下の小さな子ども部屋。パソコンは子どものプログラミング用です。


リビングにつながっている階段下の収納は、本来、折戸収納を付ける予定でしたが、収納するモノがないため小さな子ども部屋に。作品を自由に飾っていいようにしています。モノが少ないと殺風景になりがちですが、壁の色をカラフルにすることで楽しげで華やかな印象。


「触らないで」と言っても触るので、もう「お好きにどうぞ」の境地。


次にキッチン。食器棚はなく、食器はシンク下の引き出しに入る分だけ。以前はたくさん持っていたけれども、どんなにお気に入りのお皿も小さな子どもたちがいると割られてしまうことがあります。「それで嫌な気持ちになるくらいなら持たないほうがいい」と判断。下の引き出しに置いているのは、子どもたちが自分で皿を取り出しごはんをよそいたがるから。


炊飯器や電子レンジも低い位置に置いています。以前はカラーボックスの上に置いていましたが、子どもがよじのぼって倒れそうに。子どもの「なんでもしてみたい」という気持ちを尊重し、安全にできるよう配慮しています。


モノが少ないので何がどこにあるかわかりやすい。


鍋類はフライパンと小さな片手鍋の2つのみ。備蓄食材もこの中だけに留め、消費期限が切れないよう管理しやすくしています。食材は“循環”させているため、きっちりとした仕切りは不要だそう。


また、なりあい家では1日1本牛乳を消費しているので、牛乳パックを洗って開いて乾かして、まな板として再利用。使い捨てなので常に清潔。


日常の備蓄より防災用の備蓄が多い。

床下収納には防災セット。水や非常用食料などはかなりの量があります。


「モノでいっぱいだったときの防災はうやむやになっていましたが、モノを減らすことで、逆に何を残すべきかがはっきりわかるようになりました。家族の命を守るものはしっかり持っています」

収納は「見える化」でわかりやすさを重視

すべてのモノを収納してなるべくスッキリさせたいと考えるミニマリストの方が多いのですが、なりあいさんの収納は「見える化」が基本。たとえば玄関。靴は少ないので下駄箱をあえてつけませんでした。


家族4人全員でこれだけの靴しかない!


「以前は洋服屋さんで働いていたこともあり、ヒールやブーツなど何足も所有していました。今は子育て中なのでヒールは履かないですし、ブーツもたくさん持っていてもお手入れができずに劣化するだけ。毎日履く靴はたいてい決まっているんですよね。私の場合はワンシーズン3足をローテーションさせ、シーズンが終わるころには底が減ってくるので、次のシーズンは買い換えて“循環”させています。主人も私に影響されたのか今は2足だけ」


下駄箱の分の費用は引き戸や壁紙などに回したそう。モノを減らせば減らすほど、何を省いて何を残すべきかがはっきりしてくるそうです。


子ども用品は下着も丸見え! それでいいんです。


玄関から入ってすぐのところに、子どもの着替えや幼稚園のバッグをわかりやすいように並べています。引き出しに収納せず、子どもが自分で支度ができるようにしているのです。「収納方法はライフスタイルによって変わっていくもの」と考えているそうです。

2階も家具を置かずに走り回れるように

2階はさらに何もない! 廊下と部屋を仕切る壁をつくる予定でしたが、狭く感じたので建築中に壁なしに変更。ワンフロアのようにして子どもたちが走り回れる環境にしています。将来、子ども部屋にする予定のスペースに、今はふとんを並べて家族みんなで寝ているそうです。


家具がなく広々とした寝室。将来は子ども部屋になる予定。


2階の収納スペースはご主人のワークスペースに。収納するモノがないと、収納スペースは別の活用ができます。


洗面所とお風呂、洗濯機は、もともとは1階に設置する予定でしたが、リビングを最大限広く確保するため2階に。トイレと小さめの洗面所だけ1階に設置しています。


2階の洗面所に掛けられたなりあいさんとご主人の服。

お風呂も極力何も置かない。お風呂用具はひとまとめにして湿気のない風呂場の外に。椅子は洗面所で子ども用踏み台としても活用。

ミニマリストらしくあえて棚を作らず、利用するモノはむきだしで。鏡も手鏡で運用している。


以前たくさんあった服は、現在はワンシーズン上下合わせて10着程度に。靴と同様、たくさん着て次のシーズンは新しいモノを買うスタイル。アクセサリーも子育て中は必要ないと割り切り、人に譲るなどしてすべて処分。30個ほどあった衣装ケースは、今は6個しかないそうです。


1年ほど前までは“開かずの部屋”があったそうです。


「モノを減らすと子どもたちが走り回っても安全ですし、必要なモノを必要な場所にわかりやすく置いて管理することができます。そうすると、小さな子どもでも食事の用意や幼稚園に行く準備ができたり、夫も掃除を担当してくれたりと家族みんながラクに暮らせるようになる。私も時間に余裕ができ、気持ちも穏やかになりましたね」


「暮らしやすさや大切なことは人それぞれ。他の人の真似ではしっくりこない」と語るなりあいさん。自分の理想と家族の生活スタイルを合致させ、たどりついたスタイル、それがなりあい流のミニマリスト生活だったのです。


(取材・文:安楽由紀子)


最終更新日:2017年08月28日


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